J-WAVEで放送中の番組『SEIKO SOUND STORAGE』。この番組は、ミュージシャンやスポーツ選手など、各界で活躍するゲストがマンスリーで自らの音楽遍歴を語る。10月はCHEMISTRYの堂珍嘉邦と川畑 要が登場。11日(金)のオンエアでは、CHEMISTRYのふたりが出会う前、90年代のファッションや音楽を語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月18日28時59分まで)
■90年代に流行ったファッション
堂珍は広島育ち、川畑は東京育ち。育った環境が違うふたりが、90年代当時のファッションの思い出を語り合った。
堂珍:僕は、ヒップホップとかを聴かなかった。親の影響でザ・ビートルズとかジョン・レノンとか、日本の音楽だったらフォークソングだったわけ。日本ではサニーデイ・サービスみたいな人たちもいて、ジャケット写真を見ると、みんな「パンタロン」を着ていたわけ。
川畑:パンタロンね。あれは流行ったよ。
堂珍:要は、そういう時期があったの?
川畑:ヒッピーみたいな服が流行った。15~16歳、中学3年生の頃に、50'sとかヒッピーとか。そのあとにヒップホップっぽいのがきて、サーフっぽい人もいて、混在してたね。アメカジみたいなのが好きな人もいたし。
堂珍:細分化してくる頃なんだね。俺、夜行バスに乗って友だちと東京へ買い物に行ってた。右も左もよくわからない原宿とかに行って、ベルボトムっぽいデニムとかを買ったもんね。
川畑:ベルボトム、懐かしいな。ピチピチのTシャツを着てね。
■90年代に聴いた音楽は...
堂珍は「90年代といえばレディオヘッドやボン・ジョヴィ、いろいろなミュージックの流れがあった」と、当時の音楽を振り返る。
堂珍:手当たり次第に、いろいろと聴いてた。バンドを組んでたときの、ませたベースの奴とかはブライアン・アダムスを聴いてたり、「バンドをやろうぜ」って言ったらグリーン・デイとかミスター・ビッグとか、そういうノリになったり、そういうなかでフレディ・マーキュリーが亡くなっちゃったり、いろいろなきっかけで音楽を聴くようになった。
その中で堂珍が「異色でヘンテコだけど面白い」と感じたオランダ出身のロビー・ヴァレンタイン『No Turning Back』をオンエア。「たぶん、ロビー・ヴァレンタインはクイーンの影響を受けてたと思う。クイーンとクラシックとハードロックみたいな感じ」と解説した。
一方の川畑は、16歳の頃にヒップホップと出会う。最初はファッションから入ったと明かす。
川畑:ブラックミュージックも好きだけど、最初はファッションに刺激を受けて「かっけえな」と思った。そこから、ファッションとともに聴いていたのが2Pac Feat Dr. Dre & Roger Troutman『California Love』。不良感もあり、当時の自分にはピッタリすぎて、常に聴いていた曲です。
■ガジェットが大きく変化した90年代
「90年代の衝撃的な出来事」として、川畑は「90年代は音楽を聴いてたガジェットがウォークマンでしょ。CDプレイヤーを持ち歩いてたけど、あれも相当デカイ」と懐かしんだ。
川畑:のちにMDが出るよね。2000年に入るまでに劇的に変わっていったんじゃないかな。ポケベルがあったり。俺、中3の最後にポケベルを持ったんですよ。携帯電話を持ったのは16〜17歳で、まだデカくて。アナログとデジタルがあって、アナログなんてトランシーバーだもん。
堂珍:今は便利になったよね。そのかわり、ありがたみが減ったけどね。待ち合わせって、家に電話をかけるときに親の壁を乗り越えてから約束を取り付けるわけじゃないですか?
川畑:あれ、よかったけどね。
堂珍:そういうドキドキとか、今はあまりないのかな。
川畑:あれがなければ「夜分遅くにすみません」なんて言わないもんね。
■川畑「僕は追われるのが苦手。好きになりたい」
ふたりが、青春時代の恋愛トークを展開した。
堂珍:どういう恋愛してた?
川畑:僕は追われるのが苦手。好きになりたいんですよ。自分が追いかけたいタイプなので、好きな人ができたら真っ直ぐ、その人を振り向かせるまで猛アタック。堂珍はどうでした? 追いかける派? 好きって言われたい?
堂珍:そりゃ好きって言われたいよ。でも、10代は自分が好きな人との恋愛は叶わなかったな。でも、学園祭とかでライブをするじゃん。告白されたりして、ちょっと付き合ってみるんだけど、やっぱりダメなんだよね。
川畑:淡いね。
堂珍:そういうことはあったかな。
川畑:あるよね。俺、同じ子に2回告白した。
堂珍:攻めるねえ。
川畑:で、付き合いました。
堂珍:あ、よかった。
川畑:でも、(相手の子は)思ってる人がいたんですよね。だから途中でだめでした。これは幸せになれないって、若いなりにわかった。苦いやつです(笑)。
最後に、それぞれが影響を受けた恋愛ソングとして、」堂珍は尾崎 豊『I LOVE YOU』、川畑は徳永英明『レイニーブルー』を挙げた。
次回、10月18日(金)の『SEIKO SOUND STORAGE』では、CHEMISTRYのふたりが「秋にピッタリなドライブミュージック」をテーマに語る。お楽しみに。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SEIKO SOUND STORAGE』
放送日時:毎週金曜 22時-22時30分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/soundstorage/
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月18日28時59分まで)
■90年代に流行ったファッション
堂珍は広島育ち、川畑は東京育ち。育った環境が違うふたりが、90年代当時のファッションの思い出を語り合った。
堂珍:僕は、ヒップホップとかを聴かなかった。親の影響でザ・ビートルズとかジョン・レノンとか、日本の音楽だったらフォークソングだったわけ。日本ではサニーデイ・サービスみたいな人たちもいて、ジャケット写真を見ると、みんな「パンタロン」を着ていたわけ。
川畑:パンタロンね。あれは流行ったよ。
堂珍:要は、そういう時期があったの?
川畑:ヒッピーみたいな服が流行った。15~16歳、中学3年生の頃に、50'sとかヒッピーとか。そのあとにヒップホップっぽいのがきて、サーフっぽい人もいて、混在してたね。アメカジみたいなのが好きな人もいたし。
堂珍:細分化してくる頃なんだね。俺、夜行バスに乗って友だちと東京へ買い物に行ってた。右も左もよくわからない原宿とかに行って、ベルボトムっぽいデニムとかを買ったもんね。
川畑:ベルボトム、懐かしいな。ピチピチのTシャツを着てね。
■90年代に聴いた音楽は...
堂珍は「90年代といえばレディオヘッドやボン・ジョヴィ、いろいろなミュージックの流れがあった」と、当時の音楽を振り返る。
堂珍:手当たり次第に、いろいろと聴いてた。バンドを組んでたときの、ませたベースの奴とかはブライアン・アダムスを聴いてたり、「バンドをやろうぜ」って言ったらグリーン・デイとかミスター・ビッグとか、そういうノリになったり、そういうなかでフレディ・マーキュリーが亡くなっちゃったり、いろいろなきっかけで音楽を聴くようになった。
その中で堂珍が「異色でヘンテコだけど面白い」と感じたオランダ出身のロビー・ヴァレンタイン『No Turning Back』をオンエア。「たぶん、ロビー・ヴァレンタインはクイーンの影響を受けてたと思う。クイーンとクラシックとハードロックみたいな感じ」と解説した。
一方の川畑は、16歳の頃にヒップホップと出会う。最初はファッションから入ったと明かす。
川畑:ブラックミュージックも好きだけど、最初はファッションに刺激を受けて「かっけえな」と思った。そこから、ファッションとともに聴いていたのが2Pac Feat Dr. Dre & Roger Troutman『California Love』。不良感もあり、当時の自分にはピッタリすぎて、常に聴いていた曲です。
■ガジェットが大きく変化した90年代
「90年代の衝撃的な出来事」として、川畑は「90年代は音楽を聴いてたガジェットがウォークマンでしょ。CDプレイヤーを持ち歩いてたけど、あれも相当デカイ」と懐かしんだ。
川畑:のちにMDが出るよね。2000年に入るまでに劇的に変わっていったんじゃないかな。ポケベルがあったり。俺、中3の最後にポケベルを持ったんですよ。携帯電話を持ったのは16〜17歳で、まだデカくて。アナログとデジタルがあって、アナログなんてトランシーバーだもん。
堂珍:今は便利になったよね。そのかわり、ありがたみが減ったけどね。待ち合わせって、家に電話をかけるときに親の壁を乗り越えてから約束を取り付けるわけじゃないですか?
川畑:あれ、よかったけどね。
堂珍:そういうドキドキとか、今はあまりないのかな。
川畑:あれがなければ「夜分遅くにすみません」なんて言わないもんね。
■川畑「僕は追われるのが苦手。好きになりたい」
ふたりが、青春時代の恋愛トークを展開した。
堂珍:どういう恋愛してた?
川畑:僕は追われるのが苦手。好きになりたいんですよ。自分が追いかけたいタイプなので、好きな人ができたら真っ直ぐ、その人を振り向かせるまで猛アタック。堂珍はどうでした? 追いかける派? 好きって言われたい?
堂珍:そりゃ好きって言われたいよ。でも、10代は自分が好きな人との恋愛は叶わなかったな。でも、学園祭とかでライブをするじゃん。告白されたりして、ちょっと付き合ってみるんだけど、やっぱりダメなんだよね。
川畑:淡いね。
堂珍:そういうことはあったかな。
川畑:あるよね。俺、同じ子に2回告白した。
堂珍:攻めるねえ。
川畑:で、付き合いました。
堂珍:あ、よかった。
川畑:でも、(相手の子は)思ってる人がいたんですよね。だから途中でだめでした。これは幸せになれないって、若いなりにわかった。苦いやつです(笑)。
最後に、それぞれが影響を受けた恋愛ソングとして、」堂珍は尾崎 豊『I LOVE YOU』、川畑は徳永英明『レイニーブルー』を挙げた。
次回、10月18日(金)の『SEIKO SOUND STORAGE』では、CHEMISTRYのふたりが「秋にピッタリなドライブミュージック」をテーマに語る。お楽しみに。
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【番組情報】
番組名:『SEIKO SOUND STORAGE』
放送日時:毎週金曜 22時-22時30分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/soundstorage/
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