ジャズピアニスト・Ai Furusatoが、バークリー大学での日々やこれからの目標について語り、スタジオでピアノの生演奏を披露した。
Ai Furusatoが登場したのは、5月15日(木)放送のJ-WAVE『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のコーナー「MORNING INSIGHT」だ。
別所:現在はアメリカのバークリーで音楽を学ばれているんですよね。いまはお休み期間中ですか?
Ai:いまは学期と学期のあいだで帰国しています。
別所:そうなんですね。朝時間はどんなふうにお過ごしですか?
Ai:だいたい朝8時に起きて、9時に登校しています。
別所:朝ごはんはちゃんと食べますか?
Ai:食べます!
別所:すばらしい! そして、バークリーに12歳で入るのはすごいことです!
Ai:頑張りました(笑)。
別所:ご両親が町田で、ピアノがあるカフェバーを経営されているということですけども、音楽が小さいころから身近にあったのですね。
Ai:はい。演奏しに来るお客様が多いので、人はみんなピアノが弾けるものだと思っていました(笑)。
別所:そういう環境でお育ちになられたんですね。別所哲也、『猫踏んじゃった』は弾けます。
Ai:ぜひ、今度一緒に連弾しましょう!
Ai:国立音楽院で演奏しているときに、先生が「そんなに弾けるのならバークリーに行ったらいいんじゃない」と言ってくださって。そこからバークリーに入ることを目指し始めました。
別所:そうやって、新たな道へと導いてくれる先生ってすばらしいですね。目指すというのは、具体的にどんなことをやるんでしょうか?
Ai:演奏はもちろんですけど、高校卒業資格が必要なので、たくさん勉強しました。一時期はもう、大好きなピアノを我慢して、1日12時間ぐらい。起きているあいだはずっと勉強していました。
別所:努力は実るんだね。実際にバークリー音楽大学に行ってみて、どんなところが魅力的ですか?
Ai:先生も生徒も世界中から来ているんですよね。世界中の音楽に触れられる機会があるというのもすごくいいですし、本気で音楽を学ぶ気持ちがある人に学ぶ機会を積極的に提供しているので、そこも魅力を感じます。
別所:アメリカってそういうところがあるんだよね。求めればちゃんとチャンスを与えてくれます。いろんな人がいると思うけど、さすがに13歳の人はいないんじゃない?
Ai:いないです(笑)。18、19歳が多いです。
別所:同級生たちはみんな驚くんじゃない?
Ai:私の名前を知らなくても、13歳の子がいるってことを知っている方は多いですね。
別所:生徒は何人ぐらいいるんですか?
Ai:私はピアノ科にいるんですけど、ものすごい数の楽器と生徒が世界中から集まっています。
別所:そのような環境のなかで音楽に浸って、好きな音楽をやり続けている。英語はいかがですか?
Ai:私は2歳から8歳ぐらいまでインターナショナルスクールに通っていたので、しゃべることはできたんですけど、大学に入るためにアカデミックな英単語とか英文法をもう一度学び直しました。現地でも英語の授業を受けているので、まだまだ勉強しなきゃいけないことがあります。
別所:リスナーのみなさん、考えてください! まだ13歳ですからね。本来はこれから高校の勉強をしたあとに通う大学に、いま通われているのはすごいです。
Ai:ドラムにラテンジャズ界の巨匠であるオラシオ・エルナンデスさんを迎えて、ピアノとドラムのデュオで『Kick Off』をリリースしました。先日、別所さんにオンエアしていただいたので、今日はピアノソロで演奏したいと思います!
生演奏の模様は、以下のradikoリンクから5月22日(木)まで再生できる。
【radikoで聴く】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20250515084018
別所:素敵です! こちらはどういうインスパイアがあって作られた曲ですか?
Ai:バークリーに入学する前に作った曲なんですけど、入るまでがタフな道のりだったんですね。それでも、まだこれはスタートなので、ここからどんどん成長するぞって気持ちで作りました。
別所:まだまだここからですもんね! Aiさんはすでにジャズピアニストとしての活動を精力的に行われていますが、2024年10月には1stミニアルバム『the Dawn』をリリースされました。こちらもご自身で書き下ろされたそうですが、制作はどういうところから始まりましたか?
Ai:私はタイトルやコンセプトから曲を考えることが多くて。たとえば、コンセプトからテンポやビートをイメージして、そのあとコード、メロディーみたいな感じで作ることが多いです。かと思えば、私が人生で初めて作った曲は突然降ってきたもので、数時間で書き終わりました。
別所:モーツァルトだ! 「Dawn」は夜明けを意味する言葉ですけども、そういったイメージのなかで音が生まれていくんですね。
Ai:コンセプトからイメージを膨らませて曲を作るのは大変なんですけど、とても楽しいです!
Ai Furusatoは、「音楽」と「食」をメインに都会のピクニック気分を楽しめるイベント「EBISU Bloomin' JAZZ GARDEN 2025」の5月18日(日)の部に出演。さらに、5月23日(金)・24日(土)にはBLUE NOTE PLACEでの2DAYS公演を控えている。
別所:これからの目標をお聞かせていただけますか?
Ai:目標は20歳までにグラミー賞を受賞することで、最近は20歳というより、できるだけ早く受賞したいと思っていますので、みなさんぜひ応援していただけるとうれしいです。
別所:あと7年ありますからね! 応援しております!
Ai Furusatoさんの最新情報は、オフィシャルX(@AiFurusato)まで。
『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のコーナー「MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質にインサイトしていく。放送は月曜~木曜の8時35分ごろから。
Ai Furusatoが登場したのは、5月15日(木)放送のJ-WAVE『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のコーナー「MORNING INSIGHT」だ。
幼少期から音楽は身近な存在だった
Ai Furusato(古里 愛)は2011年生まれ、東京都町田市出身。3歳でクラシックピアノを始める。ジャズピアニストでヴォーカリストの母の影響を受け、9歳から国立音楽院初等部にてジャズピアノを専攻。1年間の在学期間を経たあと、さらなる成長の可能性を求めて短期の渡米。その期間中に、バークリー音楽大学のサマーキャンプやニューヨークでのセッションを経験。セッションの動画はYouTubeで200万回以上再生される。バークリー音楽大学への入学条件である高校卒業資格を取得するための勉学に打ち込み、2024年、世界最年少の正規奨学生としてバークリー音楽大学に入学した。別所:現在はアメリカのバークリーで音楽を学ばれているんですよね。いまはお休み期間中ですか?
Ai:いまは学期と学期のあいだで帰国しています。
別所:そうなんですね。朝時間はどんなふうにお過ごしですか?
Ai:だいたい朝8時に起きて、9時に登校しています。
別所:朝ごはんはちゃんと食べますか?
Ai:食べます!
別所:すばらしい! そして、バークリーに12歳で入るのはすごいことです!
Ai:頑張りました(笑)。
別所:ご両親が町田で、ピアノがあるカフェバーを経営されているということですけども、音楽が小さいころから身近にあったのですね。
Ai:はい。演奏しに来るお客様が多いので、人はみんなピアノが弾けるものだと思っていました(笑)。
別所:そういう環境でお育ちになられたんですね。別所哲也、『猫踏んじゃった』は弾けます。
Ai:ぜひ、今度一緒に連弾しましょう!
13歳の入学生に周りの反応は?
Ai Furusatoがバークリー音楽大学に興味を持ったきっかけは、初めてジャズを学んだ、国立音楽院初等部の教師からの言葉だったという。Ai:国立音楽院で演奏しているときに、先生が「そんなに弾けるのならバークリーに行ったらいいんじゃない」と言ってくださって。そこからバークリーに入ることを目指し始めました。
別所:そうやって、新たな道へと導いてくれる先生ってすばらしいですね。目指すというのは、具体的にどんなことをやるんでしょうか?
Ai:演奏はもちろんですけど、高校卒業資格が必要なので、たくさん勉強しました。一時期はもう、大好きなピアノを我慢して、1日12時間ぐらい。起きているあいだはずっと勉強していました。
別所:努力は実るんだね。実際にバークリー音楽大学に行ってみて、どんなところが魅力的ですか?
Ai:先生も生徒も世界中から来ているんですよね。世界中の音楽に触れられる機会があるというのもすごくいいですし、本気で音楽を学ぶ気持ちがある人に学ぶ機会を積極的に提供しているので、そこも魅力を感じます。
別所:アメリカってそういうところがあるんだよね。求めればちゃんとチャンスを与えてくれます。いろんな人がいると思うけど、さすがに13歳の人はいないんじゃない?
Ai:いないです(笑)。18、19歳が多いです。
別所:同級生たちはみんな驚くんじゃない?
Ai:私の名前を知らなくても、13歳の子がいるってことを知っている方は多いですね。
別所:生徒は何人ぐらいいるんですか?
Ai:私はピアノ科にいるんですけど、ものすごい数の楽器と生徒が世界中から集まっています。
別所:そのような環境のなかで音楽に浸って、好きな音楽をやり続けている。英語はいかがですか?
Ai:私は2歳から8歳ぐらいまでインターナショナルスクールに通っていたので、しゃべることはできたんですけど、大学に入るためにアカデミックな英単語とか英文法をもう一度学び直しました。現地でも英語の授業を受けているので、まだまだ勉強しなきゃいけないことがあります。
別所:リスナーのみなさん、考えてください! まだ13歳ですからね。本来はこれから高校の勉強をしたあとに通う大学に、いま通われているのはすごいです。
スタジオでオリジナル曲を生演奏!
番組では、Ai Furusatoが12歳のときに作曲した『Kick Off』のスタジオ生演奏の模様がオンエアされた。Ai:ドラムにラテンジャズ界の巨匠であるオラシオ・エルナンデスさんを迎えて、ピアノとドラムのデュオで『Kick Off』をリリースしました。先日、別所さんにオンエアしていただいたので、今日はピアノソロで演奏したいと思います!
生演奏の模様は、以下のradikoリンクから5月22日(木)まで再生できる。
Ai Furusatoがスタジオで『Kick Off』を生演奏で披露
別所:素敵です! こちらはどういうインスパイアがあって作られた曲ですか?
Ai:バークリーに入学する前に作った曲なんですけど、入るまでがタフな道のりだったんですね。それでも、まだこれはスタートなので、ここからどんどん成長するぞって気持ちで作りました。
別所:まだまだここからですもんね! Aiさんはすでにジャズピアニストとしての活動を精力的に行われていますが、2024年10月には1stミニアルバム『the Dawn』をリリースされました。こちらもご自身で書き下ろされたそうですが、制作はどういうところから始まりましたか?
Ai:私はタイトルやコンセプトから曲を考えることが多くて。たとえば、コンセプトからテンポやビートをイメージして、そのあとコード、メロディーみたいな感じで作ることが多いです。かと思えば、私が人生で初めて作った曲は突然降ってきたもので、数時間で書き終わりました。
別所:モーツァルトだ! 「Dawn」は夜明けを意味する言葉ですけども、そういったイメージのなかで音が生まれていくんですね。
Ai:コンセプトからイメージを膨らませて曲を作るのは大変なんですけど、とても楽しいです!
Ai Furusatoは、「音楽」と「食」をメインに都会のピクニック気分を楽しめるイベント「EBISU Bloomin' JAZZ GARDEN 2025」の5月18日(日)の部に出演。さらに、5月23日(金)・24日(土)にはBLUE NOTE PLACEでの2DAYS公演を控えている。
別所:これからの目標をお聞かせていただけますか?
Ai:目標は20歳までにグラミー賞を受賞することで、最近は20歳というより、できるだけ早く受賞したいと思っていますので、みなさんぜひ応援していただけるとうれしいです。
別所:あと7年ありますからね! 応援しております!
Ai Furusatoさんの最新情報は、オフィシャルX(@AiFurusato)まで。
『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のコーナー「MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質にインサイトしていく。放送は月曜~木曜の8時35分ごろから。
radikoで聴く
2025年5月22日28時59分まで
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番組情報
- J-WAVE TOKYO MORNING RADIO
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月・火・水・木曜6:00-9:00