J-WAVEで放送中の『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。12月23日(月)のオンエアには、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔(Vo)が登場。12月28日(土)にリリースするアルバム『もう紅白に出してくれない』について語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月30日28時59分まで)
■ゴールデンボンバーの音楽性を振り返る
ゴールデンボンバーは、これまで数々のユニークなライブパフォーマンスでファンからの注目を集めてきた。西沢は鬼龍院にバンドの音楽性について訊いた。
西沢:昔の昭和のコミックバンドとは違うわけじゃん?
鬼龍院:そうなんですよ。僕はコミックバンドっていっても、歌詞はあんまりふざけてなかったりするんで。コミックバンドのイメージって、大雑把になってしまいますけども、歌詞がおもしろいって人が多かったと思うんですよ。
西沢:ザ・ドリフターズが代表だからね。みんな、楽器プレイはそこそこできて。
鬼龍院:僕たちは、ギターのディストーションをビシャーっていう音楽をやりたかったんで、そうなると歌詞なんて聞き取れないじゃないですか。そういうところで歌詞をおもしろくするべきじゃないなと思って。
西沢:じゃあ、最初はもっと曲はうるさかったの?
鬼龍院:そうですね。最近はポップスがけっこう多いから、ライブハウス時代とかはディストーションギターばかりが前に出ているような曲。今でもありますけども、前のほうが割合高かったかもしれないですね。
西沢:でも、いわゆるヴィジュアル系みたいなものも、要素としていっぱい入ってたんでしょ?
鬼龍院:ありますあります。一応ルーツのようなものなので。
西沢:美学というか、様式美というか。
鬼龍院:様式美を好きなんですけど、利用させてもらって。
西沢:(アーティスト写真を見て)もうGLAYが最近着なくなった白いスーツ着てるもんね(笑)。
鬼龍院:そうですね、なんか懐かしみありますよね。白いスーツで。
西沢:この昔ながらのヴィジュアル系、最近いない。絵に描いたヴィジュアル系は。一人顔塗ってるしね。そもそも壊れてるんですけど(笑)。
鬼龍院:そうなんですよ(笑)。一応、そこはキャッチーになったかなぁって。
■新アルバム『もう紅白に出してくれない』タイトルの理由
12月28日(土)にリリースするアルバム『もう紅白に出してくれない』のタイトルについて、鬼龍院がタイトル決定までの経緯について語った。
西沢:このタイトルが攻撃的というか、NHKの人たち「ん?」って。反応しないと思うよ、俺は。
鬼龍院:これで最初出そうとしたら、一応事務所の人に「もうちょっとなんかマイルドな言い方ないかな」って言われちゃって(笑)。
西沢:これをマイルドにするとしたら、最後にクエスチョンマークだからね。「出してくれない?」
鬼龍院:「くれないの?」
西沢:そうそう。「の」を付けてもいい。「もう紅白に出してくれないの?」って。
鬼龍院:でも、これくらい言い切りたいなって。僕、どう考えても別に『もう紅白に出してくれない』って、紅白に出たい感あふれてるから「NHKの方も悪い気しないと思いますよ」って。
西沢:出たいんでしょ?
鬼龍院:出たいですよ。
西沢:出たいから(タイトル)つけてるんでしょ? いい意味で痛がゆいんでしょ? マッサージもちょっと強いけど、これくらいのが効くんですよみたいな。
鬼龍院:ちょっとは刺激がなくてはなと思ってるんで。なので、ちょっとこれは押し切った感じですね。
西沢:今年(紅白に)呼ばれてない?
鬼龍院:今年は呼ばれてないですね。出られて『もう紅白に出してくれない』ってやってたら、それはちょっとケンカ売ってるってなっちゃうんで。
西沢:あとから追加でギリギリで決まるみたいな可能性があるじゃん? ジャケットをプリントする時点で。
鬼龍院:途中から参加というケースも出てきてますよね。これ出しちゃったら「結局出れる?」っていって発売中止になっちゃうから(笑)。
西沢:ヤバかったよね(笑)。相変わらず思いつきでぐらんぐらんの橋を渡るね。だってメンバーの1人がさ、大女優と結婚してさ、おめでたいムードいっぱいになったら「ぜひ」みたいに。
鬼龍院:いやもう、僕はめちゃめちゃ利用しますよ。
西沢:でしょ。大女優と付き合えそうなパワーある人いるんですか?
鬼龍院:誰かいるかなぁ。女優好きいないかなぁ。
西沢:だって、みんな敬遠するでしょ、女優さんがこの人たちを(笑)。
鬼龍院:女優と付き合うタマじゃないんだよなあ、全員なぁ(笑)。
西沢:そうでしょ。そう考えると出しといてよかったですね(笑)。問題なかったですね。
■歌詞のおもしろさはフェス仕様?
番組では、アルバム『もう紅白に出してくれない』に収録されている楽曲『首が痛い』を紹介。曲を聴き終えた西沢の反応は……。
西沢:先ほど、コミックバンドは歌詞はおもしろくやっていて、ゴールデンボンバーは「歌詞はそんな面白くない」って言ってたんですけど、どうなってるんですかね。
鬼龍院:矛盾してますね、これ(笑)。
西沢:ちょっと待て、おいおい(笑)。その場しのぎの話をやめてくれよ、この番組で!
鬼龍院:お待ちください(笑)。僕がライブハウス時代だったら、この曲は作ってないです。今はですね、夏フェスとかもビジョンがあるときが多くて。そのときばかりは、歌詞がおもしろいのはOKだと思います(笑)。
西沢:この商業主義が(笑)!
鬼龍院:ライブハウスのときにやっちゃいけないだろうなとは思ってました。
西沢:もう……こう言ったらああ言って返してくるでしょ。
鬼龍院:いやいや、すいません(笑)。
ゴールデンボンバーは、12月28日(土)に幕張メッセで開催される「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 19/20」に出演。2020年1月には鬼龍院のソロ公演「クソイベ」の開催も予定している。
『GROOVE LINE』ではピストン西沢が楽曲を紹介しながら、ゲストとの軽快なトークなどをお届けする。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月30日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月30日28時59分まで)
■ゴールデンボンバーの音楽性を振り返る
ゴールデンボンバーは、これまで数々のユニークなライブパフォーマンスでファンからの注目を集めてきた。西沢は鬼龍院にバンドの音楽性について訊いた。
西沢:昔の昭和のコミックバンドとは違うわけじゃん?
鬼龍院:そうなんですよ。僕はコミックバンドっていっても、歌詞はあんまりふざけてなかったりするんで。コミックバンドのイメージって、大雑把になってしまいますけども、歌詞がおもしろいって人が多かったと思うんですよ。
西沢:ザ・ドリフターズが代表だからね。みんな、楽器プレイはそこそこできて。
鬼龍院:僕たちは、ギターのディストーションをビシャーっていう音楽をやりたかったんで、そうなると歌詞なんて聞き取れないじゃないですか。そういうところで歌詞をおもしろくするべきじゃないなと思って。
西沢:じゃあ、最初はもっと曲はうるさかったの?
鬼龍院:そうですね。最近はポップスがけっこう多いから、ライブハウス時代とかはディストーションギターばかりが前に出ているような曲。今でもありますけども、前のほうが割合高かったかもしれないですね。
西沢:でも、いわゆるヴィジュアル系みたいなものも、要素としていっぱい入ってたんでしょ?
鬼龍院:ありますあります。一応ルーツのようなものなので。
西沢:美学というか、様式美というか。
鬼龍院:様式美を好きなんですけど、利用させてもらって。
西沢:(アーティスト写真を見て)もうGLAYが最近着なくなった白いスーツ着てるもんね(笑)。
鬼龍院:そうですね、なんか懐かしみありますよね。白いスーツで。
西沢:この昔ながらのヴィジュアル系、最近いない。絵に描いたヴィジュアル系は。一人顔塗ってるしね。そもそも壊れてるんですけど(笑)。
鬼龍院:そうなんですよ(笑)。一応、そこはキャッチーになったかなぁって。
■新アルバム『もう紅白に出してくれない』タイトルの理由
12月28日(土)にリリースするアルバム『もう紅白に出してくれない』のタイトルについて、鬼龍院がタイトル決定までの経緯について語った。
西沢:このタイトルが攻撃的というか、NHKの人たち「ん?」って。反応しないと思うよ、俺は。
鬼龍院:これで最初出そうとしたら、一応事務所の人に「もうちょっとなんかマイルドな言い方ないかな」って言われちゃって(笑)。
西沢:これをマイルドにするとしたら、最後にクエスチョンマークだからね。「出してくれない?」
鬼龍院:「くれないの?」
西沢:そうそう。「の」を付けてもいい。「もう紅白に出してくれないの?」って。
鬼龍院:でも、これくらい言い切りたいなって。僕、どう考えても別に『もう紅白に出してくれない』って、紅白に出たい感あふれてるから「NHKの方も悪い気しないと思いますよ」って。
西沢:出たいんでしょ?
鬼龍院:出たいですよ。
西沢:出たいから(タイトル)つけてるんでしょ? いい意味で痛がゆいんでしょ? マッサージもちょっと強いけど、これくらいのが効くんですよみたいな。
鬼龍院:ちょっとは刺激がなくてはなと思ってるんで。なので、ちょっとこれは押し切った感じですね。
西沢:今年(紅白に)呼ばれてない?
鬼龍院:今年は呼ばれてないですね。出られて『もう紅白に出してくれない』ってやってたら、それはちょっとケンカ売ってるってなっちゃうんで。
西沢:あとから追加でギリギリで決まるみたいな可能性があるじゃん? ジャケットをプリントする時点で。
鬼龍院:途中から参加というケースも出てきてますよね。これ出しちゃったら「結局出れる?」っていって発売中止になっちゃうから(笑)。
西沢:ヤバかったよね(笑)。相変わらず思いつきでぐらんぐらんの橋を渡るね。だってメンバーの1人がさ、大女優と結婚してさ、おめでたいムードいっぱいになったら「ぜひ」みたいに。
鬼龍院:いやもう、僕はめちゃめちゃ利用しますよ。
西沢:でしょ。大女優と付き合えそうなパワーある人いるんですか?
鬼龍院:誰かいるかなぁ。女優好きいないかなぁ。
西沢:だって、みんな敬遠するでしょ、女優さんがこの人たちを(笑)。
鬼龍院:女優と付き合うタマじゃないんだよなあ、全員なぁ(笑)。
西沢:そうでしょ。そう考えると出しといてよかったですね(笑)。問題なかったですね。
■歌詞のおもしろさはフェス仕様?
番組では、アルバム『もう紅白に出してくれない』に収録されている楽曲『首が痛い』を紹介。曲を聴き終えた西沢の反応は……。
西沢:先ほど、コミックバンドは歌詞はおもしろくやっていて、ゴールデンボンバーは「歌詞はそんな面白くない」って言ってたんですけど、どうなってるんですかね。
鬼龍院:矛盾してますね、これ(笑)。
西沢:ちょっと待て、おいおい(笑)。その場しのぎの話をやめてくれよ、この番組で!
鬼龍院:お待ちください(笑)。僕がライブハウス時代だったら、この曲は作ってないです。今はですね、夏フェスとかもビジョンがあるときが多くて。そのときばかりは、歌詞がおもしろいのはOKだと思います(笑)。
西沢:この商業主義が(笑)!
鬼龍院:ライブハウスのときにやっちゃいけないだろうなとは思ってました。
西沢:もう……こう言ったらああ言って返してくるでしょ。
鬼龍院:いやいや、すいません(笑)。
ゴールデンボンバーは、12月28日(土)に幕張メッセで開催される「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 19/20」に出演。2020年1月には鬼龍院のソロ公演「クソイベ」の開催も予定している。
『GROOVE LINE』ではピストン西沢が楽曲を紹介しながら、ゲストとの軽快なトークなどをお届けする。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月30日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/
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