マカロニえんぴつ・はっとりは“表現者”? 日々意識していることは…

J-WAVEで放送中の番組『THE KINGS PLACE』(火曜担当ナビゲーター:マカロニえんぴつ)。6月4日のオンエアでは、はっとりがリスナーからのメッセージに答えました。


■はっとりは表現者?

「はっとりさんは、表現者として何を意識していますか? 自分の人生で一番心に思い出す・響く言葉はなんですか?」

はっとり:表現者、表現者……なんていうか、「表現者」というワードを自分に当てられると、いまだになんか萎縮しちゃうというか、「いやいや表現者なんて言われるような分際じゃないですよ」って思っちゃうんですけど。

はっとりは「表現者」という言葉に謙遜しつつ、自分なりに意識していることを語りました。

はっとり:言葉を扱うというか、歌詞を書いたりしてるので、自分の言葉が足りなくなってくるのが怖い。だから、本なり詩なりを読んで「この言葉いいな」と思ったことはメモするようには心がけてますね。表現者というより「音楽が好きな人」なだけなんで、いろんな曲に出会えるように心がけてるかなあ。


■はっとりの心に残っている言葉とは

そして「一番心に思い出す・響く言葉」は、このように明かします。

はっとり:笹路正徳さんという音楽プロデューサーの方がいて。初期のユニコーンのアレンジとかもやってたりする方なんですけど、ユニコーンつながりでその人の存在を知って。笹路さんの言葉でね、「ライブはレコーディングのように、レコーディングはライブのように」っていう言葉があるんです。(その言葉を知った)当時はまだバンドを本格的にやり出す前で、まったくピンと来なかったんですけど、マカロニえんぴつを7年間やってきていろんなことがあって、「これ一番わかるわ」ってなりました。今でもこの言葉を思い出しますね。

この言葉は普段のライブでも心がけているそうです。

はっとり:ライブの前に、メンバーに「今日も頑張ろうぜ!」っていう掛け声があるんですけど、毎回この言葉を投げてます。というのは、やっぱりライブとは言え、感情に任せてわーっとなるとヘタクソになっちゃうんですよ。特にマカロニえんぴつのジャンルって、鍵盤もいてアレンジも割と凝ってやってるから、勢いだけでいくと「うるせえ!」ってなっちゃうんですよね。だから引くときは引くし、上がるときは上げるし……っていうのを配慮しないと、ライブがごちゃってなっちゃう。っていうので、ライブはテンションがわーっと上がって盛り上がりつつも心の中は冷静に。レコーディングをしているような感覚でっていうのを心がけています。

ただし、それをレコーディングのときに実践するとおとなしい感じになり、守りに回った音になってしまうため、「今守りに回ったでしょ!」とメンバーに指摘することも明かしました。

マカロニえんぴつの音楽を楽しむ際は、はっとりが話した内容を意識しながら聴いてみてはいかがでしょうか?

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【番組情報】
番組名:『THE KINGS PLACE』
放送日時:月・火・水・木曜 25時-26時
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/

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