J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。7月8日(水)のオンエアでは、ニューアルバム『日本の夏からこんにちは』をリリースしたTUBEのドラム、松本玲二が出演をしてトークを展開した。
■松本、実は夏の海より山派!?
2020年にデビュー35周年を迎えるTUBE。『シーズン・イン・ザ・サン』がデビュー曲だと思われがちだが、この曲はサードシングル。松本によると夏をテーマにした楽曲の2枚目にあたるという。
松本:その前が全然ダメで「もうこれで解散か」と思ってたぐらいなんですけど(笑)。
西沢:そうなの!? 当時はだって、春ちゃん(春畑道哉)は速弾きギタリストだし、前田亘輝というハードロックを歌える人がいて、君も結局ハードロック・ドラマーだったわけでしょ?
松本:まあ、いろいろやってましたけどね。
西沢:そういう人たちが模索をしたなかで、夏にたどりついたというところがすごいね。当然、夏が嫌いなわけじゃないでしょ?
松本:大好きです。でも海はあんまり好きじゃないですけど(笑)。
西沢:(笑)。
松本:山のほうがどちらかというと、僕はね。
西沢:そうなの!?
松本:あんまり泳げないので。
■2人のレーサーとしての一面
西沢と松本はカーレースを通じて親交が深いこともあり、レースに関する話題でも盛り上がった。
西沢:デビューをしたとき、君はかわいいフェイスでさ、もうモテまくりだったろ?
松本:いやいや、オートバイばっかり乗ってましたから。
西沢:最初「チューブライダース」というオートバイチームを作って。当時はオートバイがはやっていたんですよね。それで鈴鹿の耐久レース、なんでしたっけ?
松本:8耐(鈴鹿8時間耐久ロードレース)。
西沢:そこにいろいろな芸能人のチームが突っ込んできて、バトルしていたんでしょ?
松本:そうですよ。全然話題にもならなかったですけどね(笑)。
西沢:そのあとは自動車レースで一緒に組んで、初めてデカいレースで2人で優勝をしたときは、スポーツ紙にデカデカに載りましたもんね。
※西沢と松本は、2005年11月20日にツインリンクもてぎにて行われたスーパー耐久シリーズ第8戦で、ST-4クラスに参戦して優勝を飾っている。
松本:載りましたよ。最初に一緒に出たのはちょうど20年前ですね。2000年にシビックで。
西沢:そうだ、そうそう。黄色くて横にTUBEって書いてあった車だった。それから2005年に優勝をして。
松本:一緒に乗って……僕たちはすごい人たちですね(笑)。
■ハワイでレコーディングをしたものの…
新型コロナウイルスの影響もあるなか、無事にアルバムをリリースしたTUBEについて、西沢は「偉いのは、TUBEはちゃんと夏の曲を12月、1月ぐらいにはいつも作り終えている」と解説した。
松本:そのあたりに仕込んでおかないと、夏に出せないので。
西沢:その昔は贅沢に、ハワイに行ってレコーディングとかやっていたみたいですけど。
松本:いいときもありました。
西沢:一か月とか行っていたんでしょ?
松本:行っていましたね。東京でやるとやっぱり遅くまでやっちゃうじゃないですか? 明け方までとか。でも結局ハワイに行っても明け方までやっちゃって、あんまり関係なかった(笑)。
西沢:TUBEのコーディネーターの人を紹介してもらってホテルいいところをとって、俺もハワイに行きましたよ。ワイキキ・サンセットとかね。もうずいぶん行ってないと思いますけど。
松本:行ってないですね(笑)。今度行きましょう。
■小学校からの縁!? 仲良しなメンバー
TUBEは1985年デビュー。長い付き合いだが、メンバー同士は仲良しだ。
西沢:仲いいですよね、TUBEの人たち。
松本:そうですね、何気に。
西沢:みんな性格がいいけど、前ちゃんは攻撃的じゃないですか。
松本:まあ、親分肌ですからね。
西沢:ほかの人たちはみんな本当に温和で、そのバランスがうまくとれている。TUBEの活動以外で会ったりすることはある?
松本:いろいろ遊んだりしますよね。
西沢:1985年デビューだから35年ですからね。
松本:その前から知っていますからね。
西沢:この4人のなかで一番古い付き合いは誰なんですか?
松本:僕はベースの角野(秀行)が小、中、高と一緒ですね(笑)。
西沢:ええぇ! そうなんですか。小学校のときの知り合いとバンドを作って、ここまで来るって。
松本:なかなかいないですよね。
西沢:兄弟でもない限りいないでしょうね。
■古き良き夏の価値観を知るためにTUBEを聴くべし!
松本はニューアルバム『日本の夏からこんにちは』について「いつものようにバラエティに富んだアルバムになっている」と解説。西沢は35年間曲を出し続けるTUBEの引き出しの多さに驚嘆しつつ、今と昔の「夏」の概念の違いについて熱いトークを展開した。
西沢:最近さ、夏の価値観というのが俺らの時代と今の人と違うじゃない? 夏になると無性に暴れたくなっちゃっていた俺たちと。
松本:今はみんなおとなしいですね。
西沢:うわついてないよね、海に行かないし。
松本:「とりあえず車に乗って海に行こう」というのが、なんとなくあった。
西沢:でもね、やっぱり行ってみたらあの高揚感とか、充実感みたいなのは絶対にあるから。今の若い人でも、1回TUBEの世界観を歌詞や音楽から入って「夏というのは楽しいものなんだ」というのをインプットして、それを体験しにあとから海に行くという。海に行ってTUBEを聴くというのが昔だったけど、そうじゃなくてTUBEを聴いて「そうなのか」という入り口にして「じゃあ行ってみるか」というのはどうかな? と思うんですけど。
松本:まあ、聴きながら行ってもらってもいいですけどね(笑)。
西沢:とにかくTUBEが作る海の歌とか夏の世界観というのは、永遠の日本の命題なわけで、“戦闘力”をもっと上げるためにも絶対に必要だと思うんです。「男と女」「海の高揚感」「マリンスポーツでいい汗かく」「青い海と白い雲」みたいな。そういう世界観というのが絶対にあるはずなので。
TUBEの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『GROOVE LINE』では西沢が楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年7月15日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/
■松本、実は夏の海より山派!?
2020年にデビュー35周年を迎えるTUBE。『シーズン・イン・ザ・サン』がデビュー曲だと思われがちだが、この曲はサードシングル。松本によると夏をテーマにした楽曲の2枚目にあたるという。
松本:その前が全然ダメで「もうこれで解散か」と思ってたぐらいなんですけど(笑)。
西沢:そうなの!? 当時はだって、春ちゃん(春畑道哉)は速弾きギタリストだし、前田亘輝というハードロックを歌える人がいて、君も結局ハードロック・ドラマーだったわけでしょ?
松本:まあ、いろいろやってましたけどね。
西沢:そういう人たちが模索をしたなかで、夏にたどりついたというところがすごいね。当然、夏が嫌いなわけじゃないでしょ?
松本:大好きです。でも海はあんまり好きじゃないですけど(笑)。
西沢:(笑)。
松本:山のほうがどちらかというと、僕はね。
西沢:そうなの!?
松本:あんまり泳げないので。
■2人のレーサーとしての一面
西沢と松本はカーレースを通じて親交が深いこともあり、レースに関する話題でも盛り上がった。
西沢:デビューをしたとき、君はかわいいフェイスでさ、もうモテまくりだったろ?
松本:いやいや、オートバイばっかり乗ってましたから。
西沢:最初「チューブライダース」というオートバイチームを作って。当時はオートバイがはやっていたんですよね。それで鈴鹿の耐久レース、なんでしたっけ?
松本:8耐(鈴鹿8時間耐久ロードレース)。
西沢:そこにいろいろな芸能人のチームが突っ込んできて、バトルしていたんでしょ?
松本:そうですよ。全然話題にもならなかったですけどね(笑)。
西沢:そのあとは自動車レースで一緒に組んで、初めてデカいレースで2人で優勝をしたときは、スポーツ紙にデカデカに載りましたもんね。
※西沢と松本は、2005年11月20日にツインリンクもてぎにて行われたスーパー耐久シリーズ第8戦で、ST-4クラスに参戦して優勝を飾っている。
松本:載りましたよ。最初に一緒に出たのはちょうど20年前ですね。2000年にシビックで。
西沢:そうだ、そうそう。黄色くて横にTUBEって書いてあった車だった。それから2005年に優勝をして。
松本:一緒に乗って……僕たちはすごい人たちですね(笑)。
■ハワイでレコーディングをしたものの…
新型コロナウイルスの影響もあるなか、無事にアルバムをリリースしたTUBEについて、西沢は「偉いのは、TUBEはちゃんと夏の曲を12月、1月ぐらいにはいつも作り終えている」と解説した。
松本:そのあたりに仕込んでおかないと、夏に出せないので。
西沢:その昔は贅沢に、ハワイに行ってレコーディングとかやっていたみたいですけど。
松本:いいときもありました。
西沢:一か月とか行っていたんでしょ?
松本:行っていましたね。東京でやるとやっぱり遅くまでやっちゃうじゃないですか? 明け方までとか。でも結局ハワイに行っても明け方までやっちゃって、あんまり関係なかった(笑)。
西沢:TUBEのコーディネーターの人を紹介してもらってホテルいいところをとって、俺もハワイに行きましたよ。ワイキキ・サンセットとかね。もうずいぶん行ってないと思いますけど。
松本:行ってないですね(笑)。今度行きましょう。
■小学校からの縁!? 仲良しなメンバー
TUBEは1985年デビュー。長い付き合いだが、メンバー同士は仲良しだ。
西沢:仲いいですよね、TUBEの人たち。
松本:そうですね、何気に。
西沢:みんな性格がいいけど、前ちゃんは攻撃的じゃないですか。
松本:まあ、親分肌ですからね。
西沢:ほかの人たちはみんな本当に温和で、そのバランスがうまくとれている。TUBEの活動以外で会ったりすることはある?
松本:いろいろ遊んだりしますよね。
西沢:1985年デビューだから35年ですからね。
松本:その前から知っていますからね。
西沢:この4人のなかで一番古い付き合いは誰なんですか?
松本:僕はベースの角野(秀行)が小、中、高と一緒ですね(笑)。
西沢:ええぇ! そうなんですか。小学校のときの知り合いとバンドを作って、ここまで来るって。
松本:なかなかいないですよね。
西沢:兄弟でもない限りいないでしょうね。
■古き良き夏の価値観を知るためにTUBEを聴くべし!
松本はニューアルバム『日本の夏からこんにちは』について「いつものようにバラエティに富んだアルバムになっている」と解説。西沢は35年間曲を出し続けるTUBEの引き出しの多さに驚嘆しつつ、今と昔の「夏」の概念の違いについて熱いトークを展開した。
西沢:最近さ、夏の価値観というのが俺らの時代と今の人と違うじゃない? 夏になると無性に暴れたくなっちゃっていた俺たちと。
松本:今はみんなおとなしいですね。
西沢:うわついてないよね、海に行かないし。
松本:「とりあえず車に乗って海に行こう」というのが、なんとなくあった。
西沢:でもね、やっぱり行ってみたらあの高揚感とか、充実感みたいなのは絶対にあるから。今の若い人でも、1回TUBEの世界観を歌詞や音楽から入って「夏というのは楽しいものなんだ」というのをインプットして、それを体験しにあとから海に行くという。海に行ってTUBEを聴くというのが昔だったけど、そうじゃなくてTUBEを聴いて「そうなのか」という入り口にして「じゃあ行ってみるか」というのはどうかな? と思うんですけど。
松本:まあ、聴きながら行ってもらってもいいですけどね(笑)。
西沢:とにかくTUBEが作る海の歌とか夏の世界観というのは、永遠の日本の命題なわけで、“戦闘力”をもっと上げるためにも絶対に必要だと思うんです。「男と女」「海の高揚感」「マリンスポーツでいい汗かく」「青い海と白い雲」みたいな。そういう世界観というのが絶対にあるはずなので。
TUBEの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『GROOVE LINE』では西沢が楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年7月15日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/