映画『ホテルローヤル』(11月13日公開)の完成報告会イベントが26日都内で行われ、主演の波瑠、共演の安田顕、夏川結衣、岡山天音、そして武正晴監督が出席した。
累計発行部数100万部超!作家・桜木紫乃による直木賞受賞作を、『全裸監督』『アンダードッグ』の武監督が実写映画化。北国の湿原を望むラブホテルを舞台に、一人娘の雅代(波瑠)だけが知る複雑な人間模様を繊細に描く。
ホテルローヤル経営者の一人娘・雅代役の波瑠は「雅代のセリフは『……』が多くて。これは下手したら立っているだけの人になるぞと焦り、役の内面と向き合う作業をしなければと。緊張感ある撮影になりました」と難役挑戦を口にしていた。
舞台となるラブホテルのセットは、作者である桜木氏の実家のラブホテルを忠実に再現。波瑠は「ラブホテルをよく知らないのに、『うわ!ラブホテルだ!』と。大げさで煌びやかでなんだかちぐはぐですごく不思議。リアルだと思わせる説得力がありました」と驚き。
ホテルローヤルの創立者で雅代の父・田中大吉役の安田は「僕の親父は室蘭市で溶接工だったので、演じる上では自分の親父を思い浮かべながらやっていました。実際に映画を観たら違和感なく親父でしたね」と照れていた。
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ラブホテルの客で教師・野島亮介役の岡山は「生徒役の伊藤沙莉さんとは同い年ですが、今回は教師と生徒。その関係性を作るのは面白いものになりそうだと思いました」と演技の上で刺激を受けたよう。
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映画の内容にちなんで「心が満たされる瞬間」について聞かれた波瑠は「お腹が満たされると心も満たされる。私はお腹が空くとわかりやすく機嫌が悪くなるタイプ。北海道の撮影ではあれもこれも食べたいと思ったけれど、時間がなくて」と照れ笑い。安田は「自粛期間明けにスーパー銭湯に行って、ザバッと風呂に入って、サウナに入って、垢すりもした。最高でした!」とデトックスに歓喜していた。
夏川は「自粛後に久しぶりに友だちと食事をしたときに、人と直接話すことがこんなに自分に幸せをもたらしてくれるのかと驚いた」とコミュニケーションの大切さを実感。岡山は「僕は匂いフェチで、コインランドリーの前を通ると一気に幸せな気分になる。夜の9時くらいに歩いていると下水道からシャンプーの匂いがする。それが好き」と変わった嗜好をカミングアウトしていた。
映画『ホテルローヤル』は11月13日(金)公開。公式サイトはこちら。
(文・写真=石井隼人)
累計発行部数100万部超!作家・桜木紫乃による直木賞受賞作を、『全裸監督』『アンダードッグ』の武監督が実写映画化。北国の湿原を望むラブホテルを舞台に、一人娘の雅代(波瑠)だけが知る複雑な人間模様を繊細に描く。
映画『ホテルローヤル』予告編
波瑠
安田顕
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岡山天音
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映画の内容にちなんで「心が満たされる瞬間」について聞かれた波瑠は「お腹が満たされると心も満たされる。私はお腹が空くとわかりやすく機嫌が悪くなるタイプ。北海道の撮影ではあれもこれも食べたいと思ったけれど、時間がなくて」と照れ笑い。安田は「自粛期間明けにスーパー銭湯に行って、ザバッと風呂に入って、サウナに入って、垢すりもした。最高でした!」とデトックスに歓喜していた。
夏川結衣
(文・写真=石井隼人)
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