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パリコレからみる日本人デザイナーの存在感 インディペンデントのブランドが活躍

(画像素材:PIXTA)

パリコレからみる日本人デザイナーの存在感 インディペンデントのブランドが活躍

ビジネスからライフスタイルまで、さまざまなアプローチから世界の“今”を紐解く「KONICA MINOLTA GLOBAL SCALE」。『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナーだ。3月12日(木)のオンエアでは、「パリコレからみる日本人デザイナーの存在感」について迫った。


■不利な状況でも活躍する日本ブランド

2月29日、イギリス・ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で大規模展覧会「着物 京都から世界のランウェイへ」(Kimono: Kyoto to Catwalk)が開幕した(※現在休館中)。ヨーロッパで大規模な着物の展覧会は珍しく、同展覧会では17世紀から現代に至るまでの着物の変遷をたどり、日本の着物が世界のファッションへもたらした影響などが解説されている。

そして、2月末から3月頭にかけて開催された「2020-21年秋冬ウィメンズ パリファッションウィーク」では、日本人デザイナーのショーが高く評価されたニュースが伝えられた。この日のオンエアでは、今回のパリコレに参加したファッション専門誌「WWD JAPAN」編集長の向 千鶴が、日本人デザイナーの存在感について語った。

今回のパリコレの公式スケジュールによると、全部で69ブランドがショーを実施。そのうち、日本のブランドは10だった。国別に分けた数としては「フランスのブランドが非常に多い」そうだが、視点を変えるとまた違う状況が見えてくる。

:フランスのブランドは、大きな資本を持ったコングロマリットの傘下に収まっているところが非常に多いんです。一方で日本の10ブランドうち、3ブランドはコム・デ・ギャルソンのチームですが、基本的にはすべてインディペンデントです。独立して、自分の資本で、自分の名前でブランドを展開しているという観点で言うと、パリコレで勝負しているのは日本が一番多いといってもいいかもしれません。ショーという形で発表しながら、資金的にも評価を受け続けてブランドを運営していくのは非常に難しいことです。評価を受け続けなければ、ショーのスケジュールにすら入ることができません。そういった意味で、日本のブランドの活躍は非常に素晴らしいことだと思います。


■パリで活躍する日本人

インディペンデントで勝負している割合が一番多いという日本のブランド。もう1つの特徴としては、ブランドの年齢、キャリアが幅広いという点だ。今月初め、sacaiのデザイナー 阿部千登勢が、ジャンポール・ゴルチエのオートクチュールのゲストデザイナーに就任するというニュースが報じられた。

パリのなかでも、オートクチュールは特別なもの。正会員になれるブランドは限れており、ジャンポール・ゴルチエはそのなかのひとつだ。

:阿部さんはすでに、他ブランドとさまざまなコラボレーションをしています。たとえばモンクレールなどですね。今回、ジャンポール・ゴルチエ自身はオートクチュールから引退し、阿部千登勢さんに託すのです。本当にパリのど真ん中に入っていくという意味合いがあり、非常に評価が高いと言っていいと思います。

ファッションの世界で頭角を現す日本のデザイナーたち。第一世代と言われている人たちにイッセイ ミヤケ、コム・デ・ギャルソン、ヨウジヤマモトなどがあるが、そこに続く形でsacaiやANREALAGEといった次世代の活躍も目覚ましい。世界で活躍するデザイナーたちの今後の活躍が楽しみだ。

【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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