【J-WAVE『SONAR MUSIC』から最新音楽情報をお届け】
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。7月6日(月)のオンエアでは、Dos Monosの『Fable Now』をピックアップ!
■『Fable Now』は、コロナがあったからこそ生まれた曲
『SONAR MUSIC』では、火曜日の「SONAR BOOKS」のコーナーでもお馴染みの荘子it。そんな彼が所属するDos Monosの新曲『Fable Now』が、現在SONAR TRAXになっている。早速、この新曲『Fable Now』はどんな曲なのか、訊いてみた。
荘子it:元々は、存在するはずがなかった曲で。というのも、去年のアルバム『Dos City』以降は、人にお声掛けいただく以外では基本的に次のアルバム制作をしていて、それを今度リリースするんですけど、当初はそれを出したら今年の3~4月のSXSWのあたりでアメリカツアーをやろうと思っていたんです。LAのレーベルから出しているので、3~4月はLAの西海岸のツアーを回ったりと、ずっとアメリカにいる予定でした。でも、それがコロナの影響で完全にぶっ飛んでしまったんで、じゃあアルバムも焦らずじっくり作ろうという流れになりました。それ以降、世の中の変化に合わせて、本来作る予定じゃなかったシングル曲として、アルバムとは別に作ることになったのが『Fable Now』です。コロナがあったから生まれた曲でもあります。
【Dos Monos『Fable Now』をradikoで聴く】
■4つの時の流れの“四季”をコンセプトに制作
先ほども話に上がっていたアルバム『Dos Siki』は、7/24(金)にリリースされる。この「Siki」は、春夏秋冬の四季ということだが、どんな作品になっているのか教えてもらった。
荘子it:去年からずっと作っていたアルバムで、アルバムと言いつつたった4曲なんですけど、四季をテーマにしているので4曲になっています。短いなって思うかもしれないですけど、僕は短いことはそんなに悪いことじゃないと思っていて、情報量が普通の曲の3倍あれば12曲あるってことだし、情報量とか言わず曲を3回ずつ聴けばアルバムと一緒なので、これでアルバムとさせて頂ければと思います。
前回のアルバム『Dos City』は、町をテーマにしていたが、「町=空間」の次は「時間」だろうということで、4つの時の流れの四季をコンセプトに制作したという。
荘子it:『Dos City』は空間を表していたので、ヒップホップのループ性を強く打ち出していましたが、今回は、JAZZやプログレのような僕が好きな要素を少しだけ小出しにすることによって、四季折々の変化を表現した作品になっています。短いけど、展開や目まぐるしさは前回の比じゃないくらい増えてると思います。最近のシングルを聴いておわかりかと思うんですが、Dos Monosもそっちに傾いてるかなって思いますね。四季をどう表現しているかってことなんですけど、普通の日本人やみんなが考えている四季のイメージを改めて再解釈するという意味で、ただの四季じゃなくて、“Dos四季でよろしく”ってことです(笑)。
最後に、荘子itからのメッセージを紹介。
荘子it:昨日、都知事選があって、僕がどこに入れたか察しがつくと思うんですが、残念な結果でしたね。あははは。そんな世の中のままならない思いにまみれていくと、芸術の世界に逃避したくなるわけですが、それでもどこか芸術と社会の結びつきを考えたりもしてきた側面もあります。今の社会に満足したことなんてないし、かといって今の芸術や音楽にも一度たりとも満足したことがないので、“そこの確信も怠らないぞ”って思っています。ぜひ、みんなで切磋琢磨していきましょう。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-23時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。7月6日(月)のオンエアでは、Dos Monosの『Fable Now』をピックアップ!
■『Fable Now』は、コロナがあったからこそ生まれた曲
『SONAR MUSIC』では、火曜日の「SONAR BOOKS」のコーナーでもお馴染みの荘子it。そんな彼が所属するDos Monosの新曲『Fable Now』が、現在SONAR TRAXになっている。早速、この新曲『Fable Now』はどんな曲なのか、訊いてみた。
荘子it:元々は、存在するはずがなかった曲で。というのも、去年のアルバム『Dos City』以降は、人にお声掛けいただく以外では基本的に次のアルバム制作をしていて、それを今度リリースするんですけど、当初はそれを出したら今年の3~4月のSXSWのあたりでアメリカツアーをやろうと思っていたんです。LAのレーベルから出しているので、3~4月はLAの西海岸のツアーを回ったりと、ずっとアメリカにいる予定でした。でも、それがコロナの影響で完全にぶっ飛んでしまったんで、じゃあアルバムも焦らずじっくり作ろうという流れになりました。それ以降、世の中の変化に合わせて、本来作る予定じゃなかったシングル曲として、アルバムとは別に作ることになったのが『Fable Now』です。コロナがあったから生まれた曲でもあります。
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■4つの時の流れの“四季”をコンセプトに制作
先ほども話に上がっていたアルバム『Dos Siki』は、7/24(金)にリリースされる。この「Siki」は、春夏秋冬の四季ということだが、どんな作品になっているのか教えてもらった。
荘子it:去年からずっと作っていたアルバムで、アルバムと言いつつたった4曲なんですけど、四季をテーマにしているので4曲になっています。短いなって思うかもしれないですけど、僕は短いことはそんなに悪いことじゃないと思っていて、情報量が普通の曲の3倍あれば12曲あるってことだし、情報量とか言わず曲を3回ずつ聴けばアルバムと一緒なので、これでアルバムとさせて頂ければと思います。
前回のアルバム『Dos City』は、町をテーマにしていたが、「町=空間」の次は「時間」だろうということで、4つの時の流れの四季をコンセプトに制作したという。
荘子it:『Dos City』は空間を表していたので、ヒップホップのループ性を強く打ち出していましたが、今回は、JAZZやプログレのような僕が好きな要素を少しだけ小出しにすることによって、四季折々の変化を表現した作品になっています。短いけど、展開や目まぐるしさは前回の比じゃないくらい増えてると思います。最近のシングルを聴いておわかりかと思うんですが、Dos Monosもそっちに傾いてるかなって思いますね。四季をどう表現しているかってことなんですけど、普通の日本人やみんなが考えている四季のイメージを改めて再解釈するという意味で、ただの四季じゃなくて、“Dos四季でよろしく”ってことです(笑)。
最後に、荘子itからのメッセージを紹介。
荘子it:昨日、都知事選があって、僕がどこに入れたか察しがつくと思うんですが、残念な結果でしたね。あははは。そんな世の中のままならない思いにまみれていくと、芸術の世界に逃避したくなるわけですが、それでもどこか芸術と社会の結びつきを考えたりもしてきた側面もあります。今の社会に満足したことなんてないし、かといって今の芸術や音楽にも一度たりとも満足したことがないので、“そこの確信も怠らないぞ”って思っています。ぜひ、みんなで切磋琢磨していきましょう。
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番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-23時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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