J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語る。12月12日(木)のオンエアでは、木曜担当のmiletが登場。「2019年ベストソング」をテーマに語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月19日28時59分まで)
・Therapie TAXI『Egotrip』
Therapie TAXIは男女5人組のフランスのロック、ポップ、フレンチ・ヒップホップのグループ。新曲も12月6日にリリースされたばかりなので要チェックだ。
milet:この曲は明るめに聴こえますけど、お金や名声への皮肉を込めた歌詞で、自暴自棄になっている歌です。聴いていたときにちょうど、たくさんの曲を作るプレッシャーとかがあって、晴れやかな気分ではなかったんですけど、なんかこの曲を聴いたらリセットされたんですよね。それからは、この曲が自分のなかで「リセットソング」みたいな役割になっています。気分が落ちているときも、まともにならないといけないときも、勉強する前のときとか、頭を1回リセットさせたいときに聴く曲にしています。
miletはTherapie TAXIの、ポップスのトレンドを気にせずに「好きなことやりまーす」という風に感じるスタンスが好きなのだそう。「私らしくなんでもすればいいじゃない」と肯定してくれる感じがフレンチ・ポップスを聴きたくなる理由なのだと語っていた。
・Jack Garratt『Surprise Yourself』
『Surprise Yourself』は2019年にリリースされた曲ではないものの、miletは「私のなかでは2019年のベスト」と明言した。
milet:今年はすごく彼の曲を聴きまくりました。今までも聴いていたんですけど、今年は特に。彼の曲はいろんな景色を見せてくれました。知らないことをたくさん経験したりして、今年は想像力がすごく豊かになったんです。そのなかで、この曲は私の想像力をさらにかきたてました。
milet『Surprise Yourself』を聴いて「音楽でこんな想像ができるんだ」と驚いたそう。さらに今年デビューをしたことで、驚きの景色をたくさん目の当たりにしたと振り返った。
milet:最初のビルボードのショーケースも本当に感動した。こんなに私に会いに来てくれる人がいるんだって思った。夏フェスは本当に驚いたな。SUMMER SONICの東京の朝イチのオープニングアクトで、会場の後ろにまで人がたくさんいて。舞台に出るまで、3列ぐらいまでしか入ってないと思っていたからね(笑)。出たら後ろにまで人がいたの、ビックリしたよ。だってこのあいだまで、私はそこ(客席)にいた人だったからね。それが一瞬で観られる側に変わったんだよね。逆にみなさんのことを見ることができるというのは新しい体験なんだけどさ、不思議な世界に入った感じです。ワンマンとかお客さんがみんな、キラキラしてました。漫画みたいなキラキラが出てた。あの平和な場所が世界中に広がればいいのになって思いました。
・Bea Miller, 6LACK『it's not u it's me』
miletはBea Millerが、かつてBeatrice Millerという名前でデビューしたころから彼女の曲を聴いてきたそう。同じアーティストの曲を長期間聴き続けることで、感じたことがあるという。
milet:歌が変わらないんだよね。デビュー当時はロック色の強い歌を歌ったりしていたけど、いまはこういう歌も歌うようになって。私としてはジャンルなんてどうでもいいから、こうやって歌い続けてくれるだけで、元気をもらえます。そして彼女は自分の声のアンニュイさと、ときどき乱暴にも思える力強さとのギャップが武器というのをすごくわかっている。その使い方が曲と歳を重ねるごとにどんどん、すごくうまくなっていっている。それってすごいことで、自分の歌や声を分析するって時間がかかるんですよね。実際に私もこの間から歌い始めて、まだまだ自分の歌の可能性がわかってないんですよね。わかるのは、可能性は無限大ということだけ(笑)。
miletはメジャーデビューをしたことで、1曲1曲をリリースする大変さを始めて実感したという。音楽の聴き方、感じ方も大きく変わったのだとか。
milet:裏側を1回見たからなのかな? なので改めて、すべての歌い続けてくれる、音楽をし続けてくれるアーティストたちへの感謝を感じました。あんなに楽しみを提供してくれて、みんな本当に精神をすり減らして音楽を作ってくれているなって思う! 心を込めて作って歌ってますよ。なのでみなさん、そうやって作ってると思って受け止めてもらえると嬉しいです。音楽を作るのは本当に面白い。来年はもう曲が渋滞しているので、どんどんリリースをしていくので聴いてほしい。2019年、みなさんのマイベストソングのなかに私の曲が含まれているといいな。
miletは「もう年末なので、みなさんも2019年のベストソングも振り返ってみると、いろいろと面白いかもしれません」と締めくくっていた。
miletのデビューEP『Drown / You & I』は現在発売中。2020年は3月から初のライブツアー「milet live tour 2020 “Green Lights”」の開催が決定。こちらも要チェックだ。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがその日のテーマにまつわるトークを展開。時間は22時30分ごろから。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月19日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月19日28時59分まで)
・Therapie TAXI『Egotrip』
Therapie TAXIは男女5人組のフランスのロック、ポップ、フレンチ・ヒップホップのグループ。新曲も12月6日にリリースされたばかりなので要チェックだ。
milet:この曲は明るめに聴こえますけど、お金や名声への皮肉を込めた歌詞で、自暴自棄になっている歌です。聴いていたときにちょうど、たくさんの曲を作るプレッシャーとかがあって、晴れやかな気分ではなかったんですけど、なんかこの曲を聴いたらリセットされたんですよね。それからは、この曲が自分のなかで「リセットソング」みたいな役割になっています。気分が落ちているときも、まともにならないといけないときも、勉強する前のときとか、頭を1回リセットさせたいときに聴く曲にしています。
miletはTherapie TAXIの、ポップスのトレンドを気にせずに「好きなことやりまーす」という風に感じるスタンスが好きなのだそう。「私らしくなんでもすればいいじゃない」と肯定してくれる感じがフレンチ・ポップスを聴きたくなる理由なのだと語っていた。
・Jack Garratt『Surprise Yourself』
『Surprise Yourself』は2019年にリリースされた曲ではないものの、miletは「私のなかでは2019年のベスト」と明言した。
milet:今年はすごく彼の曲を聴きまくりました。今までも聴いていたんですけど、今年は特に。彼の曲はいろんな景色を見せてくれました。知らないことをたくさん経験したりして、今年は想像力がすごく豊かになったんです。そのなかで、この曲は私の想像力をさらにかきたてました。
milet『Surprise Yourself』を聴いて「音楽でこんな想像ができるんだ」と驚いたそう。さらに今年デビューをしたことで、驚きの景色をたくさん目の当たりにしたと振り返った。
milet:最初のビルボードのショーケースも本当に感動した。こんなに私に会いに来てくれる人がいるんだって思った。夏フェスは本当に驚いたな。SUMMER SONICの東京の朝イチのオープニングアクトで、会場の後ろにまで人がたくさんいて。舞台に出るまで、3列ぐらいまでしか入ってないと思っていたからね(笑)。出たら後ろにまで人がいたの、ビックリしたよ。だってこのあいだまで、私はそこ(客席)にいた人だったからね。それが一瞬で観られる側に変わったんだよね。逆にみなさんのことを見ることができるというのは新しい体験なんだけどさ、不思議な世界に入った感じです。ワンマンとかお客さんがみんな、キラキラしてました。漫画みたいなキラキラが出てた。あの平和な場所が世界中に広がればいいのになって思いました。
・Bea Miller, 6LACK『it's not u it's me』
miletはBea Millerが、かつてBeatrice Millerという名前でデビューしたころから彼女の曲を聴いてきたそう。同じアーティストの曲を長期間聴き続けることで、感じたことがあるという。
milet:歌が変わらないんだよね。デビュー当時はロック色の強い歌を歌ったりしていたけど、いまはこういう歌も歌うようになって。私としてはジャンルなんてどうでもいいから、こうやって歌い続けてくれるだけで、元気をもらえます。そして彼女は自分の声のアンニュイさと、ときどき乱暴にも思える力強さとのギャップが武器というのをすごくわかっている。その使い方が曲と歳を重ねるごとにどんどん、すごくうまくなっていっている。それってすごいことで、自分の歌や声を分析するって時間がかかるんですよね。実際に私もこの間から歌い始めて、まだまだ自分の歌の可能性がわかってないんですよね。わかるのは、可能性は無限大ということだけ(笑)。
miletはメジャーデビューをしたことで、1曲1曲をリリースする大変さを始めて実感したという。音楽の聴き方、感じ方も大きく変わったのだとか。
milet:裏側を1回見たからなのかな? なので改めて、すべての歌い続けてくれる、音楽をし続けてくれるアーティストたちへの感謝を感じました。あんなに楽しみを提供してくれて、みんな本当に精神をすり減らして音楽を作ってくれているなって思う! 心を込めて作って歌ってますよ。なのでみなさん、そうやって作ってると思って受け止めてもらえると嬉しいです。音楽を作るのは本当に面白い。来年はもう曲が渋滞しているので、どんどんリリースをしていくので聴いてほしい。2019年、みなさんのマイベストソングのなかに私の曲が含まれているといいな。
miletは「もう年末なので、みなさんも2019年のベストソングも振り返ってみると、いろいろと面白いかもしれません」と締めくくっていた。
miletのデビューEP『Drown / You & I』は現在発売中。2020年は3月から初のライブツアー「milet live tour 2020 “Green Lights”」の開催が決定。こちらも要チェックだ。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがその日のテーマにまつわるトークを展開。時間は22時30分ごろから。
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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