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藤原ヒロシ、映画『楽園』を称賛…杉咲花の「演技に引き込まれました」

藤原ヒロシ、映画『楽園』を称賛…杉咲花の「演技に引き込まれました」

J-WAVEで放送中の番組『SEASONS』(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「JUN THE CULTURE」(ナビゲーター:藤原ヒロシ)。11月9日(土)のオンエアでは、映画『楽園』(監督:瀬々敬久)の感想から、自分にとっての「いい映画」について語った。


■「いい映画」とは観賞後の余韻が長い作品

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話題の映画『ジョーカー』が消化不良だったため、ふと思いついて観に行った『楽園』(監督:瀬々敬久)が素晴らしかったと語る藤原ヒロシ。

藤原:『悪人』、『怒り』で知られる吉田修一さんの小説『犯罪小説集』の映画化です。いわゆる(実在する事件の)「付け火村」の話と、女の子が突然姿を消したっていう話がベースになっていて、うまく2つのストーリーをミックスして描いているんですね。淡々と話が進んで、スローテンポで話が進んでゆくんですけど、ぐいぐい引き込まれる。めっちゃいい映画でした。杉咲花が出ているんですけど、僕は彼女の名前を知らないままドラマとかで何回か観ていて、「いい役者だな」と思っていたので、この人の演技に引き込まれました。

続けて藤原は、自身が考える“いい映画”の条件についても語った。

藤原:僕がいい映画だなと思うのが、観終わったあとで会話がはずんだり、さまざまな意見が出るもので、考えさせられる作品なんです。上映時間2時間とか3時間の後の余韻の長さで決まってくると思うんですよね。ちゃんと考えさせられるかどうかが、いい映画のバロメーターになっているように思います。そういう意味で、この映画は僕はかなり好きでした。


■海外に行くときに持っていく映像作品たち

藤原:海外に行くときに、NetflixとかHuluから観たい作品をどんどんダウンロードしてたくさん持って行くんですけど、先日『楽園』という言葉に惹かれてその作品をダウンロードして持って行ったら、宮部みゆき原作の連続ドラマだったんですよ。残念ながら原作は読んでなかったんですが、このドラマも良かった。行きの飛行機の中で全部観てしまえるくらいのスピード感のあるもので、宮部みゆきの小説は、こんな風にしっかり撮ったらドラマ向きなんじゃないかと思いました。このドラマを観たあとに、機内サービスで映画を観ようと思ってつい選んでしまったのが『相棒』で(笑)。やっぱり『相棒』って、飛行機の中とかで観るのにめっちゃよくできてるなと思いました。次回から『相棒』をいっぱいダウンロードして持っていきたいと思っています。

『SEASONS』のワンコーナー「JUN THE CULTURE」では、藤原ヒロシが音楽とともにさまざまなカルチャーを紹介している。放送は毎週土曜の14時10分頃から。お聴き逃しなく。

【番組情報】
番組名:「SEASONS」
放送日時:毎週土曜 14時10分-14時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/"

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