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アユニ・Dのソロプロジェクト“PEDRO”、2ndアルバム『浪漫』は衝撃と革命をたくさん詰め込んだ一枚に

アユニ・Dのソロプロジェクト“PEDRO”、2ndアルバム『浪漫』は衝撃と革命をたくさん詰め込んだ一枚に

【J-WAVE『SONAR MUSIC』から最新音楽情報をお届け】

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティストを紹介。9月15日(火)のオンエアでは、PEDROの『浪漫』をピックアップ!

アユニ・D「人生は意外と浪漫的」

「楽器を持たないパンクバンド」をキャッチコピーにもつBiSH。そのメンバー、アユニ・Dが2年前からスタートさせたソロプロジェクトがPEDROだ。先月リリースされた2ndアルバム『浪漫』から、タイトルソング『浪漫』がJ-WAVE SONAR TRAXにニューエントリーしている。

アユニ・DはPEDROをきっかけにベースを手にしたが、何か変化はあったのだろうか。

アユニ・D:私はそもそもベースやギターなど楽器を触ったことがほぼなくて、最初にギターかベースを選ぶってなったときに、ギターは弦が6本で、ベースは4本だから、じゃあベースにしよう、というそんな簡単なきっかけで始めました。でも今は、趣味というか、生活に欠かせないものになって幸せです。時間があれば、夜な夜な触ってます。ベースは、スティングレイという鉄の音が出るすごくかっこいいベースなんですけど、はじめは全然知識がなかったので、ビジュアルで選びました。

続いて、先月リリースされたアルバム『浪漫』は、どのように制作されたのか訊いた。

アユニ・D:今回のアルバムも全曲作詞をして、数曲は作曲もしました。このアルバムは、PEDROを始めて、何より田渕ひさ子さんと出会って本当にいろんな喜怒哀楽を覚えて、いろんな人との縁だったり、いろんなことを経験して、その中で「人生は意外と浪漫的なんだな」っていうことにようやく気が付いて、その衝撃と革命をたくさん詰め込んだ一枚になっています。半年前くらいから制作していて、作曲をしたり、DTMを触ったり、最近だとベースも新調したので、いろんな音色を入れれたらいいなと考えながら作りました。コロナ禍での制作だったので、セッションでレコーディングするのは時間的に少し難しくて、ドラムはスタジオで、ギターとベースはレックでしたんですけど、完成したものを聴くと、スタジオの曲とは全く違う想像以上のものが出来上がっていたので、それが一番興奮しました。

自分が思い描くきらめきだけを切り取ったような曲

アルバムのタイトルソングでJ-WAVE SONAR TRAXにニューエントリーしている『浪漫』について教えてもらった。

アユニ・D:この楽曲も作詞作曲させていただきました。この曲は、アルバムタイトルの『浪漫』というところから、ロマンチックという言葉を聞いたときに、大半の人は、色恋物、愛の物語を想像するんじゃないかなと思いますが、自分はそういうものをあまり書いたことがなかったので作ってみたいと思い、一つの小説のような曲を作ってみました。自分が思い描くきらめきだけを切り取ったような曲で、PEDROでは初めてのアコースティックギターをひさ子さんに入れてもらいました。今までのPEDROはガレージロックみたいなサウンドが多かったんですけど、また新たなPEDROの一面が見える曲なんじゃないかなと思います。

最後に、アユニ・Dからのメッセージを紹介。

アユニ・D:私は昔からあっこゴリラさんのやっている音楽が大好きです。この前スタジオでご挨拶させていただきましたが、今度は是非スタジオに遊びに行きたいです。呼んでくださいませ! あはははは。よろしくお願いします。

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