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南キャン・しずちゃん「自分が死んでも、愛は残るのかもしれない」 影響を受けた本の一節

南キャン・しずちゃん「自分が死んでも、愛は残るのかもしれない」 影響を受けた本の一節

J-WAVEで放送中の番組『ACROSS THE SKY』(ナビゲーター:玄理)のワンコーナー「MY BOOKSHELF」。7月12日(日)のオンエアでは、南海キャンディーズ・しずちゃん(山崎静代)がゲストに出演。本棚の中身と、人生に影響を与えた書籍の一節を紹介した。


■カラフルな本で構成された本棚

しずちゃんは2003年に山里亮太とお笑いコンビ・南海キャンディーズを結成。芸人としての活動のみならず、女優、ボクサー、絵本作家など、幅広い活動で多くの人々から注目を集めている。「MY BOOKSHELF」では、しずちゃん宅の本棚の写真を見ながら、しずちゃんと玄理がトークを展開した。

玄理:普段、本は読むほうですか?
しずちゃん:普段は全然読まないです(笑)。読むものは漫画、写真集、絵本とかですね。最近は外出自粛の影響で、友だちがオススメする本を読んでいます。
玄理:それでは、しずちゃんの本棚の写真を見てみましょう。カラフルですね!
しずちゃん:絵を描くので、それの参考にするための写真集ですね。
玄理:美術の本もいっぱいありますね。モネ、ゴッホ、ルーブル。
しずちゃん:「読む」っていうよりは、「見る」っていう感じ(笑)。
玄理:たしかにそんなラインナップ。台本もある! 台本は取っておく派ですか?
しずちゃん:舞台の台本はけっこう持っているかなあ。私、物をあまり捨てられないタイプなのよ。引っ越しのタイミングで思い切って捨てようとしたけれど、結果的に実家へ段ボール15箱分ぐらい送ってしまった(笑)。
玄理:(笑)。捨てるのが惜しいから、実家で預かってもらうことにしたのね。
しずちゃん:そうやねん。最悪なことをしてしまった(笑)。


■愛を知ることで優しい気持ちになれる

しずちゃんは、人生に影響を与えた書籍の一節として、「執着とは制限された愛のことだ。でも本当の愛に制限はない」「愛を手に入れるには、まず愛が感情ではなく存在であるということを知ることだ」を挙げた。

しずちゃん:『もどってきたアミ―小さな宇宙人』 の一節です。『アミ 小さな宇宙人』は3部作あって、2つ目の作品ですね。宇宙人目線で地球を語っている本で、読んでいて優しい気持ちになります。
玄理:わかる。読んでいると、未来に希望が持てるよね。
しずちゃん:そうそう。特に今って、コロナ禍で地球がどうなっていくか不安になっているから。だから、読んでいて安心できる。
玄理:私も『アミ 小さな宇宙人』が大好きだから、犬の名前を「アミ」にしようか悩んだことがあった(笑)。
しずちゃん:そうなんや(笑)。
玄理:書籍のイラストを手掛けているのがさくらももこさんというのも話題になりましたね。
しずちゃん:優しい絵で、素敵やなあ。
玄理:作中で、未来の世界をアミが見せてくれるじゃない? その世界がとても理想主義というか、「こうなったら最高なのにな」って内容だったよね。だけど、信じたい気持ちはあるよね。
しずちゃん:そうやな。本のなかで執着について書かれていたけれど、自分たちの主張に執着し過ぎていて、それが結果的に戦争を引き起こしているんだろうなと思った。みんなに対して制限なく同じように愛せたら、争いは生まれないんだろうな。それに、「愛が感情ではなく存在である」という一節を読んでいると、自分が死んでも愛は残っているのかもしれないなって思えてくる。最近は家にずっといるから、そんなことをよく考えています。
玄理:いい一節だよね。個人間でも「これは愛なのか執着なのか」を経験した人はいると思うし、共感する人は多いんじゃないかな。
しずちゃん:昔は相方の山ちゃん(山里亮太)が憎かったけれど、最近は愛を持って接するようにしている(笑)。愛を知るきっかけになれた本かもしれない(笑)。
玄理:本当に、仲良くなってよかったよね(笑)。1986年に出版された『アミ 小さな宇宙人』は、チリのベストセラー作品であり、現在は11ヵ国語に翻訳されています。

『ACROSS THE SKY』のワンコーナー「MY BOOKSHELF」では、本棚からゲストのクリエイティヴを探る。オンエアは10時5分頃から。

【番組情報】
番組名:『ACROSS THE SKY』
放送日時:毎週日曜 9時-12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/acrossthesky/

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