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尾崎世界観、タイアップ曲について語る「ある程度、自由がないほうが作りやすい」

尾崎世界観、タイアップ曲について語る「ある程度、自由がないほうが作りやすい」

J-WAVEで放送中の番組『SPARK』(月曜担当ナビゲーター:尾崎世界観<クリープハイプ>)。2月4日(月)のオンエアでは、尾崎が番組スタッフと一緒に高尾山に登りながらトークを展開しました。


■ソフトバンクのタイアップ曲を手がけて

この日は、ソフトバンクのTVCMで流れているクリープハイプ『ニガツノナミダ』のフル音源を番組内でオンエア。この曲の成り立ちについて、尾崎が語りました。

尾崎:もともと30秒で作ってた曲をちょっと伸ばしました。CMの画に合わせた曲なので、歌詞もそういう感じになっています。普段はないような歌詞ですね。2番は「それの何が悪いんだ」っていう歌詞です。

「CMタイアップ」ということについて自身の考えを明かしました。

尾崎:CMタイアップは、制約があって自由がなかったり、「企業に取り込まれた」みたいなイメージがあるかもしれないですけど、クリープハイプくらいになると、やらせてもらえるのはありがたいですね。すごく大きなチャンスなので。

クリープハイプくらいになると……というのは、どういう意味なのでしょうか。

尾崎:バンドって、どんどんチャンスがなくなっていくんですね。音楽雑誌もそうですけど、出てきたときに騒がれて、ちょっと落ち着いたら次のアーティストに行ったりするので。そういう中で今回みたいな話をもらえるのは、バンドとしてすごく嬉しいなと思っていて。そこに100%応えたいと思って、やれることはやりたいと思いました。

そもそも尾崎は、タイアップ曲を作るのが嫌いではないそうです。

尾崎:毎回新しい人と仕事ができておもしろいので。今回も、澤本嘉光さんというソフトバンクのCMをずっと作っている方と、いろいろ話をさせていただいて。おもしろかったです。「自由にやってください」と言ってくれて。「そもそも制約がないと作品が作れないんですよね、僕は」という話もしてくれて。ある程度、自由がないほうが、やりやすい。それは自分も一緒だったから、「じゃあそういう曲を作ります」ということで、2番はそういう一般的な、世間的なイメージを攻撃していくような歌詞にしたいなと思って書きました。お題をもらったような感じです。「こうやってみたらどうですか?」と言われて、半分作ってもらったような……なんていうんだろうな、面倒くさい部分を先に埋めてもらったような、穴埋めしてもらったような感覚ですかね。

クリープハイプの『ニガツノナミダ』、ぜひチェックしてみてください。

・『ニガツノナミダ』MV
https://youtu.be/AAJNhQKNxfA


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【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/spark/

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