J-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)。8月23日(日)のオンエアでは、ゲストにシンガーソングライター・安藤裕子が出演。最新アルバム『Barometz』や自身のライフスタイルについて語った。
吉岡:アルバムタイトルの意味を教えていただけますか。
安藤:吉田大八監督の映画で『羊の木』という作品があって、そのタイトルがずっと頭のなかに残っていたんですね。そして、今回のアルバムでジャケットを描くときにその言葉を思い出したので、羊のなる木の伝承である「Barometz(バロメッツ)」をタイトルにしました。私は17年ぐらいシンガーソングライターとして生きているのですが、今まではいわゆる“王道Jポップ”のマナーに則って曲を作っていたんですね。だけど曲が書けなくなって、一度お休みをいただいた時期がありました。そこから曲づくりを再開したときに「もっと自分らしく振る舞えないかな」と思い、これまでのマナーを壊すことを考えたんです。だけど、やっぱり葛藤がありました。新しい道を切り拓くときって、外の声との闘いだと思うんですね。そのタイミングで、羊のなる木の伝承について改めて考えてみたんです。羊のなる木って、本当は実在するものじゃないですか。
吉岡:そうですね。
安藤:一方で、「羊のなる木はたしかにあったんだよ!」と一生懸命言っている人もいる。その人にとって「描きたい夢」があるんだなと思ったんです。今回のアルバム制作は、そういうことを思い浮かべながら進行しましたね。
吉岡:なるほど。意味が深い。新しい一面を描いた大切なアルバムになりそうですね。
安藤:私は家で過ごすことが好きなので、住まいを探すときはリビングが大きいところにしていますね。リビングでダラダラと過ごすのが好きなんです。
吉岡:リビングのお写真を拝見します。めっちゃかわいい!
安藤:ソファーは大きめのものを買います。外出自粛期間中は、ずっとソファーに埋もれていました。
吉岡:ご自宅の壁紙もめちゃくちゃおしゃれですね。
安藤:壁紙は、自分で貼ったんですよ。
吉岡:めっちゃおしゃれじゃないですか。こういうのってどこで見つけられるんですか? 教えてもらっていいですか(笑)?
安藤:わかりました(笑)。恵比寿にある「WALPA STORE」の壁紙ですよ。
吉岡:おしゃれで素敵です。
安藤:好きなことは料理です。食べるのが好きなんですよね。苦手なことは掃除と洗濯。憂鬱でしかたがないです(笑)。
吉岡:(笑)。お子さんと料理をされたりはするんでしょうか。
安藤:うちの子は私以上に怠け者なので、しないですね。家だと「牛乳!」みたいな感じで言ってきますよ。
吉岡:いいなあ、そういう幼少期(笑)。
安藤:(笑)。厳しいご家庭だったのですか?
吉岡:そうですね。子どもも自立しないとダメな家でした。自分のことは全部自分でやりましょうっていうのが家のルールでしたね。
安藤:自分の家と真逆です。何なら子どもの着替えも私がやっちゃいます。ついつい、甘やかしちゃうんですよ。
吉岡:お嬢様だ!
安藤:周りにはよく注意されちゃうんですけどね。
吉岡:それだけお子さんがかわいいってことですよね。
安藤:そうそう。つたなさがかわいいんですよね。それに子どもって、いつまでもそのままじゃいてくれないですしね。
吉岡:子どもの成長はあっという間って言いますものね。
安藤:今の拙い子ども時代って一瞬で終わるんだろうなって思いながら過ごしています。間違えて覚えた言葉とかも、訂正しないでそのままにしていますしね。
吉岡:(笑)。
安藤:小さい頃、子どもはチョコレートのことを「コチョ」と覚えていて、生意気な感じで「コチョ食べたいんだよね」って言ってきたんですよ。私はその言葉を直さず「ああ、コチョが食べたいんだね」って、子どもに合わせていましたね。
吉岡:(笑)。お子さんは今、おいくつなんですか?
安藤:小学3年生です。
吉岡:3年生だと、つたないポイントはまだまだたくさんありそうですね。女の子はおませな子が多いと思うですが、いかがですか?
安藤:おませですね。つたなさを尊重していても、気付かないうちにいろんなことを知っていきます。あと、女の子だからか母性みたいなのもあるんですよ。私は虚弱体質なのですぐにお腹を壊すのですが、そのときは「大丈夫?」と言って私のお腹をさすってくれるんです。
吉岡:もうそういう感情が芽生えだしているんですね。
安藤:親子逆転現象みたいなのがたまに起こったりしますね。
吉岡:ママが繊細だったり弱い部分があると、子どもは強くなりますよ。なぜなら、私の家がそうだったので。
安藤:そうなんですね! この前なんか「おんぶしてあげる」って言ってきたのですが、さすがに「倒れちゃうからやめて」って答えちゃいましたね(笑)。
吉岡:(笑)。ママ思いの娘さんで、とってもかわいいですね。
安藤:優しくていい子です。それなのに、牛乳は自分で取れない(笑)。
吉岡:それでいいと思います(笑)。全部を完璧にこなさなくてもいいですよね。
安藤の最新作『Barometz』は好評発売中。
『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える。オンエアは毎週日曜18時から。
新しい道を切り拓くときは、外の声との闘い
安藤裕子は4年半ぶりのアルバムとなる『Barometz』を8月26日(水)にリリース。通算10枚目となるアルバムの内容を安藤が紹介した。吉岡:アルバムタイトルの意味を教えていただけますか。
安藤:吉田大八監督の映画で『羊の木』という作品があって、そのタイトルがずっと頭のなかに残っていたんですね。そして、今回のアルバムでジャケットを描くときにその言葉を思い出したので、羊のなる木の伝承である「Barometz(バロメッツ)」をタイトルにしました。私は17年ぐらいシンガーソングライターとして生きているのですが、今まではいわゆる“王道Jポップ”のマナーに則って曲を作っていたんですね。だけど曲が書けなくなって、一度お休みをいただいた時期がありました。そこから曲づくりを再開したときに「もっと自分らしく振る舞えないかな」と思い、これまでのマナーを壊すことを考えたんです。だけど、やっぱり葛藤がありました。新しい道を切り拓くときって、外の声との闘いだと思うんですね。そのタイミングで、羊のなる木の伝承について改めて考えてみたんです。羊のなる木って、本当は実在するものじゃないですか。
吉岡:そうですね。
安藤:一方で、「羊のなる木はたしかにあったんだよ!」と一生懸命言っている人もいる。その人にとって「描きたい夢」があるんだなと思ったんです。今回のアルバム制作は、そういうことを思い浮かべながら進行しましたね。
吉岡:なるほど。意味が深い。新しい一面を描いた大切なアルバムになりそうですね。
自宅の壁紙を自分流にカスタマイズ
番組では、安藤のライフスタイルにも注目。安藤は「快適に暮らすために心掛けていること」について語り、自宅の様子についてトークした。安藤:私は家で過ごすことが好きなので、住まいを探すときはリビングが大きいところにしていますね。リビングでダラダラと過ごすのが好きなんです。
吉岡:リビングのお写真を拝見します。めっちゃかわいい!
安藤:ソファーは大きめのものを買います。外出自粛期間中は、ずっとソファーに埋もれていました。
吉岡:ご自宅の壁紙もめちゃくちゃおしゃれですね。
安藤:壁紙は、自分で貼ったんですよ。
吉岡:めっちゃおしゃれじゃないですか。こういうのってどこで見つけられるんですか? 教えてもらっていいですか(笑)?
安藤:わかりました(笑)。恵比寿にある「WALPA STORE」の壁紙ですよ。
吉岡:おしゃれで素敵です。
子どものつたなさが愛おしい
続けて安藤は、「ライフスタイルで好きなこと・苦手なこと」や子育てについてトークを展開した。安藤:好きなことは料理です。食べるのが好きなんですよね。苦手なことは掃除と洗濯。憂鬱でしかたがないです(笑)。
吉岡:(笑)。お子さんと料理をされたりはするんでしょうか。
安藤:うちの子は私以上に怠け者なので、しないですね。家だと「牛乳!」みたいな感じで言ってきますよ。
吉岡:いいなあ、そういう幼少期(笑)。
安藤:(笑)。厳しいご家庭だったのですか?
吉岡:そうですね。子どもも自立しないとダメな家でした。自分のことは全部自分でやりましょうっていうのが家のルールでしたね。
安藤:自分の家と真逆です。何なら子どもの着替えも私がやっちゃいます。ついつい、甘やかしちゃうんですよ。
吉岡:お嬢様だ!
安藤:周りにはよく注意されちゃうんですけどね。
吉岡:それだけお子さんがかわいいってことですよね。
安藤:そうそう。つたなさがかわいいんですよね。それに子どもって、いつまでもそのままじゃいてくれないですしね。
吉岡:子どもの成長はあっという間って言いますものね。
安藤:今の拙い子ども時代って一瞬で終わるんだろうなって思いながら過ごしています。間違えて覚えた言葉とかも、訂正しないでそのままにしていますしね。
吉岡:(笑)。
安藤:小さい頃、子どもはチョコレートのことを「コチョ」と覚えていて、生意気な感じで「コチョ食べたいんだよね」って言ってきたんですよ。私はその言葉を直さず「ああ、コチョが食べたいんだね」って、子どもに合わせていましたね。
吉岡:(笑)。お子さんは今、おいくつなんですか?
安藤:小学3年生です。
吉岡:3年生だと、つたないポイントはまだまだたくさんありそうですね。女の子はおませな子が多いと思うですが、いかがですか?
安藤:おませですね。つたなさを尊重していても、気付かないうちにいろんなことを知っていきます。あと、女の子だからか母性みたいなのもあるんですよ。私は虚弱体質なのですぐにお腹を壊すのですが、そのときは「大丈夫?」と言って私のお腹をさすってくれるんです。
吉岡:もうそういう感情が芽生えだしているんですね。
安藤:親子逆転現象みたいなのがたまに起こったりしますね。
吉岡:ママが繊細だったり弱い部分があると、子どもは強くなりますよ。なぜなら、私の家がそうだったので。
安藤:そうなんですね! この前なんか「おんぶしてあげる」って言ってきたのですが、さすがに「倒れちゃうからやめて」って答えちゃいましたね(笑)。
吉岡:(笑)。ママ思いの娘さんで、とってもかわいいですね。
安藤:優しくていい子です。それなのに、牛乳は自分で取れない(笑)。
吉岡:それでいいと思います(笑)。全部を完璧にこなさなくてもいいですよね。
安藤の最新作『Barometz』は好評発売中。
『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える。オンエアは毎週日曜18時から。
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番組情報
- UR LIFESTYLE COLLEGE
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毎週日曜18:00-18:54
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吉岡里帆