J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。10月より「音楽を愛する全ての人と作り上げる「(超)進化型音楽番組」として大幅リニューアルを遂げた。番組では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。
11月4日(水)のオンエアでは、ルーパーの魔術師、2ピースバンド・ドミコからボーカル/ギターのさかしたひかるをゲストに迎え、「ルーパー」について掘り下げて紹介した。
あっこゴリラ:ドミコは2ピースってこともあって、ルーパーをよく使うと思うんですけど、ドミコにとって「ルーパー」とはどんな存在ですか?
さかした:ルーパー、実は好きじゃなくて、ファズの方が好きで。
あっこゴリラ:え~!
さかした:だから今日は、ファズを10台くらい持ってきました。
あっこゴリラ:すごい! めっちゃある。
さかした:ファズのコーナーにしようかなって勝手に思ってました(笑)。
あっこゴリラ:あはははは!
さかした:ルーパーって、なんか全然ロマンないじゃないですか。別に音とかないし、繰り返されるだけなんで。音源にはルーパーって絶対使われないですし、ロマンも哀愁も憧れもないですね。
あっこゴリラ:もうしょっぱなからルーパーをディスってる人がゲストっていうね。あはははは。じゃあ、ライブでは、使わざるを得ないから使うって感じ?
さかした:まあ、そうですね。使っていて楽しいというより、上物で使ってるものでグルーヴ出してとか、2人の掛け合いの部分だとか、そっちの方がやっぱりおもしろいんですよね。
あっこゴリラ:うんうん。
さかした:だから、広げるために使わざるを得ないっていう感じで使ってますね。
新しい概念のエフェクト「ルーパー」は、ルーパーの草分け的モデルであるBOSS「Loop Station RC-20」が2001年に登場して一気に広まった。生楽器を演奏しながら録音し、それを流しながら、さらに演奏するというのを繰り返すことで、リアルタイムで多重録音が出来る機材だ。
サウンドを変化させる“従来のエフェクト”とは異なり、使い手と使い方次第で引き起す効果は変わってくる。今では、弾き語り系のシンガーソングライターやヒューマンビートボクサー、ジャズやクラシック音楽のアーティストもルーパーを使っている。
あっこゴリラ:ドミコは、2ピースになったことでルーパーを使い始めたんですか?
さかした:もともと機材には組み込んであって。メンバー探す気力がなかったんで、そのまま2人でライブやることになっちゃいました(笑)。
あっこゴリラ:なるほどね。
さかした:ルーパー入っちゃったから、なんかもう3人目入れられないじゃないですか。
あっこゴリラ:うんうん。だから、メンバー入れなくてもいいくらいのことができちゃうよってことだよね。
さかした:そうですね。
あっこゴリラ:ルーパー使うとリズムを刻んじゃうじゃないですか。それでドラムの長谷川さんは合わせられるんですか?
さかした:やっぱり聴いておかないと合わせられないですよね。
あっこゴリラ:あと、音響が悪いとズレません?
さかした:昔、すごいボロいところでやってたときは、ルーパーの出るギターのアンプをドラムの後ろに置いてモニタリングさせてましたね。
あっこゴリラ:やっぱりそういう風にやらないと無理だよね。
あっこゴリラ:どの曲でいきますか?
さかした:ドミコの『問題発生です』でやりたいと思います。
あっこゴリラ:(実演を聴いて)楽しい! すごいですね。転調まで出来ちゃうんだ。最初にダウンチューニングしておいたのが、こうやって転調に活きてくるんですね。
さかした:はい。
あっこゴリラ:これさ、弾きながら“どのボタンだっけ? ”ってならないんですか?
さかした:しばらくライブしてなかったら、全部忘れちゃいますね。あはははは。
あっこゴリラ:あはははは! やっぱり、そうだよね。
さかした:けっこう脳トレに近いですよ。
あっこゴリラ:あとエフェクターって、見た目がかわいいよね。いい感じに隙間なく積み上げられてるじゃないですか。集めるのも楽しそう!
さかした:そうですね。
あっこゴリラ:リスナーの方から、「ファズの実演も聴いてみたいです」ってメッセージがきてますが、やってもらえますか?
さかした:はい。
あっこゴリラ:(実演を聴いて)おお~! 今日の特集おもしろい! 実際に音源を聴くとよくわかりますね。でも、こんなに機材あって、几帳面じゃないと無理なんじゃないかって思うんですけど、さかしたさんは全然几帳面なタイプじゃないんだよね?
さかした:おおざっぱですね。
あっこゴリラ:ライブとかで失敗することないんですか?
さかした:適当にバーってあんまり見ずに踏むんで、押し間違いとか激しいですね。
あっこゴリラ:あはははは! でも、ライブ中にリアルタイムで作っていってるわけだもんね。改めて、すごいですよね。
11月4日(水)のオンエアでは、ルーパーの魔術師、2ピースバンド・ドミコからボーカル/ギターのさかしたひかるをゲストに迎え、「ルーパー」について掘り下げて紹介した。
ルーパーはリアルタイムで多重録音が出来る機材
楽器に様々な効果を加えることができるエフェクターの一つ「ルーパー」。ライブで実際に使われているところを見たことがある人も多いのでは。ルーパーとは一体どんな機材なのか。そして、実際にどんなことが出来るのだろうか。あっこゴリラ:ドミコは2ピースってこともあって、ルーパーをよく使うと思うんですけど、ドミコにとって「ルーパー」とはどんな存在ですか?
さかした:ルーパー、実は好きじゃなくて、ファズの方が好きで。
あっこゴリラ:え~!
さかした:だから今日は、ファズを10台くらい持ってきました。
あっこゴリラ:すごい! めっちゃある。
さかした:ファズのコーナーにしようかなって勝手に思ってました(笑)。
あっこゴリラ:あはははは!
さかした:ルーパーって、なんか全然ロマンないじゃないですか。別に音とかないし、繰り返されるだけなんで。音源にはルーパーって絶対使われないですし、ロマンも哀愁も憧れもないですね。
あっこゴリラ:もうしょっぱなからルーパーをディスってる人がゲストっていうね。あはははは。じゃあ、ライブでは、使わざるを得ないから使うって感じ?
さかした:まあ、そうですね。使っていて楽しいというより、上物で使ってるものでグルーヴ出してとか、2人の掛け合いの部分だとか、そっちの方がやっぱりおもしろいんですよね。
あっこゴリラ:うんうん。
さかした:だから、広げるために使わざるを得ないっていう感じで使ってますね。
新しい概念のエフェクト「ルーパー」は、ルーパーの草分け的モデルであるBOSS「Loop Station RC-20」が2001年に登場して一気に広まった。生楽器を演奏しながら録音し、それを流しながら、さらに演奏するというのを繰り返すことで、リアルタイムで多重録音が出来る機材だ。
サウンドを変化させる“従来のエフェクト”とは異なり、使い手と使い方次第で引き起す効果は変わってくる。今では、弾き語り系のシンガーソングライターやヒューマンビートボクサー、ジャズやクラシック音楽のアーティストもルーパーを使っている。
あっこゴリラ:ドミコは、2ピースになったことでルーパーを使い始めたんですか?
さかした:もともと機材には組み込んであって。メンバー探す気力がなかったんで、そのまま2人でライブやることになっちゃいました(笑)。
あっこゴリラ:なるほどね。
さかした:ルーパー入っちゃったから、なんかもう3人目入れられないじゃないですか。
あっこゴリラ:うんうん。だから、メンバー入れなくてもいいくらいのことができちゃうよってことだよね。
さかした:そうですね。
あっこゴリラ:ルーパー使うとリズムを刻んじゃうじゃないですか。それでドラムの長谷川さんは合わせられるんですか?
さかした:やっぱり聴いておかないと合わせられないですよね。
あっこゴリラ:あと、音響が悪いとズレません?
さかした:昔、すごいボロいところでやってたときは、ルーパーの出るギターのアンプをドラムの後ろに置いてモニタリングさせてましたね。
あっこゴリラ:やっぱりそういう風にやらないと無理だよね。
ルーパーは、脳トレに近い
ここからは、さかしたが実際にドミコの曲を使って、スタジオで実演しながら詳しく解説してくれた。あっこゴリラ:どの曲でいきますか?
さかした:ドミコの『問題発生です』でやりたいと思います。
あっこゴリラ:(実演を聴いて)楽しい! すごいですね。転調まで出来ちゃうんだ。最初にダウンチューニングしておいたのが、こうやって転調に活きてくるんですね。
さかした:はい。
あっこゴリラ:これさ、弾きながら“どのボタンだっけ? ”ってならないんですか?
さかした:しばらくライブしてなかったら、全部忘れちゃいますね。あはははは。
あっこゴリラ:あはははは! やっぱり、そうだよね。
さかした:けっこう脳トレに近いですよ。
あっこゴリラ:あとエフェクターって、見た目がかわいいよね。いい感じに隙間なく積み上げられてるじゃないですか。集めるのも楽しそう!
さかした:そうですね。
あっこゴリラ:リスナーの方から、「ファズの実演も聴いてみたいです」ってメッセージがきてますが、やってもらえますか?
さかした:はい。
あっこゴリラ:(実演を聴いて)おお~! 今日の特集おもしろい! 実際に音源を聴くとよくわかりますね。でも、こんなに機材あって、几帳面じゃないと無理なんじゃないかって思うんですけど、さかしたさんは全然几帳面なタイプじゃないんだよね?
さかした:おおざっぱですね。
あっこゴリラ:ライブとかで失敗することないんですか?
さかした:適当にバーってあんまり見ずに踏むんで、押し間違いとか激しいですね。
あっこゴリラ:あはははは! でも、ライブ中にリアルタイムで作っていってるわけだもんね。改めて、すごいですよね。
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