J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉 友)のワンコーナー「TOKYO SAVVY」。1月10日(金)のオンエアでは、プロダクト/テクノロジーのスペシャリスト・長谷部敦さんが登場。ケーブルが一切無い完全ワイヤレスイヤホンの最新版を紹介した。
■トゥルーワイヤレスヘッドホンが主流に
長谷部さんは、3年前にも同番組内で「ワイヤレスヘッドホンが盛り上がってきている」と紹介。その際に「左右のイヤホンが完全に分離している、トゥルーワイヤレスが出始めてきている」という話をしており、それがいよいよ主流になってきたと解説した。
長谷部:音楽を聴くためだけではなくて、スマートフォンで会話をしたり、スマートフォンを操ったり、持っているスマートフォンから、なにか他のものを操るようなことが増えてきています。現在アップル社のものが多いですが、アマゾン、フェイスブック、グーグルも出すなど、音楽機器としてのイヤホンだけじゃない可能性が完全ワイヤレスのイヤホンに出てきていて、市場も盛り上がりをみせています。
・SONY ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『WF-1000XM3』
長谷部:ケースもシャレていますし、中身は典型的な形のワイヤレスイヤホンなんですが、これは去年出たもののなかでもかなりのヒットモデルで、実際使ってみるとノイズキャンセリング機能が非常によくて、驚きます。しばらく着けていて外したときに「こんなに世の中ってうるさかったんだ」と思うような感じがあります。ぼくは喫茶店で仕事をしたりもしますし、電車や飛行機に乗るときに非常に使えます。2か月前にウォークマンの話をしまして、Spotifyなどの圧縮音源をアップスケールさせてくれる機能がついていると紹介しましたが、同じようなものが、これにもついています。
・ヤマハ 完全ワイヤレスBluetooth®イヤホン『TW-E7A』
長谷部:ヤマハは日本のオーディオAV機器メーカーとしてはトップメーカーですが、実はこのジャンルには参入していませんでした。完全ワイヤレスを始めて出すことになり、これは来月か再来月に発売されるモデルで、それを借りてきました。ヤマハが満を持して出すもので、ノイズキャンセルといった、他のメーカーがやっているような機能は全部フォローしています。新しいのは「耳への負担を抑えた音」で、ずっとイヤホンをしていると耳への負担が出てきますが、それを軽減してくれるファンクションがついており、試してみたくなります。
・Master&Dynamic
長谷部:どちらかというと、ファッション性、ラグジュアリー性を強く謳っているブランドです。商品自体も高価なのですが、ケースはステンレス、金属でできていまして、イヤホン自体もアセテートという素材で、メガネやサングラスのフレームに使われている樹脂です。ファッションアクセサリーのような素材を使っていますので、単純な音響機器とは少し異なります。
・GLIDiC Sound Air SPT-7000
長谷部:いろいろなブランドがスポーツ用のものを出していますが、これはランニングをするランナー用に特化したモデルです。もちろん汗をかいても大丈夫な防水仕様ですし、ランニングをしているときは外の音が聞こえないと危険なので、さきほどのノイズキャンセルとは逆に、外の音がちゃんと聞こえる仕組みになっています。フィット感や触り心地もよく、もちろんスポーツ用なので、動いても大丈夫な仕様になっています。
・Razer
長谷部:これはゲーム用なんです。ゲーミングに特化したモデルで、ゲームユーザーに向けてというのをコンセプトにしています。なぜゲームかというと、ワイヤレスの原点の1つである「ラグ(遅延)」をできるだけなくすというのを売りにしているからです。YouTubeを観ていても、動画と音が少しずれるというのがヘッドホンによっては多少あるらしいんですが、ゲームは特にセンシティブなので、ゲーマーがこだわるポイントです。
・BOSE FRAMES ALTO
長谷部:サングラス型で、イヤホンとは少し違うかもしれませんが、去年発売されて非常に話題になっています。BOSEはノイズキャンセルのヘッドホンの老舗ですし、普通の完全ワイヤレスも出していますが、これは耳に入れるのではなくて、外で鳴っているけどちゃんと聴こえて、マイクも付いていて音声での操作もできます。サングラスなので、当然形の好みもあり、発売当初は1つの型だけでしたが、違うタイプも出てきています。
『ALL GOOD FRIDAY』のワンコーナー「TOKYO SAVVY」では、新しい東京、まだ知らない東京をプレゼンテーションする。放送は毎週金曜の15時30分ころから。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年1月17日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『ALL GOOD FRIDAY』
放送日時:毎週金曜 11時30分-16時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/goodfriday/
■トゥルーワイヤレスヘッドホンが主流に
長谷部さんは、3年前にも同番組内で「ワイヤレスヘッドホンが盛り上がってきている」と紹介。その際に「左右のイヤホンが完全に分離している、トゥルーワイヤレスが出始めてきている」という話をしており、それがいよいよ主流になってきたと解説した。
長谷部:音楽を聴くためだけではなくて、スマートフォンで会話をしたり、スマートフォンを操ったり、持っているスマートフォンから、なにか他のものを操るようなことが増えてきています。現在アップル社のものが多いですが、アマゾン、フェイスブック、グーグルも出すなど、音楽機器としてのイヤホンだけじゃない可能性が完全ワイヤレスのイヤホンに出てきていて、市場も盛り上がりをみせています。
・SONY ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『WF-1000XM3』
長谷部:ケースもシャレていますし、中身は典型的な形のワイヤレスイヤホンなんですが、これは去年出たもののなかでもかなりのヒットモデルで、実際使ってみるとノイズキャンセリング機能が非常によくて、驚きます。しばらく着けていて外したときに「こんなに世の中ってうるさかったんだ」と思うような感じがあります。ぼくは喫茶店で仕事をしたりもしますし、電車や飛行機に乗るときに非常に使えます。2か月前にウォークマンの話をしまして、Spotifyなどの圧縮音源をアップスケールさせてくれる機能がついていると紹介しましたが、同じようなものが、これにもついています。
・ヤマハ 完全ワイヤレスBluetooth®イヤホン『TW-E7A』
長谷部:ヤマハは日本のオーディオAV機器メーカーとしてはトップメーカーですが、実はこのジャンルには参入していませんでした。完全ワイヤレスを始めて出すことになり、これは来月か再来月に発売されるモデルで、それを借りてきました。ヤマハが満を持して出すもので、ノイズキャンセルといった、他のメーカーがやっているような機能は全部フォローしています。新しいのは「耳への負担を抑えた音」で、ずっとイヤホンをしていると耳への負担が出てきますが、それを軽減してくれるファンクションがついており、試してみたくなります。
・Master&Dynamic
長谷部:どちらかというと、ファッション性、ラグジュアリー性を強く謳っているブランドです。商品自体も高価なのですが、ケースはステンレス、金属でできていまして、イヤホン自体もアセテートという素材で、メガネやサングラスのフレームに使われている樹脂です。ファッションアクセサリーのような素材を使っていますので、単純な音響機器とは少し異なります。
・GLIDiC Sound Air SPT-7000
長谷部:いろいろなブランドがスポーツ用のものを出していますが、これはランニングをするランナー用に特化したモデルです。もちろん汗をかいても大丈夫な防水仕様ですし、ランニングをしているときは外の音が聞こえないと危険なので、さきほどのノイズキャンセルとは逆に、外の音がちゃんと聞こえる仕組みになっています。フィット感や触り心地もよく、もちろんスポーツ用なので、動いても大丈夫な仕様になっています。
・Razer
長谷部:これはゲーム用なんです。ゲーミングに特化したモデルで、ゲームユーザーに向けてというのをコンセプトにしています。なぜゲームかというと、ワイヤレスの原点の1つである「ラグ(遅延)」をできるだけなくすというのを売りにしているからです。YouTubeを観ていても、動画と音が少しずれるというのがヘッドホンによっては多少あるらしいんですが、ゲームは特にセンシティブなので、ゲーマーがこだわるポイントです。
・BOSE FRAMES ALTO
長谷部:サングラス型で、イヤホンとは少し違うかもしれませんが、去年発売されて非常に話題になっています。BOSEはノイズキャンセルのヘッドホンの老舗ですし、普通の完全ワイヤレスも出していますが、これは耳に入れるのではなくて、外で鳴っているけどちゃんと聴こえて、マイクも付いていて音声での操作もできます。サングラスなので、当然形の好みもあり、発売当初は1つの型だけでしたが、違うタイプも出てきています。
『ALL GOOD FRIDAY』のワンコーナー「TOKYO SAVVY」では、新しい東京、まだ知らない東京をプレゼンテーションする。放送は毎週金曜の15時30分ころから。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年1月17日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『ALL GOOD FRIDAY』
放送日時:毎週金曜 11時30分-16時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/goodfriday/
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