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「2019年ベスト文房具」を、文具王が選ぶ! 仕事がはかどるペンやホッチキスは?

「2019年ベスト文房具」を、文具王が選ぶ! 仕事がはかどるペンやホッチキスは?

オフィスでは欠かせない文房具。いい文房具には仕事を捗らせるだけでなく、気分を上げる効果もある。自分の持つものにこだわりのある人も多いのでは。J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」では、12月17日(火)のオンエアにて、文房具王の高畑正幸が「2019年のベスト文房具」を紹介した。

高畑は『TVチャンピオン』(テレビ東京)の「文房具通選手権」で3度優勝し“文具王”と呼ばれるように。文具メーカーでの商品企画やマーケターを経て独立。現在は文房具の情報サイト『文具のとびら』の編集長を務めたり、Youtuberとして文具の情報を発信したりと、精力的に活動している。

【12月17日(火)『STEP ONE』の「BEHIND THE SCENE」(ナビゲーター:サッシャ、増井なぎさ)】

■フリクションポイントノック04/株式会社パイロットコーポレーション (250円+税)



こすると消える特徴が人気のフリクションシリーズ最新作。超極細でノック式という新しい見た目だが、その性能もかなり高いそうだ。

高畑:これまでの細いものに比べて、圧倒的にインクの出がよくなりました。ノック式には太いものしかなかったんですが、それが細くなったとも言えるし、キャップ式だった細いものがより滑らかになったとも言える。
増田:手帳にはやっぱりこれですよね。細いとさらにいいですね。
高畑:これまでの太字のものはペン先が円錐型のチップで、細字のものは細い棒状だったんですね。それは細くできるんだけど、後ろには細い空間しかないのでインクの出が遅い、逆に円錐型は、インクは出るけど太くなってしまう。それが今回複雑な形状のチップになっていて、細いけど根元がグッと広がっている。そのいいとこ取りによって、細いんだけれども滑らかに書けるんですね。



■HD-10TL(ホッチキス)/マックス株式会社(800円+税)



見た目は通常通りの針式ホッチキスだが、実際に使用したサッシャと増井はその軽さに驚いた。内部に特殊なてこが入っており、押すときの感覚が格段に軽いのだそう。

さらに、オフィスワークには最適な工夫も施されていると高畑さんは説明した。

高畑:しかもこれは立てて置ける。あと、中に針の芯が3つ入るんですね。今まで2つは入っていたんですけど、3つ入るのは初めてです。なので業務でしっかり使う人には、楽に押せてしかも針交換が少なくて済む! あとはホッチキスを逆手持ちする人がいるんですが、それに合わせたグリップになっているので、立てて置いたものをそのまま手に取ってガチャッと(押せる)。仕事で使うんだったらすごく便利です。

■ノックサイン/ゼブラ株式会社(100円+税)



サインペンといえばキャップ式のイメージがあるが、今回はノック式のサインペンだ。他社のノック式サインペンには、インクが乾かないよう中蓋が付いているため若干形が太くなるが、このペンに中蓋はないという。

高畑:「モイストキープインク」というインクで、空気中の水分を自ら吸い集めて自分の湿度を保つっていうものなんですよ! 除湿剤にも使われる成分が入っていたりする。なので常に湿度のバランスを取ってくれるんです。蓋がない分細くできるし、安くできるので100円なんですね。

この中から、大賞に選ばれたのは「フリクションポイントノック04」だった。高畑は本の校正作業で使い続け、これがなければ終わらなかった、というほどのお気に入り。ぜひ文具店で試してみてほしい。また、この他にいい文房具の情報を知りたい人は、『文具のとびら』で探してみては。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」では、気になるニュースの裏側に光を当てる。放送は月曜~木曜の10時10分頃から。お楽しみに。

【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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