J-WAVEで放送中の番組『ACROSS THE SKY』(ナビゲーター:玄理)のワンコーナー「LEXUS TOKYO TREASURE」。5月12日(日)のオンエアでは、ダンサー・映像作家の吉開菜央さんがゲストに登場。米津玄師さんの『Lemon』MVに出演したり、今年のカンヌ国際映画祭の監督週間に監督を務めた作品が正式招待されるなど、その多彩な活動について伺いました。
■『Lemon』ダンスは即興だった
ジャズダンスを長くやってきた吉開さん。ダンスに目覚めたのは、小学6年生の頃。当時B'zが大好きで、zの曲を歌いたかったそうですが、歌が下手で断念したとか。そこで、動きで表現してみたところ、「すごくしっくりきた」のだそう。
『Lemon』のMVに出演したきっかけは、監督からの直々のオファーでした。
玄理:振り付けも全て吉開さんが考えたんですか?
吉開:そうですね。他の出演者の外国人の方の振り付けは全て私の方で考えたのですが、私が出演した部分に関しては即興で踊っています。
玄理:どういったイメージであの振り付けになったんですか?
吉開:事前に監督から「この曲はレクイエム的な要素があって、教会に集った人々はそれぞれ何かを失っていたりして、その人たちの祈りのような動きにしてほしい」と言われていました。私の部分に関しては、この世にいない人という設定で、教会の中で私だけが見えていないという設定はいただいてました。
玄理:なるほど。
吉開:でも、動きに関してはすごく自由にやらせていただきました。「座ってみよう」と思って座ってみたら、たまたま目の前に米津さんがいた……みたいなこともありました。
ダンスという表現をする上で大切にしていることを訊いてみると、「気持ちだけで踊らない」と吉開さん。「自分の内側にあることと、外側(お客さんやスタッフ)を常にリンクさせる」と教えてくれました。
■言葉にしてしまうとそれに限定されてしまう
映像作家としても高い評価を受けている吉開さん。映像を本格的に始めてからは10年ほど経ちます。今年のカンヌ国際映画祭の監督週間には、吉開さんが監督を務めた作品『Grand Bouquet』が選出されています。
吉開:私の映画って、あまりセリフが無かったり、ストーリーも言葉で説明できないものが多いので、それが映画祭で映画として評価されたのは、やってきてよかったなと思いました。
映画を観た玄理は、「人によって受け取り方や、ハマるところが違うのかなと思いました。割と抽象的な感じで映像が進んでいくのですが、美しさやグロテスクさの対比もよかったです」とコメント。
玄理:この映画で伝えたかったことって何だったのでしょうか?
吉開:言いたいことがありすぎて、言葉にしてしまうとそれに限定されてしまう感じがあります。その言葉も事実なんですけど、その周りに広がっていることを映像のなかで感じて欲しいです。
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【番組情報】
番組名:『ACROSS THE SKY』
放送日時:日曜 9時-12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/acrossthesky
■『Lemon』ダンスは即興だった
ジャズダンスを長くやってきた吉開さん。ダンスに目覚めたのは、小学6年生の頃。当時B'zが大好きで、zの曲を歌いたかったそうですが、歌が下手で断念したとか。そこで、動きで表現してみたところ、「すごくしっくりきた」のだそう。
『Lemon』のMVに出演したきっかけは、監督からの直々のオファーでした。
玄理:振り付けも全て吉開さんが考えたんですか?
吉開:そうですね。他の出演者の外国人の方の振り付けは全て私の方で考えたのですが、私が出演した部分に関しては即興で踊っています。
玄理:どういったイメージであの振り付けになったんですか?
吉開:事前に監督から「この曲はレクイエム的な要素があって、教会に集った人々はそれぞれ何かを失っていたりして、その人たちの祈りのような動きにしてほしい」と言われていました。私の部分に関しては、この世にいない人という設定で、教会の中で私だけが見えていないという設定はいただいてました。
玄理:なるほど。
吉開:でも、動きに関してはすごく自由にやらせていただきました。「座ってみよう」と思って座ってみたら、たまたま目の前に米津さんがいた……みたいなこともありました。
ダンスという表現をする上で大切にしていることを訊いてみると、「気持ちだけで踊らない」と吉開さん。「自分の内側にあることと、外側(お客さんやスタッフ)を常にリンクさせる」と教えてくれました。
■言葉にしてしまうとそれに限定されてしまう
映像作家としても高い評価を受けている吉開さん。映像を本格的に始めてからは10年ほど経ちます。今年のカンヌ国際映画祭の監督週間には、吉開さんが監督を務めた作品『Grand Bouquet』が選出されています。
吉開:私の映画って、あまりセリフが無かったり、ストーリーも言葉で説明できないものが多いので、それが映画祭で映画として評価されたのは、やってきてよかったなと思いました。
映画を観た玄理は、「人によって受け取り方や、ハマるところが違うのかなと思いました。割と抽象的な感じで映像が進んでいくのですが、美しさやグロテスクさの対比もよかったです」とコメント。
玄理:この映画で伝えたかったことって何だったのでしょうか?
吉開:言いたいことがありすぎて、言葉にしてしまうとそれに限定されてしまう感じがあります。その言葉も事実なんですけど、その周りに広がっていることを映像のなかで感じて欲しいです。
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