J-WAVEで放送中の番組『INNOVATION WORLD』(ナビゲーター:川田十夢)のワンコーナー「SHOWA SHELL SEKIYU ROAD TO INNOVATION」。5月31日(金)のオンエアでは、元「バーグハンバーグバーグ」のシモダテツヤさんが登場。企業の記事広告を作る上で闘った点や、今後の驚くべき予定を語りました。
■川田「バーグハンバーグバーグはプロのふざけ屋」
シモダさんは、ウェブマガジン「オモコロ」「ジモコロ」やユニークなプロモーションを行う株式会社バーグハンバーグバーグを立ち上げ、現在は退社しました。
川田:最初はテキストメディアだったんですよね?
シモダ:そうですね。昔、インターネットの狭い世界でテキストサイトブームみたいなものがあり、そのときに個人で文章を使い、お笑い寄りのものをやっていました。それが転じて「オモコロ」というメディアになり、会社化していきました。
バーグハンバーグバーグは、多くの企業の記事広告を制作しています。単に企業や商品、サービスを宣伝する記事ではなく、例えば「お母さんに服を選んでもらおう!親コーディネート選手権」や、「街で見かけた言葉から『オリジナル怪談』を考える会」など、毎回きちんとテーマが立てられているのが特徴です。
WEBは、テレビやラジオよりも「宣伝」「広告」が嫌がられる傾向にあります。そんな中でバーグハンバーグバーグは、ユーザーが読んでいて楽しい記事広告づくりに成功しています。
川田は同社について、「ふざけたことをしつつも、それをちゃんとお金にしている」とし、「プロのふざけ屋」と評しました。
シモダ:(会社を立ち上げた)当時は、その市場が全くなかったから、新しい市場を作る一助になれたのかなとは思うので、けっこう満足しています。
川田:でも、ちゃんとした会社は逆にふざけられなかったでしょ。
シモダ:会社を作りたてのときは、まあNGでしたよね。最近は企業も頭がやわらかくなって、ふざけたりユーモアがわかったり、会社内で世代交代をしているのか、いろいろな部分でGOが出やすくなっていると思います。ただ、はじめは「これで食べていけるのかな」って不安はすごくありましたけどね。
今でこそ、「この記事広告はバーグハンバーグバーグが手がけているから、おもしろい」という印象があります。しかし、始めたころは、制作クレジットに会社名を入れることが当たり前ではありませんでした。
シモダ:当時は企業が外部にプロモーションなどを発注したとき、「自分たちが全部考えた」とお客さん側から見えることが当たり前でした。でも、それがずっと嫌でした。僕たちは企画から携わる仕事しか受けないようにしていたので、発表するときはクレジットで「produced by バーグハンバーグバーグ」と入れてくださいと、当時としては厚かましいお願いをしました。今ではそれがわりと普通になっているけど、その頃は「あいつは生意気だ」と思われていたかもしれないですね。
■ゾウ使いのいる村に引っ越す
今後の活動が気になるシモダさん。計画として、1年くらいタイの山奥に移住する予定だそうです。
シモダ:移住先はゾウ使いばかりいる村で、最近は村人の数とゾウの数が近づいているみたいです。となりの村に行くと首長族がいるみたいな場所です。そこに秋くらいから1年ほど住みます。
川田:マジで(笑)。
シモダ:タイ人の友人がいるので、その村の住居事情を訊いたら、だいたい200~300平米くらいで月の家賃が9000円と言われました。ハンモックをつるしたい放題です。死ぬほど暇だと思います(笑)。
川田:インターネットとかあるの?
シモダ:それは使えるみたいなんですけど、たまに電気とか水は止まると言っていました。山岳民族も住んでいる場所なので便利ではないですよね。
川田:シモダさんはインドとか行っているけど、そういうの平気なんだね。衛生面とか。
シモダ:そのへんのタランチュラとか食べたりできます。
川田:お腹を壊さない?
シモダ:壊したら壊したでそれはいい経験かな。しばらくは海外で。でもビザの関係で月1回は嫌でもタイから出なくては行けないので、毎月海外旅行に行くような感じで、それに巻き込まれちゃうのもいいかなと思います。
飽くなき探究心があってこそ多くのユーモアが生まれる、そう感じられる時間となりました。シモダさんの今後の活躍にも注目です。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜 20時-22時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/
■川田「バーグハンバーグバーグはプロのふざけ屋」
シモダさんは、ウェブマガジン「オモコロ」「ジモコロ」やユニークなプロモーションを行う株式会社バーグハンバーグバーグを立ち上げ、現在は退社しました。
川田:最初はテキストメディアだったんですよね?
シモダ:そうですね。昔、インターネットの狭い世界でテキストサイトブームみたいなものがあり、そのときに個人で文章を使い、お笑い寄りのものをやっていました。それが転じて「オモコロ」というメディアになり、会社化していきました。
バーグハンバーグバーグは、多くの企業の記事広告を制作しています。単に企業や商品、サービスを宣伝する記事ではなく、例えば「お母さんに服を選んでもらおう!親コーディネート選手権」や、「街で見かけた言葉から『オリジナル怪談』を考える会」など、毎回きちんとテーマが立てられているのが特徴です。
WEBは、テレビやラジオよりも「宣伝」「広告」が嫌がられる傾向にあります。そんな中でバーグハンバーグバーグは、ユーザーが読んでいて楽しい記事広告づくりに成功しています。
川田は同社について、「ふざけたことをしつつも、それをちゃんとお金にしている」とし、「プロのふざけ屋」と評しました。
シモダ:(会社を立ち上げた)当時は、その市場が全くなかったから、新しい市場を作る一助になれたのかなとは思うので、けっこう満足しています。
川田:でも、ちゃんとした会社は逆にふざけられなかったでしょ。
シモダ:会社を作りたてのときは、まあNGでしたよね。最近は企業も頭がやわらかくなって、ふざけたりユーモアがわかったり、会社内で世代交代をしているのか、いろいろな部分でGOが出やすくなっていると思います。ただ、はじめは「これで食べていけるのかな」って不安はすごくありましたけどね。
今でこそ、「この記事広告はバーグハンバーグバーグが手がけているから、おもしろい」という印象があります。しかし、始めたころは、制作クレジットに会社名を入れることが当たり前ではありませんでした。
シモダ:当時は企業が外部にプロモーションなどを発注したとき、「自分たちが全部考えた」とお客さん側から見えることが当たり前でした。でも、それがずっと嫌でした。僕たちは企画から携わる仕事しか受けないようにしていたので、発表するときはクレジットで「produced by バーグハンバーグバーグ」と入れてくださいと、当時としては厚かましいお願いをしました。今ではそれがわりと普通になっているけど、その頃は「あいつは生意気だ」と思われていたかもしれないですね。
■ゾウ使いのいる村に引っ越す
今後の活動が気になるシモダさん。計画として、1年くらいタイの山奥に移住する予定だそうです。
シモダ:移住先はゾウ使いばかりいる村で、最近は村人の数とゾウの数が近づいているみたいです。となりの村に行くと首長族がいるみたいな場所です。そこに秋くらいから1年ほど住みます。
川田:マジで(笑)。
シモダ:タイ人の友人がいるので、その村の住居事情を訊いたら、だいたい200~300平米くらいで月の家賃が9000円と言われました。ハンモックをつるしたい放題です。死ぬほど暇だと思います(笑)。
川田:インターネットとかあるの?
シモダ:それは使えるみたいなんですけど、たまに電気とか水は止まると言っていました。山岳民族も住んでいる場所なので便利ではないですよね。
川田:シモダさんはインドとか行っているけど、そういうの平気なんだね。衛生面とか。
シモダ:そのへんのタランチュラとか食べたりできます。
川田:お腹を壊さない?
シモダ:壊したら壊したでそれはいい経験かな。しばらくは海外で。でもビザの関係で月1回は嫌でもタイから出なくては行けないので、毎月海外旅行に行くような感じで、それに巻き込まれちゃうのもいいかなと思います。
飽くなき探究心があってこそ多くのユーモアが生まれる、そう感じられる時間となりました。シモダさんの今後の活躍にも注目です。
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【番組情報】
番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜 20時-22時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/
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