J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。5月13日(水)のオンエアでは、4月29日にニューアルバム『Borderland』をリリースした、ピアノスリーピースバンドRyu Matsuyamaのピアノボーカル・Ryuがリモート出演してトークを繰り広げた。
■Ryuが日本で音楽活動をする理由
Ryuはイタリア生まれイタリア育ち。20年間イタリアで暮らし、2010年より日本に移住して音楽活動を開始した。ドイツ人の父親と日本人の母親の間に生まれ、少年時代をドイツですごしたサッシャとは、「日本人学校に通っていた」という共通点がある。ともに忙しい少年時代を過ごしたそうだ。
Ryu:僕は土曜日にある補習授業校というのに行っていました。
サッシャ:僕も(ドイツで)それです、同じですね。月~金はイタリアの学校に行って、土曜日に日本人学校に行っていたということですよね。大変でしたよね、漢字テストばっかりで。
Ryu:本当は土曜日休みたいのに、毎日勉強しないといけないのがすごく大変でしたよね。
サッシャ:なぜ日本に?
Ryu:完全に、音楽をやりに来ました。
サッシャ:イタリアで音楽をやるという選択肢はなかったんですか?
Ryu:イタリアってけっこう、ライブハウスとかバンド文化があまりなかったので。やっぱり日本のほうがライブ文化が豊富ですし、スタジオもいっぱいあります。そもそもルーツとしては日本人だったので「試してみたい」と来てみました。
■20年すごしていてもイタリア語は忘れてしまう?
Ryuは曲のなかには、自身のアイデンティティへの問いかけといった想いが込められている。
Ryu:僕は自分で自分のことを鼓舞するために(曲を)毎回書くんです。たぶんサッシャさんもそうですけど、僕はこのアイデンティティのなかで、イタリア人なのか日本人なのか、よくわからないけれども、まあ、結局それがいいんじゃないかな? という自問自答の人生を送っています。それを曲にできているので、それが新曲『Go Through, Grow Through』にも出てきてくれているのかなと思います。
サッシャ:コンプレックスが自分の武器になるのって、段階がありますよね。ちょっとずつというか。
Ryu:そうですね。僕は30代を越えて、ようやくそういうのが武器になってきたなと思ってます。
サッシャが「イタリア語で歌わないの?」と問うと、歌いたい気持ちはあるが、恥ずかしさもあると打ち明けたRyu。さらに、こんな理由も……。
Ryu:忘れてきているというのもあって(笑)。
サッシャ:(笑)。
増井:20年すごしても忘れるんですか!?
サッシャ:忘れますよね。
Ryu:ぜんぜん忘れますね。
サッシャ:僕はNetflixで、なるべくドイツの動画とかを観るようにしてます。
Ryu:僕もめちゃくちゃイタリア語の動画を毎日観るようにしていますけど、やっぱり忘れますね。
サッシャ:映画もわざわざドイツ語に言語を切り替えて観たりします。
Ryu:僕は映画を昔からイタリア語で観てしまっていたので、アメリカの映画でもイタリア語で観たいという気分になっちゃいます。当時のアフレコをやっている人たちのほうに慣れているので。
■「生パスタ」は意外と簡単! 自宅でもパスタメーカーがあればOK
この日の「MUSIC+1」では「Ryu Matsuyamaオススメ、おうちパスタレシピ」を訊くことに。Ryuにとってパスタは「ご飯の代わりの主食」という認識で、イタリアでは毎日のように食べているという。
Ryu:僕は家で、生パスタをよく作っているんですよ。生パスタってけっこう大変だと思われがちなんですが、僕が作っているタリアッテレというパスタは「何グラムに対して」といった計算もなく、100グラムの中力粉に対して卵1個という計算でやって、ただ混ぜるだけでできます。
増井:それだけですか?
Ryu:はい。あとは練ったあとに1時間置いておけば。パスタマシンは必要ですが、最近は1万円ぐらいで買えちゃうんですよ。
サッシャ:そうなの? 手で回すやつ?
Ryu:手で回すあの銀色の、よくあるパスタマシンです。あれを買っておけばラーメンや、うどん、そばとかも、それで(麺を)切れちゃいます。僕は月に2回ぐらいはやるようにしています。
できたての生パスタは乾麺とはやはり味が違い、「生パスタじゃないと食べられない!」という気分のときもあるほど。
サッシャ:作り方を番組のTwitterに載せますね。
Ryu:よくできたパスタの写真と一緒に(レシピを)送りました(笑)。
サッシャ:さすが。月に何回も作っているんだったら、間違いないですよね。
(レシピはこちらから)
Ryu Matsuyamaの今後の活動についてはオフィシャルサイトをチェック。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時5分ごろから。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年5月20日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-12時30分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/stepone
■Ryuが日本で音楽活動をする理由
Ryuはイタリア生まれイタリア育ち。20年間イタリアで暮らし、2010年より日本に移住して音楽活動を開始した。ドイツ人の父親と日本人の母親の間に生まれ、少年時代をドイツですごしたサッシャとは、「日本人学校に通っていた」という共通点がある。ともに忙しい少年時代を過ごしたそうだ。
Ryu:僕は土曜日にある補習授業校というのに行っていました。
サッシャ:僕も(ドイツで)それです、同じですね。月~金はイタリアの学校に行って、土曜日に日本人学校に行っていたということですよね。大変でしたよね、漢字テストばっかりで。
Ryu:本当は土曜日休みたいのに、毎日勉強しないといけないのがすごく大変でしたよね。
サッシャ:なぜ日本に?
Ryu:完全に、音楽をやりに来ました。
サッシャ:イタリアで音楽をやるという選択肢はなかったんですか?
Ryu:イタリアってけっこう、ライブハウスとかバンド文化があまりなかったので。やっぱり日本のほうがライブ文化が豊富ですし、スタジオもいっぱいあります。そもそもルーツとしては日本人だったので「試してみたい」と来てみました。
■20年すごしていてもイタリア語は忘れてしまう?
Ryuは曲のなかには、自身のアイデンティティへの問いかけといった想いが込められている。
Ryu:僕は自分で自分のことを鼓舞するために(曲を)毎回書くんです。たぶんサッシャさんもそうですけど、僕はこのアイデンティティのなかで、イタリア人なのか日本人なのか、よくわからないけれども、まあ、結局それがいいんじゃないかな? という自問自答の人生を送っています。それを曲にできているので、それが新曲『Go Through, Grow Through』にも出てきてくれているのかなと思います。
サッシャ:コンプレックスが自分の武器になるのって、段階がありますよね。ちょっとずつというか。
Ryu:そうですね。僕は30代を越えて、ようやくそういうのが武器になってきたなと思ってます。
サッシャが「イタリア語で歌わないの?」と問うと、歌いたい気持ちはあるが、恥ずかしさもあると打ち明けたRyu。さらに、こんな理由も……。
Ryu:忘れてきているというのもあって(笑)。
サッシャ:(笑)。
増井:20年すごしても忘れるんですか!?
サッシャ:忘れますよね。
Ryu:ぜんぜん忘れますね。
サッシャ:僕はNetflixで、なるべくドイツの動画とかを観るようにしてます。
Ryu:僕もめちゃくちゃイタリア語の動画を毎日観るようにしていますけど、やっぱり忘れますね。
サッシャ:映画もわざわざドイツ語に言語を切り替えて観たりします。
Ryu:僕は映画を昔からイタリア語で観てしまっていたので、アメリカの映画でもイタリア語で観たいという気分になっちゃいます。当時のアフレコをやっている人たちのほうに慣れているので。
■「生パスタ」は意外と簡単! 自宅でもパスタメーカーがあればOK
この日の「MUSIC+1」では「Ryu Matsuyamaオススメ、おうちパスタレシピ」を訊くことに。Ryuにとってパスタは「ご飯の代わりの主食」という認識で、イタリアでは毎日のように食べているという。
Ryu:僕は家で、生パスタをよく作っているんですよ。生パスタってけっこう大変だと思われがちなんですが、僕が作っているタリアッテレというパスタは「何グラムに対して」といった計算もなく、100グラムの中力粉に対して卵1個という計算でやって、ただ混ぜるだけでできます。
増井:それだけですか?
Ryu:はい。あとは練ったあとに1時間置いておけば。パスタマシンは必要ですが、最近は1万円ぐらいで買えちゃうんですよ。
サッシャ:そうなの? 手で回すやつ?
Ryu:手で回すあの銀色の、よくあるパスタマシンです。あれを買っておけばラーメンや、うどん、そばとかも、それで(麺を)切れちゃいます。僕は月に2回ぐらいはやるようにしています。
できたての生パスタは乾麺とはやはり味が違い、「生パスタじゃないと食べられない!」という気分のときもあるほど。
サッシャ:作り方を番組のTwitterに載せますね。
Ryu:よくできたパスタの写真と一緒に(レシピを)送りました(笑)。
サッシャ:さすが。月に何回も作っているんだったら、間違いないですよね。
(レシピはこちらから)
Ryu Matsuyamaの今後の活動についてはオフィシャルサイトをチェック。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時5分ごろから。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年5月20日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-12時30分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/stepone
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