新型コロナウイルスは、さまざまな仕事に影響をもたらした。今後、どんな社会になっても生き延びられるように、自分のスキルで稼げるようになりたいと考えた人も少なくないだろう。そんなときに利用できるのが、オンラインでスキルや特技を売れるプラットフォームサイト「MOSH」だ。どんなサービスなのか、同社の代表・籔 和弥さんが語った。
籔さんが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。オンエアは7月7日(火)。
■副業から本格的に稼ぎたい人まで…さまざまな人が集まる「MOSH」
2017年8月に設立したMOSH株式会社。利用者数は、4月の外出自粛以降、増加傾向にあるという。売れるスキルや特技は多種多様だ。
籔:わかりやすいところでいくと、パーソナルトレーナーの方とかヨガインストラクター、変わったところだと着付けとかミュージシャンとかですね。ご自身が情熱を持ってやっていることを提供されている方が集まっていて、売り上げでいうと1万円、2万円で副業、兼業をする方もいれば、月600万くらい売り上げを上げている方もいらっしゃいます。
別所:そんなに!? 月600万って、どんな中身ですか?
籔:パーソナルトレーナーの方が週1回のオンラインレッスンを月額でやられて、みたいなケースがありますね。
MOSHとSNSを組み合わせて利用するケースが多いという。
籔:たとえば別所さんがMOSHを用いて、週1回の英会話レッスンや、ラジオの舞台裏を配信を売るとしましょう。月額料金や単発での料金設定をスマホから設定するとすぐに販売が開始できるので、そちらをLINEやFacebook、SNSなどでお友だちとかお知り合い、フォロワーの方々に配信していただくと、30分くらいで売れるかなと思います。
別所:すごくスピーディーですね。MOSHそのものはそれをサポートするサービス提供をしているということですが。
籔:予約や決済、月額の集金機能など、お金を集めたり集客したりするときに必要なページの作成みたいなものを簡単にできるサービスになっています。
無観客ライブの集客などに使われるケースもあるのだそう。
籔:ミュージシャンの方に、月1回の無観客ライブの際に使っていただいているケースもあります。
別所:僕らは映画祭やっているんですけど、映画祭の上映とかもできるのかな。
籔:そういうイベントのチケット販売みたいなのもあります。個人の方、小規模の事業者さん、あとは個人を抱えている事務所さんとかの利用はけっこう多いかなと思います。
別所:これはストリーミングというか、動画コンテンツも併用できるんですか?
籔:たとえばオンラインレッスンをやる場合は、ZOOMの連携機能みたいなものがついてたりするので、ZOOMと連携することができます。あとはInstagramの非公開アカウントに招待して、ファン限定でコミュニケーションするなど、事業者さんのやりたいことを、LINE@でお伺いしながら作っていく、みたいなサポートもさせていただいています。
■サービススタートの経緯は、実際に大変な思いをしたから
籔さんがこういったサービスを提供しようと思ったきっかけは、自分の経験にある。飲食店が好きな籔さんはある日、神楽坂の和食店でカナダ人の客に出会った。友だちから聞いて訪れたのだという。そのとき、「外国の方が(お店を)予約するのってすごく大変だ」と気付き、海外の人に向けた飲食店の代行予約のサービスを始めることに。
籔:ホームページを作ったり、予約を受け付けたり、「自分のような個人がサービスをやるのはけっこう大変だ」と感じたんです。そこで、自分の得意なことを売れるという体験がインターネット上でもっと簡単にできたらいいな、というところからサービスがスタートしました。
別所:籔さん自身はそういうシステムエンジニアリングのお勉強をされたんですか?
籔:いや、僕はシステムエンジニアではないんですけど、前職でアプリケーションとかを作っていたので、そういうことはある程度、詳しくて。自分でまず簡単なやつを作ってみて、というところからスタートしました。
■眠っているスキルが、隙間時間でビジネスになる
MOSHのサービス提供者の8割は女性だという。隙間時間に、自分の得意なことをビジネス化できるのが魅力のひとつだ。育児や家事をしながら、利用者に似合うファッションやコスメを提案するファッションスタイリストような仕事をしている人もいるのだそう。
別所:利用されている個人事業主の方からはどんな声が届いているんでしょう?
籔:「簡単にできて本当にありがたいです」や「サポートをしっかりやっていただいてありがたいです」という声をいただいています。僕的にいちばんうれしいのは、MOSHを使ってどういうビジネスをやるか考えるのが楽しいですみたいなことを言っていただくことです。
別所:そうですよね。今後はどんな展開、目標を掲げてるんでしょう?
籔:僕、変な人がすごい好きなので、変な人にたくさん使っていただきたいなと思ってます(笑)。
別所:変な人って(笑)。(MOSHを通して)どんどん色んな肩書きの職業が増えてきそうですね。
MOSHを見て、自分が売れる「得意」は何かを考えてみると、新しい道が開けるかもしれない。
・MOSH公式サイト
https://mosh.jp/
『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質にインサイトしていく。放送は月曜~木曜の6時30分頃から。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年7月14日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tmr
籔さんが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。オンエアは7月7日(火)。
■副業から本格的に稼ぎたい人まで…さまざまな人が集まる「MOSH」
2017年8月に設立したMOSH株式会社。利用者数は、4月の外出自粛以降、増加傾向にあるという。売れるスキルや特技は多種多様だ。
籔:わかりやすいところでいくと、パーソナルトレーナーの方とかヨガインストラクター、変わったところだと着付けとかミュージシャンとかですね。ご自身が情熱を持ってやっていることを提供されている方が集まっていて、売り上げでいうと1万円、2万円で副業、兼業をする方もいれば、月600万くらい売り上げを上げている方もいらっしゃいます。
別所:そんなに!? 月600万って、どんな中身ですか?
籔:パーソナルトレーナーの方が週1回のオンラインレッスンを月額でやられて、みたいなケースがありますね。
MOSHとSNSを組み合わせて利用するケースが多いという。
籔:たとえば別所さんがMOSHを用いて、週1回の英会話レッスンや、ラジオの舞台裏を配信を売るとしましょう。月額料金や単発での料金設定をスマホから設定するとすぐに販売が開始できるので、そちらをLINEやFacebook、SNSなどでお友だちとかお知り合い、フォロワーの方々に配信していただくと、30分くらいで売れるかなと思います。
別所:すごくスピーディーですね。MOSHそのものはそれをサポートするサービス提供をしているということですが。
籔:予約や決済、月額の集金機能など、お金を集めたり集客したりするときに必要なページの作成みたいなものを簡単にできるサービスになっています。
無観客ライブの集客などに使われるケースもあるのだそう。
籔:ミュージシャンの方に、月1回の無観客ライブの際に使っていただいているケースもあります。
別所:僕らは映画祭やっているんですけど、映画祭の上映とかもできるのかな。
籔:そういうイベントのチケット販売みたいなのもあります。個人の方、小規模の事業者さん、あとは個人を抱えている事務所さんとかの利用はけっこう多いかなと思います。
別所:これはストリーミングというか、動画コンテンツも併用できるんですか?
籔:たとえばオンラインレッスンをやる場合は、ZOOMの連携機能みたいなものがついてたりするので、ZOOMと連携することができます。あとはInstagramの非公開アカウントに招待して、ファン限定でコミュニケーションするなど、事業者さんのやりたいことを、LINE@でお伺いしながら作っていく、みたいなサポートもさせていただいています。
■サービススタートの経緯は、実際に大変な思いをしたから
籔さんがこういったサービスを提供しようと思ったきっかけは、自分の経験にある。飲食店が好きな籔さんはある日、神楽坂の和食店でカナダ人の客に出会った。友だちから聞いて訪れたのだという。そのとき、「外国の方が(お店を)予約するのってすごく大変だ」と気付き、海外の人に向けた飲食店の代行予約のサービスを始めることに。
籔:ホームページを作ったり、予約を受け付けたり、「自分のような個人がサービスをやるのはけっこう大変だ」と感じたんです。そこで、自分の得意なことを売れるという体験がインターネット上でもっと簡単にできたらいいな、というところからサービスがスタートしました。
別所:籔さん自身はそういうシステムエンジニアリングのお勉強をされたんですか?
籔:いや、僕はシステムエンジニアではないんですけど、前職でアプリケーションとかを作っていたので、そういうことはある程度、詳しくて。自分でまず簡単なやつを作ってみて、というところからスタートしました。
■眠っているスキルが、隙間時間でビジネスになる
MOSHのサービス提供者の8割は女性だという。隙間時間に、自分の得意なことをビジネス化できるのが魅力のひとつだ。育児や家事をしながら、利用者に似合うファッションやコスメを提案するファッションスタイリストような仕事をしている人もいるのだそう。
別所:利用されている個人事業主の方からはどんな声が届いているんでしょう?
籔:「簡単にできて本当にありがたいです」や「サポートをしっかりやっていただいてありがたいです」という声をいただいています。僕的にいちばんうれしいのは、MOSHを使ってどういうビジネスをやるか考えるのが楽しいですみたいなことを言っていただくことです。
別所:そうですよね。今後はどんな展開、目標を掲げてるんでしょう?
籔:僕、変な人がすごい好きなので、変な人にたくさん使っていただきたいなと思ってます(笑)。
別所:変な人って(笑)。(MOSHを通して)どんどん色んな肩書きの職業が増えてきそうですね。
MOSHを見て、自分が売れる「得意」は何かを考えてみると、新しい道が開けるかもしれない。
・MOSH公式サイト
https://mosh.jp/
『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質にインサイトしていく。放送は月曜~木曜の6時30分頃から。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年7月14日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tmr