「初めてのフジロック」THE BAWDIESが明かす、ほほえましいハプニングとは？

THE BAWDIESのROY（Vo/Ba）、TAXMAN（Gt）、JIM（Gt）、MARCY（Dr）が「初めてのフジロック」の思い出を語った。

4人が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』（ナビゲーター：あっこゴリラ）だ。同番組では「READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL'24 supported by iichiko」に出演するアーティスト、フジロックをこよなく愛する著名人フジロッカー、フェスを裏で支えるスタッフが毎回登場し、その魅力を語る期間限定のコーナーを実施した。

ここでは7月29日（月）のオンエアの内容をテキストで紹介する。ポッドキャストでは、トーク全編を配信中だ。

フジロックは特別

7月27日（土）のホワイトステージに出演したTHE BAWDIES。番組では、あっこゴリラとメンバーとのフジロックの現地でおこなわれた公開収録の模様をお届けした。この日は「初めてのフジロック」というテーマのトークを繰り広げた。

ステージを終えたばかりのTHE BAWDIESのメンバーは「まだ汗が引いていないです」と興奮冷めやらぬ様子。前日から苗場の会場入りした4人はそれぞれフジロックを楽しんでいたそうだが、MARCYだけはほかのメンバーと遭遇できなかったのだとか。しかしほかのメンバー同士は2回ほどバッタリと会ったそうで、あっこゴリラは「仲がいい」と驚いた。

THE BAWDIESのステージを観たあっこゴリラが、ライブが非常に盛り上がっていたことを伝えると、メンバーは「やっぱりフジロックって特別で、本当にやっていてうれしくて涙が出そうになる。自分たちも学生のころからお客さんとして来ていたし思い入れもあるからね、すごかったな」「特別ですよ。こんなところないもの、大好き」と感無量の様子でコメントした。

観客として参加したときの思い出

過去にはいち観客としてフジロックに訪れていたというメンバーはエピソードを披露。初めてきたのは2001年高校3年生のときで、メンバー4人でオアシスを観るために参戦したそう。しかし「なにもわからない状態で来たから、体力の配分とか全然わからなくて。オアシスの前がトラヴィスだったんだよね。トラヴィスが心地よすぎて、そこでみんな寝るという」と、予想外の状況に。オアシスのステージのときはMARCYだけが起きられず、メンバーから「手を上げながら寝ていた」と明かされていた。

あっこゴリラが「宿泊のトラブルはあった？」と質問を投げかけると、メンバーは「宿泊施設に泊まるお金もないしテントサイトだけ取ったの。それで寝袋持って、当日そこでテントが借りられると思って来たのよ。そうしたら貸出やってないのね、ビックリして」と告白。平らな場所がすでに埋まっていたため、傾斜地に寝袋で寝たことからトラブルに見舞われてしまったのだとか。

メンバーは「朝方“朝露”で草が濡れるのよ。それでちょっとずつ滑っていって、みんな一緒に寝ているから、1人が転がるとみんな転がるの。みんなでゴロゴロっと転がって」と回想。「バカだったよね。傾斜に対して縦に並べばいいのに横に並んでね（笑）」と過去の自分にツッコミを入れるメンバーもいた。

翌年も4人で…

翌年も4人でフジロックに遊びに行ったというメンバーは、今度はテントを用意したものの、テントを斜面に設置したため再び寝袋ごと転がる事態に。今回はテントの中で止まることができたものの、メンバーは「でも馬鹿だよね。斜面に対して縦に並べばいいのに横に並んだから（笑）」「癖でね（笑）」と自虐的にコメントした。

番組ではフジロックのライブ音源、THE BAWDIESの『SUGAR PUFF』をオンエアした。あっこゴリラは、あらためて彼らのステージの感想を述べる。

あっこゴリラ：とにかくかんかん照りのホワイトステージだったんですけど、ごきげん！　ひたすらごきげんで、THE BAWDIESならではのよさが詰まった、みんながハッピーになるような。THE BAWDIESのステージはめちゃくちゃ元気出ます、最高でした。人も入っていました。

音楽を愛する全ての人と作り上げる（超）進化型音楽番組『SONAR MUSIC』の放送は毎週月曜日から木曜日の22時から。