J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。3月2日(月)のオンエアでは、ゆずの北川悠仁と岩沢厚治が登場。西沢とのトークを繰り広げた。ゆずは3月4日(水)、約2年ぶりとなるニューアルバム『YUZUTOWN』をリリース。
■今の時代ならゆずはYouTuberだった?
横浜の路上ライブから頭角を現していったゆずは、一度は就職も考えたというデビューに至るまでの道のりを語った。
西沢:横浜の街角で歌いだしたっていう初期のエピソードのがあるけど、今の時代で出てくるとしたら、きっとYouTubeやってたよね。
北川:僕はそう思いますね。
岩沢:絶対使ってますよね。
北川:路上で歌っているときに、たまたま今のボス、トイズファクトリーの社長の稲葉(貢一)さんという方に拾ってもらえたんです。だけどそれがなかったら、どうやって曲を人に伝えていいのかわからなかったですよね。ライブハウスにデモテープを持っていくのか、レコード会社にテープに送るのか、それこそラジオ局とか。
西沢:その時点でいくつぐらいだったの?
北川:20歳ですね。
西沢:もう10代は終わってたんだ。じゃあちょっと焦ってたでしょ?
岩沢:周りを見れば非常に焦りは(笑)。
北川:岩沢が専門学校を卒業するタイミングが焦りのポイントだったからね。
西沢:ゆずの最大の危機ってそこなの?
岩沢:そう。就職するかしないかみたいな。それで北川くんには「就職をしたほうがいいよ岩沢くんは」って言われて。
西沢:そうだったの!?
北川:安定を求めていたから「音楽に安定はないよ」って。
西沢:この2人の鉄壁のハーモニーが、そこで崩れそうになったの?
岩沢:(笑)。
北川:まあ、就職をしてもやっていたと思いますけども。
岩沢:週末に趣味程度でね。
西沢:でもやっぱり背水の陣でさ、就職しねえ、バイトもしねえ、音楽で食うんだっていう、そういう覚悟はあったわけでしょ?
北川:まあでも、その決意が揺らいでいるときに、本当にありがたいことに今の社長に会えたんですよ(笑)。
西沢:じゃあ、けっこうギリギリだったんだ。
北川:そうなのそうなの! だから……他力(たりき)!
一同:(笑)。
北川:最後の決め手は他力。
岩沢:いやいや……他力は大事だけども。
北川:やっぱり乗っていくという。自分で決めて「俺はやったんだぞ」っていうのも大事だけど。
西沢:中高生のみんな、ゆずだってそうやって生きてきているんだよ。今があるのは、あくまでも偶然なんだから。
北川・岩沢:(笑)。
■北川の苦い思い出「ドラムの才能が全くなかったんです(笑)」
2人で歌うスタイルのゆずだが、かつてバンド編成だった時期もあったという。ドラムをやっていたという北川は、当時の失敗談を披露した。
西沢:音楽キャリアのなかで、デビュー前の原型として、ドラムやベースがいたことはないの?
岩沢:原型をたどれば、北川くんがドラマーですよ。ほかにギターとベースがいて、僕が歌を歌ってっていう。
北川:ただ、ドラムの才能が全くなかったんです(笑)。
岩沢:デビュー当時のレコーディングで「ドラムが叩けるんだったら北川くんが叩いてみればいいじゃん」って言われて「じゃあやってみよう!」ってなって……。
北川:いきなりクビになりました(笑)。
岩沢:しかも三拍子だったんだよね。「難しい!」「やったことないんです」ってなって。
北川:あれはつらかったな。クビでしたね。
西沢:(笑)。プロはやっぱりね。
北川:ソングライターというのも、もちろん大変な仕事だと思いますけど、ベース1本で食ってる人とか、恐ろしいなと思いますね。
「ベース」というキーワードから、ピストンは最近になってわかったという音楽の表現に関するエピソードを披露した。
西沢:とある女の子のバンドの、ものすごく握力のないベースの音がカッコよく聴こえたのよ。
北川・岩沢:あー。
西沢:そのときにやっぱり音って、別に練習をしてすごく技術があることばっかりじゃないんだなっていうことをようやく勉強できたね。
北川:それでいうと、僕はチャーリー・ワッツ大先生。
西沢:ローリング・ストーンズのドラマー。
北川:20代のころって「おい、なんでハイハット離すんだ?」とか、すごく揺れるし「どうなんだろう?」って思っていたんですけど、35(歳)ぐらいのときにライブに行って、あまりの最高さにシビれちゃったっていうのはありますね。
西沢:やっぱり深いところがわかっちゃうんだな。
ゆずの活動情報は、公式サイトにて。
『GROOVE LINE』ではピストンが楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月9日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/
■今の時代ならゆずはYouTuberだった?
横浜の路上ライブから頭角を現していったゆずは、一度は就職も考えたというデビューに至るまでの道のりを語った。
西沢:横浜の街角で歌いだしたっていう初期のエピソードのがあるけど、今の時代で出てくるとしたら、きっとYouTubeやってたよね。
北川:僕はそう思いますね。
岩沢:絶対使ってますよね。
北川:路上で歌っているときに、たまたま今のボス、トイズファクトリーの社長の稲葉(貢一)さんという方に拾ってもらえたんです。だけどそれがなかったら、どうやって曲を人に伝えていいのかわからなかったですよね。ライブハウスにデモテープを持っていくのか、レコード会社にテープに送るのか、それこそラジオ局とか。
西沢:その時点でいくつぐらいだったの?
北川:20歳ですね。
西沢:もう10代は終わってたんだ。じゃあちょっと焦ってたでしょ?
岩沢:周りを見れば非常に焦りは(笑)。
北川:岩沢が専門学校を卒業するタイミングが焦りのポイントだったからね。
西沢:ゆずの最大の危機ってそこなの?
岩沢:そう。就職するかしないかみたいな。それで北川くんには「就職をしたほうがいいよ岩沢くんは」って言われて。
西沢:そうだったの!?
北川:安定を求めていたから「音楽に安定はないよ」って。
西沢:この2人の鉄壁のハーモニーが、そこで崩れそうになったの?
岩沢:(笑)。
北川:まあ、就職をしてもやっていたと思いますけども。
岩沢:週末に趣味程度でね。
西沢:でもやっぱり背水の陣でさ、就職しねえ、バイトもしねえ、音楽で食うんだっていう、そういう覚悟はあったわけでしょ?
北川:まあでも、その決意が揺らいでいるときに、本当にありがたいことに今の社長に会えたんですよ(笑)。
西沢:じゃあ、けっこうギリギリだったんだ。
北川:そうなのそうなの! だから……他力(たりき)!
一同:(笑)。
北川:最後の決め手は他力。
岩沢:いやいや……他力は大事だけども。
北川:やっぱり乗っていくという。自分で決めて「俺はやったんだぞ」っていうのも大事だけど。
西沢:中高生のみんな、ゆずだってそうやって生きてきているんだよ。今があるのは、あくまでも偶然なんだから。
北川・岩沢:(笑)。
■北川の苦い思い出「ドラムの才能が全くなかったんです(笑)」
2人で歌うスタイルのゆずだが、かつてバンド編成だった時期もあったという。ドラムをやっていたという北川は、当時の失敗談を披露した。
西沢:音楽キャリアのなかで、デビュー前の原型として、ドラムやベースがいたことはないの?
岩沢:原型をたどれば、北川くんがドラマーですよ。ほかにギターとベースがいて、僕が歌を歌ってっていう。
北川:ただ、ドラムの才能が全くなかったんです(笑)。
岩沢:デビュー当時のレコーディングで「ドラムが叩けるんだったら北川くんが叩いてみればいいじゃん」って言われて「じゃあやってみよう!」ってなって……。
北川:いきなりクビになりました(笑)。
岩沢:しかも三拍子だったんだよね。「難しい!」「やったことないんです」ってなって。
北川:あれはつらかったな。クビでしたね。
西沢:(笑)。プロはやっぱりね。
北川:ソングライターというのも、もちろん大変な仕事だと思いますけど、ベース1本で食ってる人とか、恐ろしいなと思いますね。
「ベース」というキーワードから、ピストンは最近になってわかったという音楽の表現に関するエピソードを披露した。
西沢:とある女の子のバンドの、ものすごく握力のないベースの音がカッコよく聴こえたのよ。
北川・岩沢:あー。
西沢:そのときにやっぱり音って、別に練習をしてすごく技術があることばっかりじゃないんだなっていうことをようやく勉強できたね。
北川:それでいうと、僕はチャーリー・ワッツ大先生。
西沢:ローリング・ストーンズのドラマー。
北川:20代のころって「おい、なんでハイハット離すんだ?」とか、すごく揺れるし「どうなんだろう?」って思っていたんですけど、35(歳)ぐらいのときにライブに行って、あまりの最高さにシビれちゃったっていうのはありますね。
西沢:やっぱり深いところがわかっちゃうんだな。
ゆずの活動情報は、公式サイトにて。
『GROOVE LINE』ではピストンが楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月9日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/
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