J-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)。2月3日(日)のオンエアでは、俳優の浅野忠信さんをお迎えし、俳優活動やプライベートのお話に迫りました。
■変わり続けるパワーは“ミーハー心”?
浅野さんは昨年、『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)にて民放連続ドラマの初主演をつとめました。映画俳優のイメージも強い浅野さんが、ドラマにも進出した理由とは?
浅野:映画だけでやろうと思って頑張ってきてました。“映画が常に姿を変える”じゃないですけど、僕が出ていた90年代頃はインディーズ映画みたいなのが流行っていたんですね。2000年代になるとテレビ局が主体になって、大きな映画が増えて、そうやって変わっていった。最近はNetflixのような配信系が増えてきて、映画にこだわる意味合いが僕の中で変わったんです。映画館は一番いい状態で映画が観られる場所だと思うんですけど、それだけじゃなく、YouTubeで自分が作った短編を流しても、「楽しい」という気持ちとかが入っていれば、それは映画だなと思ったんですね。これは「気持ちの問題だ」と思ったときに、今まで作ってきたリミットは外さないといけないと思い、ドラマにチャレンジさせてもらいました。めっちゃ楽しかったです。
吉岡:ベテランでありながら、変わり続けられるパワーは、どこから湧き出てくるのでしょうか?
浅野:元がミーハーなんですよ。小さい頃から流行りものに飛び乗るのが好きでした。小学校の頃に映画『ブレイクダンス』が上映したから、ブレイクダンスをやったり、スケートボードが流行ったからやったり、バンドブームが流行ったらバンドしたり……。変わっていかないと落ち着かないんですよね。
吉岡:なるほど。
■画集『蛇口の水が止まらない』
アーティストとしても活躍する浅野さんは昨年、画集『蛇口の水が止まらない』(HeHe)を出版。2013年?2018年夏までに描かれた、3500点以上の中から選出されたモノクロ作品が収録されています。
吉岡:500ページってすごい量。辞典みたいです。お気に入りのイラストはありますか?
浅野:「DIGMAN」というアメコミのキャラクターみたいなものを考えました。それは漫画として描いていたりするんです。
吉岡:漫画も描くんですか!?
浅野:描きますが、ふざけた漫画ですよ。「DIGMAN」の「DIG」は「掘る」って意味で「掘る男」。「なんで俺、掘ってんだ!?」っていう男です。
吉岡:アイデアがさまざまです。今回の画集のタイトルはどういうイメージから付けたのでしょうか?
浅野:画集を作るときに絵を全部お渡しするんですが、僕が口を挟むと僕の見たい方向になっちゃうので、お任せしたんです。その中に僕が書き留めた歌詞があって、向こうの方がチェックしているときに「『蛇口の水が止まらない』というフレーズがあったんですけど、どうですか?」と言われて、ぴったりだったのでタイトルにしました。
吉岡:止めどなく溢れるアイデアが不思議で魅力的です。見ているとなんか笑えてきちゃう画集です。
■植木の成長を見るのが好き
吉岡が、浅野さんの自宅について訊いてみると、「以前はモロッコっぽい感じの部屋だった」と言います。写真集などでモロッコの家を真似して、賑やかな感じにしていたそうです。
吉岡:モロッコは四季が豊かであたたかみがありますよね。ラグを置いていたんでしょうか?
浅野:置いていました。ただ、最近気づいたことで、僕の家は床暖房だから「絨毯を敷くと暖かさが半減する」と書いてあって、ラグを全部取りました。そうしたら、すごく暖かいんですよ。「今年、寒いな」と思っていたらラグのせいでした(笑)。今はフローリングでシンプルな部屋です。
吉岡:部屋にある思い出の品は何かありますか?
浅野:僕、植木も好きなんです。そんなに詳しくはないですけど。植木を買って失敗することもあったんですけど、ずっと生きている植木があって、剪定したり、多肉植物はパキっと折るとそこから根が出てきたりするんです。もとはこの子なのに、その子の子どもたち(折って新しく育った植物)がいたりするから、成長を見られるのがかわいいんですよ。「大きくなってきた」って。
吉岡:かわいい! 私も植物が大好きで部屋で育てるんですけど、どうしたらできるんですか? 根ごと切っちゃうんですか?
浅野:枝とか新芽の青い部分とかを切って、「挿し芽」とかで調べると出てくると思うですけど、僕とかは適当に切って、花瓶とかに水を入れておくと、根っこが出てくるやつは出てくるんですよ! 多肉植物に関しては、ポキっと折っておいておくと、どんどん根っことか出てきます。
吉岡の大先輩である浅野さんの、親しみやすい一面が覗くオンエアとなりました。
次回2月10日(日)の『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、架空のクリエイターに扮する企画「クリエイターズ・ファイル」が大人気のロバート・秋山竜次さんが登場します。吉岡も“あのキャラクター”に挑戦するかも? お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『UR LIFESTYLE COLLEGE』
放送日時: 毎週日曜 18時?18時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/
■変わり続けるパワーは“ミーハー心”?
浅野さんは昨年、『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)にて民放連続ドラマの初主演をつとめました。映画俳優のイメージも強い浅野さんが、ドラマにも進出した理由とは?
浅野:映画だけでやろうと思って頑張ってきてました。“映画が常に姿を変える”じゃないですけど、僕が出ていた90年代頃はインディーズ映画みたいなのが流行っていたんですね。2000年代になるとテレビ局が主体になって、大きな映画が増えて、そうやって変わっていった。最近はNetflixのような配信系が増えてきて、映画にこだわる意味合いが僕の中で変わったんです。映画館は一番いい状態で映画が観られる場所だと思うんですけど、それだけじゃなく、YouTubeで自分が作った短編を流しても、「楽しい」という気持ちとかが入っていれば、それは映画だなと思ったんですね。これは「気持ちの問題だ」と思ったときに、今まで作ってきたリミットは外さないといけないと思い、ドラマにチャレンジさせてもらいました。めっちゃ楽しかったです。
吉岡:ベテランでありながら、変わり続けられるパワーは、どこから湧き出てくるのでしょうか?
浅野:元がミーハーなんですよ。小さい頃から流行りものに飛び乗るのが好きでした。小学校の頃に映画『ブレイクダンス』が上映したから、ブレイクダンスをやったり、スケートボードが流行ったからやったり、バンドブームが流行ったらバンドしたり……。変わっていかないと落ち着かないんですよね。
吉岡:なるほど。
■画集『蛇口の水が止まらない』
アーティストとしても活躍する浅野さんは昨年、画集『蛇口の水が止まらない』(HeHe)を出版。2013年?2018年夏までに描かれた、3500点以上の中から選出されたモノクロ作品が収録されています。
画集が出来上がりました!
— 浅野忠信 ASANO TADANOBU (@asano_tadanobu) 2018年12月3日
12/6頃から書店に並びます!12/7からワタリウム美術館でやる個展でも販売します!#蛇口の水が止まらない pic.twitter.com/KVwTCo96MM
吉岡:500ページってすごい量。辞典みたいです。お気に入りのイラストはありますか?
浅野:「DIGMAN」というアメコミのキャラクターみたいなものを考えました。それは漫画として描いていたりするんです。
吉岡:漫画も描くんですか!?
浅野:描きますが、ふざけた漫画ですよ。「DIGMAN」の「DIG」は「掘る」って意味で「掘る男」。「なんで俺、掘ってんだ!?」っていう男です。
DIGMAN
— 浅野忠信 ASANO TADANOBU (@asano_tadanobu) 2018年12月30日
No.2#digman pic.twitter.com/mkrt5R9q0Q
吉岡:アイデアがさまざまです。今回の画集のタイトルはどういうイメージから付けたのでしょうか?
浅野:画集を作るときに絵を全部お渡しするんですが、僕が口を挟むと僕の見たい方向になっちゃうので、お任せしたんです。その中に僕が書き留めた歌詞があって、向こうの方がチェックしているときに「『蛇口の水が止まらない』というフレーズがあったんですけど、どうですか?」と言われて、ぴったりだったのでタイトルにしました。
吉岡:止めどなく溢れるアイデアが不思議で魅力的です。見ているとなんか笑えてきちゃう画集です。
■植木の成長を見るのが好き
吉岡が、浅野さんの自宅について訊いてみると、「以前はモロッコっぽい感じの部屋だった」と言います。写真集などでモロッコの家を真似して、賑やかな感じにしていたそうです。
吉岡:モロッコは四季が豊かであたたかみがありますよね。ラグを置いていたんでしょうか?
浅野:置いていました。ただ、最近気づいたことで、僕の家は床暖房だから「絨毯を敷くと暖かさが半減する」と書いてあって、ラグを全部取りました。そうしたら、すごく暖かいんですよ。「今年、寒いな」と思っていたらラグのせいでした(笑)。今はフローリングでシンプルな部屋です。
吉岡:部屋にある思い出の品は何かありますか?
浅野:僕、植木も好きなんです。そんなに詳しくはないですけど。植木を買って失敗することもあったんですけど、ずっと生きている植木があって、剪定したり、多肉植物はパキっと折るとそこから根が出てきたりするんです。もとはこの子なのに、その子の子どもたち(折って新しく育った植物)がいたりするから、成長を見られるのがかわいいんですよ。「大きくなってきた」って。
吉岡:かわいい! 私も植物が大好きで部屋で育てるんですけど、どうしたらできるんですか? 根ごと切っちゃうんですか?
浅野:枝とか新芽の青い部分とかを切って、「挿し芽」とかで調べると出てくると思うですけど、僕とかは適当に切って、花瓶とかに水を入れておくと、根っこが出てくるやつは出てくるんですよ! 多肉植物に関しては、ポキっと折っておいておくと、どんどん根っことか出てきます。
吉岡の大先輩である浅野さんの、親しみやすい一面が覗くオンエアとなりました。
次回2月10日(日)の『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、架空のクリエイターに扮する企画「クリエイターズ・ファイル」が大人気のロバート・秋山竜次さんが登場します。吉岡も“あのキャラクター”に挑戦するかも? お楽しみに!
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【番組情報】
番組名:『UR LIFESTYLE COLLEGE』
放送日時: 毎週日曜 18時?18時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/
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