東日本で買えなくなった"あのお菓子"のグッズも。自宅に眠る「珍品」を紹介

メディアクリエイターのハイロックが、J-WAVEの番組『ALL GOOD FRIDAY』（ナビゲーター：LiLiCo・稲葉 友）のワンコーナー「WHAT'S UP TOKYO」で、誰の家にもひとつはある“珍品”を紹介した。オンエアは8月28日（金）。

その人だけに価値がわかるもの

ハイロックはこれまで、デザインのよさや機能性の高さといった「評価を数値化しやすいモノ」を紹介してきた。しかし、「モノの価値はそれだけではない」と述べる。

ハイロック：「本人にとっては宝物だけど……」というものがあるかもしれません。今日はそんな珍品を紹介したいと思います。ちなみにおふたりはそういうものを持っていますか？
稲葉：実家にはけっこうある気がするなあ。
ハイロック：LiLiCoさんが前に紹介してくれたエケコさん（エケコ人形）も、珍品じゃないですか？
稲葉：見る人が見たらね。
LiLiCo：まあね。うちはごちゃごちゃしていて小物がいっぱい。ただ、自分がアガるものを周りに置きたい。自分にとっては宝物です。
ハイロック：LiLiCoさんはその珍品を僕にプレゼントしてくれたりもするじゃないですか。「便器の形をしているクワガタ」とかね。
LiLiCo：あれはすみません。（夫の）小田井涼平が「ハイロックさんにあげて」って言ったんですよ。でもエケコは、あの子がうちに来てから仕事が増えたんですよね。
ハイロック：エケコさんは南米のお守りというか、人形なんですけど、ただのおじさんにしか見えないんですよね。
LiLiCo：陽気なおじさんね。

古くてレア（？）な貯金箱

さっそくハイロックが、“珍品”を紹介。ひとつめはロングセラー菓子「カール」（明治）のマスコットキャラクター、カールおじさんの貯金箱だ。



稲葉：あら、かわいい。
ハイロック：「カール」って数年前に販売網が縮小されて、東日本じゃ買えなくなったんですよ。
LiLiCo：そうそう。
ハイロック：なので、こういうアイテムもレア化しているんです。
LiLiCo：すごくレトロな感じがする。
ハイロック：おそらく年代物なんでしょうね。初期のころに作られたもので、お金を入れるところが帽子についているんですけど、ものによって底の部分についていたり、頭を回してとったり、年代によっていくつかあるそうです。
LiLiCo：なるほどね。これはおもちゃコレクターからしてみたら相当いいものなんじゃない？
稲葉：背中に明治のロゴも入ってる。
ハイロック：当時は銀行が粗品にソフビ人形を出していたこともあります。以前に同コーナーで「まんだらけ」を特集したときに、そういう貯金箱をいくつか紹介しました。『Dr.スランプ アラレちゃん』のキャラとか、そういうのが昔は多かったんです。いまはお金がカードになったり、スマホで支払いできたりするので、貯金箱を見なくなりましたが、昔はよくありましたよね。

自宅から出てきたレトロなグラス

ふたつめに紹介したのは、ハイロック本人のセレクトで、実家から“救出”してきたグラス。価値のわからないところから拾い上げて持ってくることを“救出”と呼ぶそうだ。



ハイロック：「実家あるある」で、実家に行くと、なぜか変なグラスがいっぱいないですか？
稲葉：謎のグラスがありますね。「どのタイミングで買ったんだろう？」と思うような。
ハイロック：そうなんです。「これは親父のセンス、お袋のセンス、どっちが買ってきた？」みたいなものがいっぱいあるんです。このグラスは「名糖牛乳」という牛乳屋さんの販促アイテムで、牛乳をとったらもらえるような粗品なんでしょうかね。
LiLiCo：そういうのは多いですね。買ったわけではなくて、パンを買ったらついてくる、みたいな。
ハイロック：新聞をとったらもらえるとかね。これ、箱がすごくオシャレじゃないですか？
稲葉：かわいらしい。
LiLiCo：「THE レトロ」ですね。
ハイロック：いまでも通用しそうなしゃれっ気のあるデザインなんです。それで、中のグラスにもロゴが入っていて、形もクラシックなんですよ。
LiLiCo：箱も残してたんですね。すごい。私は捨てちゃう。
ハイロック：もしかしたら使うのも嫌で奥にしまっていたのかもしれないですけどね（笑）。
稲葉：ひとつだとなかなか出しどころがなかったりもしますよね。
ハイロック：自分は神経質なので「牛乳」って書いてあるグラスにジュースを入れて飲めないんですよ。
LiLiCo：あはは（笑）。

LiLiCoと稲葉がお届けする『ALL GOOD FRIDAY』の放送は毎週金曜の11時30分から。