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藤原ヒロシ、曽我部恵一とのライブで『結婚しようよ』を歌った経緯

藤原ヒロシ、曽我部恵一とのライブで『結婚しようよ』を歌った経緯

J-WAVEで放送中の番組『SEASONS』(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「JUN THE CULTURE」(ナビゲーター:藤原ヒロシ)。10月5日(土)のオンエアでは、藤原が手がけた子ども服にプリントした言葉の意味と、サニーデイ・サービスの曽我部恵一のライブに出演したときの裏話を明かした。


⬛︎"遊び"という言葉の深さ

藤原主宰の「fragment design」と子ども服ブランド「familia」がコラボレーションしたカプセルコレクション「Fragment For Familiar」が発売された。子ども服の背中には「ASOBI IS MY JOB」という文字がプリントされており、この言葉は、藤原とよくライブをしていた INO Hidefumiの娘が発した一言をヒントに決めたそうだ。

藤原:「子どもは遊びが仕事だから」と言っていて、それがすごく頭に残っていて、その言葉をプリントしたかったんですね。「"Play is my job"とかかな」と思ったけど、演技をするのもギターを弾くのも"play"だし、単純な意味での「遊び」じゃないんです。だから誤解を呼ぶ気がして。外国の友だちとかに相談したら、"Play in the ground"とか"Play at the park"とか、何かを付けるしかないことがわかり、「ASOBI IS MY JOB」にしたんです。「遊び」というのはいい言葉です。「ASOBISYSTEM」という芸能事務所は素晴らしいネーミングだと思いました。


⬛︎曽我部恵一の選曲がユニーク

藤原は、伊勢で行われたサニーデイ・サービスの曽我部恵一のソロライブに出演した。伊勢は藤原のふるさとだ。

藤原:伊勢のライブハウスの方から連絡があって「曽我部さんが来るんですけど、よかったらゲストでどうですか?」と言われたんで、行ってきました。地元で名前を出してライブをやるのはどうも苦手で、なんとなくシークレットゲストっぽい感じで行ったんです。曽我部くんとは僕がアコースティックの音楽をやりだした頃、一緒にライブをやったりレコーディングをさせてもらっていて、年齢は僕より下だけど、音楽では大先輩といった感じです。

ライブでは2人で3〜4曲を歌うことになり、曲を選ぶことにしたが、曽我部の曲の選び方は少しユニークだったと藤原。

藤原:僕はいつもやってるような『プカプカ』だったり、井上陽水さんの曲だと思っていたけど、曽我部くんが「これをやりましょう」と持ってきたのが、吉田拓郎『結婚しようよ』だったんです。50歳過ぎの男2人が、人前で『結婚しようよ』をデュエットすることに違和感があったけど、この気持ちはライブ当日まで言わないほうがいいと思って、ライブ当日にみなさんの前で「なんで男2人で『結婚しようよ』を歌うんだ」と言いました。曽我部くんと初めてライブをやったときも、曽我部くんが「マドンナ『Like a Virgin』をやりましょう」と言ってきて、歌った記憶があります。曽我部くんとは、面白い曲やしんみりした曲をして、すごく楽しかったので、また機会があればアコースティックなど、2人のライブをやりたいです。

『SEASONS』のワンコーナー「JUN THE CULTURE」では、藤原が音楽とともにさまざまなカルチャーを紹介している。放送は毎週土曜の14時10分頃から。お聴き逃しなく。

【番組情報】
番組名:「JUN THE CULTURE」
放送日時:毎週土曜 14時10分-14時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

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