J-WAVEで放送中の番組『SEASONS』（ナビゲーター：マリエ）のワンコーナー「ESTEE LAUDER MAKE TOMORROW BEAUTIFUL」。2月29日（土）のオンエアでは、ビッケブランカがゲストに登場。ビッケブランカは3月4日（水）に1年4カ月ぶりに3rdアルバム『Devil』をリリース。アルバムに込めた思いや普段の曲作りについて語った。
■曲作りのセオリーもルールも無視したアルバム『Devil』
一足先にアルバムを聴いたマリエは「本を読んでいるようで面白かった！」と絶賛。『Devil』というタイトルにはどんな思いが詰まっているのだろうか。
ビッケブランカ：コンセプトありきでアルバムを作り始めることはないので、制作期間1年で書いた11曲を詰めて、最後に「なんてアルバム名にしようか。どういうテーマって自分で言えるかな」と考えて『Devil』にしたという順序ですね。
マリエ：愛に溢れてハッピーになる曲もたくさんある中で、どうして『Devil』に？
ビッケブランカ：悪魔ってもっといろいろな言い方があるじゃないですか。クリーチャーとか。でも「Devil」って、僕にとってそんなに悪い言葉ではない感じなんですよ。可愛い悪みたいな、いいバランス。その中で曲を作る姿勢がDevilだなというか、前作に比べて曲作りのセオリーもルールも意識的に無視している感じがある。振り返ったときの自分がね。
マリエ：可愛さ溢れる不良みたいな？
ビッケブランカ：自分で言うとだいぶ痛めになりますけど（笑）。言ってもらえる分には嬉しいですね。
マリエ：たしかに、アートワークもかわいい絵と一緒になっていて。これはどなたが？
ビッケブランカ：僕が信頼するデザイナーさんに「こういう色味で羽根を生やしてください」とお願いしました。
作詞、作曲、編曲をすべてセルフプロデュースしているビッケブランカは、曲作り以外の分野は信頼しているプロにずっとお願いしているという。
ビッケブランカ：その人たちの考え方も面白い。スタイリストさんでいうと、「これとこれを合わせるのは歴史的に間違ってる！」と言われたり。でも、一個一個にしっかりこだわりを持った人たちがいると考えると、自分は曲作りをしっかりマニングして、そこのプロフェッショナルにならなきゃな、という気持ちにさせてくれる。他は全部任せて、でも曲作りだけは僕に任せてくれ、って言えるようになろうかなと思いますね。
■ライブが楽しくてしょうがないけど、ときに曲作りの邪念に
ライブに関しては、昔は苦手な部分もあったが今は楽しくてしょうがないというビッケブランカ。
ビッケブランカ：昔は作った曲を全然再現できない、よさが伝わらずに生で観られるということで、年に1回やるかやらないかの時期もありました。
マリエ：へ～。
ビッケブランカ：でも最近は楽しすぎて、曲作りの最中もそれがよぎってしまうんですよ。曲作りのときに「ここをこうやったらみんなが歌えるだろう」とか「ここにWow Wowを入れれば、みんなやってくれるだろう」とか、そういう邪念が入ってくるんですよ。
マリエ：すごくわかります！ デザインしているときも「ここにロゴ入れといたら売れるんじゃね？」って（笑）。
ビッケブランカ：そうそう！ そういうのってクリエイティブにおいては邪魔で悪で、それこそDevilなわけなんですよ。だから今回はそういうのを排除して、あくまで作品は作品。ライブでやるときに偶然「あ、これは盛り上がるフレーズなんだ」とあとから気付けるのが正しい形なんじゃないかと、そう思います。
■3～4時間しか寝ないからこそ、睡眠の質にこだわる！
ストイックに曲作りをしているビッケブランカは、音楽から離れる瞬間はあるのだろうか。
ビッケブランカ：感覚的にはずっと離れてるんですよね。曲を作る時間しか音楽と完璧に触れ合っている意識はない。だからずっと扉は開け続けて、勝手に世界がパーツや音楽のアイデアを放り込んでくれているイメージですね。
マリエ：私も「1日1枚デザインをあげよう」と思うんですけど、絶対に無理なんですよね（笑）。
ビッケブランカ：無理ですよね。
マリエ：ガッとやれるのは1カ月に2日間くらいです。そんなもんですよね。
最後に、ビッケブランカに「明日を美しくするために心がけていることはなんですか」と問いかけた。
ビッケブランカ：睡眠の質しかありません。寝ること。あまり長く寝るタイプじゃなくて3～4時間しか寝ないんですけど、だからこそ、その時間をしっかり寝るために入眠や寝具にもこだわっていますね。
マリエ：ショートスリーパーだ。いろいろな企業の社長さんもショートスリーパーが多いんですって。やっぱり天才肌なんですね。大事なことですよね。私なんて酒気帯びで寝ていく感じなので。
ビッケブランカ：酒気帯びって（笑）。
マリエ：お酒に飲まれて寝ていくタイプなので、私も心がけたいです。
アルバム『Devil』のDVD付き商品には「Vickeblanka Ca Va Tour」ZEPP TOKYOファイナル公演から抜粋されたライブ映像と、旭山動物園の白熊に会いに行く『白熊』MV密着ドキュメンタリーが収録されている。4月からは全国ツアー「Tour de Devil 2020」の開催を予定している。こちらもぜひチェックしてほしい。
『SEASONS』のワンコーナー「ESTEE LAUDER MAKE TOMORROW BEAUTIFUL」では、「明日を美しくする」そのヒントやきっかけを探っていきます。オンエアは毎週土曜、13時30分頃から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2020年3月7日28時59分まで）
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『SEASONS』
放送日時：毎週土曜 12時－15時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/
■曲作りのセオリーもルールも無視したアルバム『Devil』
一足先にアルバムを聴いたマリエは「本を読んでいるようで面白かった！」と絶賛。『Devil』というタイトルにはどんな思いが詰まっているのだろうか。
ビッケブランカ：コンセプトありきでアルバムを作り始めることはないので、制作期間1年で書いた11曲を詰めて、最後に「なんてアルバム名にしようか。どういうテーマって自分で言えるかな」と考えて『Devil』にしたという順序ですね。
マリエ：愛に溢れてハッピーになる曲もたくさんある中で、どうして『Devil』に？
ビッケブランカ：悪魔ってもっといろいろな言い方があるじゃないですか。クリーチャーとか。でも「Devil」って、僕にとってそんなに悪い言葉ではない感じなんですよ。可愛い悪みたいな、いいバランス。その中で曲を作る姿勢がDevilだなというか、前作に比べて曲作りのセオリーもルールも意識的に無視している感じがある。振り返ったときの自分がね。
マリエ：可愛さ溢れる不良みたいな？
ビッケブランカ：自分で言うとだいぶ痛めになりますけど（笑）。言ってもらえる分には嬉しいですね。
マリエ：たしかに、アートワークもかわいい絵と一緒になっていて。これはどなたが？
ビッケブランカ：僕が信頼するデザイナーさんに「こういう色味で羽根を生やしてください」とお願いしました。
#Spotify プレイリスト
— ビッケブランカ Vickeblanka (@VickeBlanka) March 2, 2020
「THIS IS VICKEBLANKA」
ど頭にDevil全曲並んでる
フォローして流れで過去曲も聴いてほしい
Shekebon!のキャンバス(再生中に流れる映像)も更新したよ！https://t.co/WtHpk29SU2 pic.twitter.com/b3TjHCYeUC
作詞、作曲、編曲をすべてセルフプロデュースしているビッケブランカは、曲作り以外の分野は信頼しているプロにずっとお願いしているという。
ビッケブランカ：その人たちの考え方も面白い。スタイリストさんでいうと、「これとこれを合わせるのは歴史的に間違ってる！」と言われたり。でも、一個一個にしっかりこだわりを持った人たちがいると考えると、自分は曲作りをしっかりマニングして、そこのプロフェッショナルにならなきゃな、という気持ちにさせてくれる。他は全部任せて、でも曲作りだけは僕に任せてくれ、って言えるようになろうかなと思いますね。
■ライブが楽しくてしょうがないけど、ときに曲作りの邪念に
ライブに関しては、昔は苦手な部分もあったが今は楽しくてしょうがないというビッケブランカ。
ビッケブランカ：昔は作った曲を全然再現できない、よさが伝わらずに生で観られるということで、年に1回やるかやらないかの時期もありました。
マリエ：へ～。
ビッケブランカ：でも最近は楽しすぎて、曲作りの最中もそれがよぎってしまうんですよ。曲作りのときに「ここをこうやったらみんなが歌えるだろう」とか「ここにWow Wowを入れれば、みんなやってくれるだろう」とか、そういう邪念が入ってくるんですよ。
マリエ：すごくわかります！ デザインしているときも「ここにロゴ入れといたら売れるんじゃね？」って（笑）。
ビッケブランカ：そうそう！ そういうのってクリエイティブにおいては邪魔で悪で、それこそDevilなわけなんですよ。だから今回はそういうのを排除して、あくまで作品は作品。ライブでやるときに偶然「あ、これは盛り上がるフレーズなんだ」とあとから気付けるのが正しい形なんじゃないかと、そう思います。
■3～4時間しか寝ないからこそ、睡眠の質にこだわる！
ストイックに曲作りをしているビッケブランカは、音楽から離れる瞬間はあるのだろうか。
ビッケブランカ：感覚的にはずっと離れてるんですよね。曲を作る時間しか音楽と完璧に触れ合っている意識はない。だからずっと扉は開け続けて、勝手に世界がパーツや音楽のアイデアを放り込んでくれているイメージですね。
マリエ：私も「1日1枚デザインをあげよう」と思うんですけど、絶対に無理なんですよね（笑）。
ビッケブランカ：無理ですよね。
マリエ：ガッとやれるのは1カ月に2日間くらいです。そんなもんですよね。
最後に、ビッケブランカに「明日を美しくするために心がけていることはなんですか」と問いかけた。
ビッケブランカ：睡眠の質しかありません。寝ること。あまり長く寝るタイプじゃなくて3～4時間しか寝ないんですけど、だからこそ、その時間をしっかり寝るために入眠や寝具にもこだわっていますね。
マリエ：ショートスリーパーだ。いろいろな企業の社長さんもショートスリーパーが多いんですって。やっぱり天才肌なんですね。大事なことですよね。私なんて酒気帯びで寝ていく感じなので。
ビッケブランカ：酒気帯びって（笑）。
マリエ：お酒に飲まれて寝ていくタイプなので、私も心がけたいです。
アルバム『Devil』のDVD付き商品には「Vickeblanka Ca Va Tour」ZEPP TOKYOファイナル公演から抜粋されたライブ映像と、旭山動物園の白熊に会いに行く『白熊』MV密着ドキュメンタリーが収録されている。4月からは全国ツアー「Tour de Devil 2020」の開催を予定している。こちらもぜひチェックしてほしい。
『SEASONS』のワンコーナー「ESTEE LAUDER MAKE TOMORROW BEAUTIFUL」では、「明日を美しくする」そのヒントやきっかけを探っていきます。オンエアは毎週土曜、13時30分頃から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2020年3月7日28時59分まで）
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『SEASONS』
放送日時：毎週土曜 12時－15時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/
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