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乃木坂46・齋藤飛鳥「本当にやめてほしい」 言われると言い返したくなる言葉とは?

乃木坂46・齋藤飛鳥「本当にやめてほしい」 言われると言い返したくなる言葉とは?

J-WAVEで放送中の番組『POP OF THE WORLD』(ナビゲーター:ハリー杉山)のワンコーナー「HARRY'S ENGLISH CLASS」。ハリー杉山が、乃木坂46・齋藤飛鳥に英語を教えるコーナーだ。10月26日(土)のオンエアでは、助動詞「may」「can」「could」の違いを学んだ。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月2日28時59分まで)


■旅行におすすめの国

齋藤からの挨拶「Hiya!」(やあ!)でスタート。まずは、リスナーからの質問に回答した。

「卒業旅行の参考に、おすすめの国やおいしい肉料理を教えてください」

齋藤:どこだろうなあ。ベタで申し訳ないですけど、私はニューヨークやイギリスのステーキが好きでしたね。
ハリー:日本のステーキと違った?
齋藤:個人的にはあっさりした味より、ガツンと肉の味がするほうが好きなので。ロンドンで行ったステーキ屋さんは、味付けがどうとかっていうより、ガッツリ肉を楽しんでくださいという感じでした。
ハリー:そうなんですよ。肉が持つ味を味わってくださいという感じで、ソースがあるわけでもなく、変な話、肉の塊が塩とともに出てくるイメージです。このあいだ、Creepy NutsのDJ松永くんが、ロンドンで開催されたDJ技術を競う世界大会「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIP FINALS 2019」で世界一になりました。その直前に、彼の番組におじゃまして「ロンドンのここに行ってほしい」「これをしてはいけない」というトークをしたところだったんです。心配だったので「ロンドンは大丈夫だった?」って訊いたら、「フィッシュ&チップスを連続で食べ過ぎてお腹を下しました」って。
齋藤:何をやってるんですか(笑)。
ハリー:あと、行ってほしい場所のリストを送っていて、その中に飛鳥ちゃんも行ったことがあるステーキ店「ホークスモア」も入れていたんです。
齋藤:行きました! 大好き。
ハリー:そうしたらDJ松永くんが「奇跡です。おいしかったです」って。イギリス料理はおいしいんだよ!
齋藤:そうですよね。いまだに「イギリスって料理がまずいよね」って言われるんですけど、本当にやめてほしいです。今ってそんなことないじゃないですか。
ハリー:うれしいなあ。食の親善大使になってください。
齋藤:言われるたびに言い返そうと思うんですけど、それも面倒くさくて。
ハリー:僕は6年間言い返してます。このあいだもDJ松永くんに「なんでそんなイメージがあるんですか?」って訊かれたので「これはJOYさんのせいです」って言っておきました。JOYさんがいろいろなバラエティ番組に出て、イギリスのロケをして「イギリス人は全員うなぎのゼリーしか食わないんだよ」ってわけのわからない嘘をつくから(笑)。
齋藤:嘘ばっかり(笑)。
ハリー:だから、リスナーさんにおすすめしたいのはイギリスの肉料理ですね。
齋藤:そうですね。私はイギリスがおすすめです。お肉だけじゃなくカレーとか、ごはんがおいしいですよね。
ハリー:人種のるつぼだから、中東料理のタジン鍋やカレーもおいしいです。
齋藤:でも、友だちと行けばどこでも楽しいんじゃないですか。楽しんでください。


■文法を学ぶ!

コーナー後半では、助動詞「may」「can」「could」それぞれの違いを学んだ。

「may」は一番丁寧な言い回しであり、目上の人に対しては「May I~」を使うことが多い。たとえば「May I turn the AC (Air Conditioner) off?」(エアコンを切ってもよろしいでしょうか?)。次に丁寧な言い回しが「Could I~」。これは、相手に尊敬を示しながら「おそらくエアコンを消しても大丈夫だろう」というニュアンスが含まれる。そして、三つのなかで一番カジュアルな言い回しが「Can I~」だ。

ハリー:たとえば、僕が飛鳥ちゃんに「Could I borrow your pen?」(ペンを貸してくれますか?)って訊いたとしたら「飛鳥ちゃんなら貸してくれるだろう」というニュアンスが含まれます。でも、先生に訊くとしたら「May I borrow your pen?」と訊きます。英語には尊敬語がないとか、だいたいみんな同じように(カジュアルに)話すと言われます。たしかにそうですけど、その中でも相手に対するちょっとしたリスペクトが「May I~」「Could I~」「Can I~」に含まれます。
齋藤:じゃあ「お肉がおいしい店に連れて行ってください」は?
ハリー:その場合は「could」を使います。なぜかというと「may」は自分に対して使う言葉で「"私が"~をしてもよろしいでしょうか?」という意味だからです。
齋藤:なるほどなるほど。
ハリー:だから「お肉がおいしい店に連れて行ってください」を目上の人に使うなら「Could you take me to a restraint with fantastic meat.」です。目上の人に使う場合は、ごちそうになるかもしれないので「could」がいいですね。目上の人であっても、関係性によっては「can」でもいいですけどね。

「May I~」「Could I~」「Can I~」のほか、「~をしたくない」という思いを示す「Should I~」という言い回しがあり、これは「~をするべきですか?」と言うときに使う。たとえば「Should I go back home?」(家に帰るべきですか/帰ったほうがいいですか)。さらに「そんなことをしなければならないのですか?」という意味の「Do I have to~」もある。

ハリー:たとえば、家族でテーマパークに行って帰るときに、子どもが「Mummy, do I have to go back home?」(ママ、家に帰らなきゃだめなの?/帰りたくない)と言ったりします。ほかにも「Do I have to go with you?」は「あなたと一緒に行かなきゃいけないの?」などがあります。
齋藤:うわあ、すごくいやそう(笑)。

丁寧な言い回しの順番は、上から「May I~」「Could I~」「Can I~」「Should I~」「Do I have to~」となる。この機会にぜひ覚えてみてほしい。

【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『POP OF THE WORLD』
放送日時:毎週土曜 6時-8時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/popworld

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