J-WAVEで放送中の『～JK RADIO～TOKYO UNITED』のワンコーナー「WORDS FROM THE FIELD」（ナビゲーター：GAKU-MC）。1月25日（金）のオンエアでは、前回に引き続き、サッカー日本代表・長友佑都さんの専属シェフをつとめる加藤超也さんがゲストに登場。専属シェフになるための料理面接や長友さんとのエピソードを語りました。
前回のオンエア：長友佑都と専属シェフ「出会ったきっかけ」が今っぽい！いきなりTwitterでDMを…
■長友佑都は“がけっぷち”が好き？
長友さんは、2018年1月にイタリアのインテルナツィオナーレ・ミラノからトルコ・ガラタサライSKに移籍。その冬の移籍市場が閉じるギリギリでの移籍でした。
GAKU-MC：インテルに移籍するときもそれくらいのタイミングでしたよね？
加藤：がけっぷちが好きなんでしょうね。本人も「俺、いつもギリギリやな」って言っていました（笑）。
ガラタサライへの移籍を知らなかった加藤さんは、長友さんに軽食を提供しようとしたタイミングで、「俺、明日からガラタサライに移籍することになった」と言われ、非常に驚いたと振り返ります。その様子をとなりで見ていた長友さんの妻・平 愛梨さんは「なかなか面白かった」と言っていたと明かしました。ちょうどそのころ出産を控えていた平さんに対して、加藤さんは「そのメンタルを本当にリスペクトしました」と話しました。
長友さんの移籍に合わせてトルコに渡った加藤さん。トルコの食材は、食事トレーニングには最適だったようです。
加藤：トルコはイスラム教の国なので、豚肉が売っていないんです。ただ、魚に関してはバツグンでしたね。海が目の前にある場所なので、近郊で捕れた青魚や白身魚、マグロもよく捕れるんですけど、すごく新鮮なので「食トレ」（食事トレーニング）にとっては最高の場所でした。
■専属シェフの決め手になった3種類のスープ
長友さんとの思い出の料理を伺うと、加藤さんは「スープ」と回答。それは、長友さんの専属シェフになりたいとSNSで直談判したあとに開かれた料理面接で、長友さんに提供したメニューでした。
加藤：料理面接の1品目で、3種類のスープを出しました。それを食べてもらって「あっ、これなら（専属シェフを）お願いします」と言ってくれました。
GAKU-MC：どんなスープなんですか？
加藤：夏だったので、白タマネギのスープ。白タマネギの水分と塩とオリーブオイルだけを使い、素材の味を引き出したスープです。あと、水とトウモロコシだけを使ったスープ。そして、塩とオリーブオイルと水と枝豆だけを使ったスープです。「素材だけでもこれだけおいしくできるんだ」と表現したくて、この料理を作りました。
■大切にしているのは「情熱の持続力」
長友さんは「『あと1歩、行こうかな、行かないかな』という迷いが、『食トレ』をする前とあとで大きく変わった」と話しているそうで……。
加藤：僕が専属シェフとしてミラノに行くまで、佑都さんは筋肉系のケガが多く、それで離脱することが多かったんです。「もう1、2歩行くと足がつってしまうかな」とか「肉離れしてしまうかもしれない」という怖さがあったみたいなんです。そういう怖さが「食トレ」をすることでなくなりました。加えて、食事は毎日のことなので、「食トレ」を続けていくことにより、自分自身のメンタリティーも安定し、これがかけ算になったときに、「俺はこれだけやったんだ」という自信につながります。
最後に、加藤さんにとって大切な言葉を伺うと「情熱の持続力」と答えました。
加藤：僕の仕事は、日々継続することが重要になります。ただ料理を作ることだけではなく、「佑都選手にとって血となり肉となり、コンディションがよくなってほしい」というパッションを、いかに込めるかが非常に大切です。日々の生活においてそうした情熱を持ち続けるって、なあなあになることもあったりしますけど、毎日「その人のために」と熱を込めて食事を作ることを大切にしています。
長友さんの活躍を食でサポートする、加藤さんの大きな力を知る時間になりました。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名：『～JK RADIO～TOKYO UNITED』
放送日時：毎週金曜 6時－11時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/
前回のオンエア：長友佑都と専属シェフ「出会ったきっかけ」が今っぽい！いきなりTwitterでDMを…
■長友佑都は“がけっぷち”が好き？
長友さんは、2018年1月にイタリアのインテルナツィオナーレ・ミラノからトルコ・ガラタサライSKに移籍。その冬の移籍市場が閉じるギリギリでの移籍でした。
GAKU-MC：インテルに移籍するときもそれくらいのタイミングでしたよね？
加藤：がけっぷちが好きなんでしょうね。本人も「俺、いつもギリギリやな」って言っていました（笑）。
ガラタサライへの移籍を知らなかった加藤さんは、長友さんに軽食を提供しようとしたタイミングで、「俺、明日からガラタサライに移籍することになった」と言われ、非常に驚いたと振り返ります。その様子をとなりで見ていた長友さんの妻・平 愛梨さんは「なかなか面白かった」と言っていたと明かしました。ちょうどそのころ出産を控えていた平さんに対して、加藤さんは「そのメンタルを本当にリスペクトしました」と話しました。
長友さんの移籍に合わせてトルコに渡った加藤さん。トルコの食材は、食事トレーニングには最適だったようです。
加藤：トルコはイスラム教の国なので、豚肉が売っていないんです。ただ、魚に関してはバツグンでしたね。海が目の前にある場所なので、近郊で捕れた青魚や白身魚、マグロもよく捕れるんですけど、すごく新鮮なので「食トレ」（食事トレーニング）にとっては最高の場所でした。
■専属シェフの決め手になった3種類のスープ
長友さんとの思い出の料理を伺うと、加藤さんは「スープ」と回答。それは、長友さんの専属シェフになりたいとSNSで直談判したあとに開かれた料理面接で、長友さんに提供したメニューでした。
加藤：料理面接の1品目で、3種類のスープを出しました。それを食べてもらって「あっ、これなら（専属シェフを）お願いします」と言ってくれました。
GAKU-MC：どんなスープなんですか？
加藤：夏だったので、白タマネギのスープ。白タマネギの水分と塩とオリーブオイルだけを使い、素材の味を引き出したスープです。あと、水とトウモロコシだけを使ったスープ。そして、塩とオリーブオイルと水と枝豆だけを使ったスープです。「素材だけでもこれだけおいしくできるんだ」と表現したくて、この料理を作りました。
■大切にしているのは「情熱の持続力」
長友さんは「『あと1歩、行こうかな、行かないかな』という迷いが、『食トレ』をする前とあとで大きく変わった」と話しているそうで……。
加藤：僕が専属シェフとしてミラノに行くまで、佑都さんは筋肉系のケガが多く、それで離脱することが多かったんです。「もう1、2歩行くと足がつってしまうかな」とか「肉離れしてしまうかもしれない」という怖さがあったみたいなんです。そういう怖さが「食トレ」をすることでなくなりました。加えて、食事は毎日のことなので、「食トレ」を続けていくことにより、自分自身のメンタリティーも安定し、これがかけ算になったときに、「俺はこれだけやったんだ」という自信につながります。
最後に、加藤さんにとって大切な言葉を伺うと「情熱の持続力」と答えました。
加藤：僕の仕事は、日々継続することが重要になります。ただ料理を作ることだけではなく、「佑都選手にとって血となり肉となり、コンディションがよくなってほしい」というパッションを、いかに込めるかが非常に大切です。日々の生活においてそうした情熱を持ち続けるって、なあなあになることもあったりしますけど、毎日「その人のために」と熱を込めて食事を作ることを大切にしています。
長友さんの活躍を食でサポートする、加藤さんの大きな力を知る時間になりました。
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番組名：『～JK RADIO～TOKYO UNITED』
放送日時：毎週金曜 6時－11時30分
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