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ゴスペラーズ、ギャラの配分はきっちり5等分! そのメリットは…

ゴスペラーズ、ギャラの配分はきっちり5等分! そのメリットは…

J-WAVEで放送中の番組『VOLVO CROSSING LOUNGE』(ナビゲーター:アン ミカ)。11月8日(金)のオンエアでは、ゴスペラーズ・黒沢薫がゲストに登場。メジャーデビュー25周年を記念したシングル『VOXers』を紹介した。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月15日28時59分まで)


■『VOXers』でようやく実現できたテクニックは?

グループ初の“ケンカアカペラ”を取り入れたシングル『VOXers』は、10月30日(水)に発売された。“ケンカアカペラ”とは一体どういう歌唱方法なのか、黒沢が解説した。

アンミカ:“ケンカアカペラ”って、どういう意味なんですか?
黒沢:アカペラだけど、アカペラのイメージを覆すように、リズミカルにみんなが声を張り上げます。今回の『VOXers』では、5人が歌で戦っています。
アンミカ:聴いていて楽しいし、それぞれの声とハーモニーの表情が変わっていきますね。
黒沢:サビのリードボーカルは同じなんですが、他の4人は同じ音をハモっているのではなくて、リズムが違うんですよ。スキャットの発声時の口の形も、「リ」とか「ル」とか「ラ」とかみんな違っていて。みんなが違うことを言っているのに、結果的にハモっているんですね。ケンカアカペラはずっとやりたかったんですけど、ここにきてやっとできました。


■全員が本気で作曲するグループ

デビュー当時から、ギャラの配分をきっちり5等分にしているというゴスペラーズ。金銭面で揉める可能性を意識して排除したことによって、各メンバーの作曲活動へのモチベーションはどう変化したのかを黒沢が語った。

黒沢:デビュー当初の全然儲かっていないときから「ギャラは全部5等分にしましょう」と決めていたので、お金で揉めたことがないんですよ。ですので、自分たちが(それぞれ)やりたいことをやっても、他のメンバーたちから否定されないのは大きいですね。そのうえで、いい曲を書けばいい。誰かの曲に頼るのではなくて、「いい曲を書いて、どうやって採用されるか」だけを考えればいいんです。全員が作曲に本気なんですけど、喧嘩はしないです。
アンミカ:仲間の実力を認め合ったなかで戦っていて、切磋琢磨ですね。
黒沢:『VOXers』の歌の世界観と、実際の我々の活動はかなり近いですね。

新曲『VOXers』は好評発売中。『VOLVO CROSSING LOUNGE』では、様々なジャンルのプロフェッショナルをゲストに迎えて、大人の良質なクロストークを繰り広げる。オンエアは毎週金曜23時30分から。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月15日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『VOLVO CROSSING LOUNGE』
放送日時:毎週日曜 23時30分-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/crossinglounge/

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