J-WAVEで放送中の番組『SPARK』(火曜担当ナビゲーター:雫<ポルカドットスティングレイ>)。1月22日のオンエアでは、雫が作った『ぐでたま』のゲームのエピソードを話したり、新曲2曲を解禁しました。まずは卵料理にまつわる質問から。
■ゲームを作るため克服したこと
リスナーから、こんな質問が届きました。
「私は目玉焼きが大好きです。目玉焼きグッズを見つけると、ついつい買ってしまいます。しまいには自分で巨大なクッションを作ってしまいました。雫ちゃんに質問です。好きな卵料理はなんですか?」
雫:目玉焼き、かわいいよね。女の子と目玉焼きという組み合わせが好きです。卵といえば、私はゲームディレクターとして会社に勤めていたときに、ぐでたまのゲームを作りました。初ディレクター作品です。実は、私は卵が苦手だったんです(笑)。でも、ぐでたまのゲームのディレクション、プロジェクトリーダーをやることになって、「卵料理を食べられないのは、さすがにまずい」って思ったので、ディレクターをやることが決まってから毎日卵料理を食べて克服しました。実は今でも卵焼きは苦手なんですけど、生卵と目玉焼きは食べられるようなりました。
「ぐでたま」を作るにあたって、さらに大変なことがあったそうです。
雫:ぐでたまって、いろいろな料理に変身するから、最もポピュラーな生卵のぐでたまもいるけど、目玉焼きになったぐでたまもいるし、親子丼とかになったぐでたまもいます。バリエーションがめっちゃいろいろあるんだけど、ゲーム内でのいろいろなぐでたまの説明文も全部私が書いたから、卵料理の作り方をめっちゃ調べました(笑)。
「5、6000は書いたんじゃないかな」と雫。ゲーム制作の大変さが伺えるエピソードでした。
■お金がなくて自分で稼ぐ人は勉強家
将来の夢にまつわる相談メールも届きました。
「私は美容師になりたいという夢があります。ただ、私の家は裕福とは言えません。私と兄がバイト代を少しずつ家に入れて生活できています。私は今年、就職か進学かを選ばなければなりません。専門学校に進学するとなるとお金が必要です。母は『やりたいことをやればいい』と言いますが、『私だけやりたいことをやっていていいのかな』と思っています。私はどうすればいいですか?」
雫:バイト代を家に入れるなんて偉いと思います。私も、やりたいことをやればいいと思います。やらかなったら、結局後悔すると思うよ。頑張ったらバイトをたくさんしながら専門学校に行けると思うし、バイトを一生懸命しながら勉強もして……っていうのは人よりつらい道になるかもしれないけど、私の経験上、自分で稼いでる人は勉強するときの姿勢が全然違うもんね。やりたい勉強が思う存分できるのは、学生のときだけだと思う。私も勉強したいことがまだまだあるけど、忙しくて難しいもんね。あと、私が(投稿者の)お母さんだったら、子どもがやりたい勉強を諦めたら、一生後悔すると思う。自分がお金に関して辛くなっても、子どもが悔いのない選択をしたほうが、メンタル的にもいい気がしますね。私の家も貧乏だったから、気持ちはよくわかります。私も留学したくて大学のときにお金を貯めていたので。今苦労しておくと、将来、大概のことは頑張れるよ。「あのときのほうがつらかったな」って思うもん。アドバイスになってるかどうかわからないけど、立派な美容師になってください。
■おすすめのゲームBGM
「SPARK DREAMER」のコーナーでは、ゲームクリエイターの雫が、ゲームの裏側を解説しています。今回は「おすすめのBGMのゲーム」にまつわる話をしました。
雫:私はBGMが大好きだから、おすすめのBGMはいっぱい挙げられます。名ゲームに名曲アリですよ。ゼルダはプレイしてなくても、サントラだけで一生聴けるから、サントラを買ってほしいほどおすすめです。ゲームのBGMは“外注”といって外部の会社に発注することがあります。自社でサウンドチームをもっているところもあるんだけど、基本的にはBGMは音楽を作る人たちに頼みます。私は以前、ゲームのサウンドディレクターもやっていたので発注作業をしていたけど、まずは参考音源を出すことが前提です。特にゲームのBGMの発注なので、シナリオ上でこんな場面で流れるとか、このキャラのこういう気持ちに対して、ユーザーに感情移入させたいといった、シナリオ的な説明も非常に大切です。ちなみに私は『サレンダー』で初めてゲーム主題歌を作った時は、発注する側の気持ちが分かっていたから、発注される側としては「多分こういうことだろうな」と思ってやりやすかったですね。
■格好いい曲解禁!
2月6日(水)には、ポルカドットスティングレイの2枚目のアルバム『有頂天』が発売されます。今回はその中から2曲を解禁しました!
『大脱走』
雫:すごく格好いい曲ができてしまいました。最初から最後まで格好いい! マジで大変だった。この曲にも、ながしまみのりさんに参加していただきました。ピアノも弾いてもらって、ストリングスも入っていて、みのりさんにアレンジをやってもらってます。バイオリンはプロの方に弾いてもらってます。私もバッキングギターを弾いてるんで、リードギター、ベース、ドラム、バッキングギター、ピアノ、ストリングス、その上にヴォーカルが入るっていう形になります。音が入りすぎてて、どこをどうしたらいいか全然わからなくて、音の帯域が高・中・低ってあるんですけど、中域にヴォーカル、バイオリン、ピアノ、ギターという感じで殴り合いしてて混ざるんです。同じ感じの位置から出したら、どこをどうしたらいいのかって感じになってしまって大変だったけど、おかげさまで格好よくまとまりました。かなりの自信作なので、リリースされたらいっぱい聴いてください。
『話半分』
雫:ゆったり、大人なラブソングを書いてみました。今回のバラード枠っていう感じです。あまり修正もしてないようなナチュラルな歌声で、浮遊感がある曲に仕上がっています。素敵ですね(笑)。(ポルカの)『リスミー』が好きな人は好きなんじゃないかと思います。穏やかな空気感があるというか、寝る前に聞きたい曲です。
新曲、ぜひradikoで聴いてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/spark/
■ゲームを作るため克服したこと
リスナーから、こんな質問が届きました。
「私は目玉焼きが大好きです。目玉焼きグッズを見つけると、ついつい買ってしまいます。しまいには自分で巨大なクッションを作ってしまいました。雫ちゃんに質問です。好きな卵料理はなんですか?」
雫:目玉焼き、かわいいよね。女の子と目玉焼きという組み合わせが好きです。卵といえば、私はゲームディレクターとして会社に勤めていたときに、ぐでたまのゲームを作りました。初ディレクター作品です。実は、私は卵が苦手だったんです(笑)。でも、ぐでたまのゲームのディレクション、プロジェクトリーダーをやることになって、「卵料理を食べられないのは、さすがにまずい」って思ったので、ディレクターをやることが決まってから毎日卵料理を食べて克服しました。実は今でも卵焼きは苦手なんですけど、生卵と目玉焼きは食べられるようなりました。
「ぐでたま」を作るにあたって、さらに大変なことがあったそうです。
雫:ぐでたまって、いろいろな料理に変身するから、最もポピュラーな生卵のぐでたまもいるけど、目玉焼きになったぐでたまもいるし、親子丼とかになったぐでたまもいます。バリエーションがめっちゃいろいろあるんだけど、ゲーム内でのいろいろなぐでたまの説明文も全部私が書いたから、卵料理の作り方をめっちゃ調べました(笑)。
「5、6000は書いたんじゃないかな」と雫。ゲーム制作の大変さが伺えるエピソードでした。
■お金がなくて自分で稼ぐ人は勉強家
将来の夢にまつわる相談メールも届きました。
「私は美容師になりたいという夢があります。ただ、私の家は裕福とは言えません。私と兄がバイト代を少しずつ家に入れて生活できています。私は今年、就職か進学かを選ばなければなりません。専門学校に進学するとなるとお金が必要です。母は『やりたいことをやればいい』と言いますが、『私だけやりたいことをやっていていいのかな』と思っています。私はどうすればいいですか?」
雫:バイト代を家に入れるなんて偉いと思います。私も、やりたいことをやればいいと思います。やらかなったら、結局後悔すると思うよ。頑張ったらバイトをたくさんしながら専門学校に行けると思うし、バイトを一生懸命しながら勉強もして……っていうのは人よりつらい道になるかもしれないけど、私の経験上、自分で稼いでる人は勉強するときの姿勢が全然違うもんね。やりたい勉強が思う存分できるのは、学生のときだけだと思う。私も勉強したいことがまだまだあるけど、忙しくて難しいもんね。あと、私が(投稿者の)お母さんだったら、子どもがやりたい勉強を諦めたら、一生後悔すると思う。自分がお金に関して辛くなっても、子どもが悔いのない選択をしたほうが、メンタル的にもいい気がしますね。私の家も貧乏だったから、気持ちはよくわかります。私も留学したくて大学のときにお金を貯めていたので。今苦労しておくと、将来、大概のことは頑張れるよ。「あのときのほうがつらかったな」って思うもん。アドバイスになってるかどうかわからないけど、立派な美容師になってください。
■おすすめのゲームBGM
「SPARK DREAMER」のコーナーでは、ゲームクリエイターの雫が、ゲームの裏側を解説しています。今回は「おすすめのBGMのゲーム」にまつわる話をしました。
雫:私はBGMが大好きだから、おすすめのBGMはいっぱい挙げられます。名ゲームに名曲アリですよ。ゼルダはプレイしてなくても、サントラだけで一生聴けるから、サントラを買ってほしいほどおすすめです。ゲームのBGMは“外注”といって外部の会社に発注することがあります。自社でサウンドチームをもっているところもあるんだけど、基本的にはBGMは音楽を作る人たちに頼みます。私は以前、ゲームのサウンドディレクターもやっていたので発注作業をしていたけど、まずは参考音源を出すことが前提です。特にゲームのBGMの発注なので、シナリオ上でこんな場面で流れるとか、このキャラのこういう気持ちに対して、ユーザーに感情移入させたいといった、シナリオ的な説明も非常に大切です。ちなみに私は『サレンダー』で初めてゲーム主題歌を作った時は、発注する側の気持ちが分かっていたから、発注される側としては「多分こういうことだろうな」と思ってやりやすかったですね。
■格好いい曲解禁!
2月6日(水)には、ポルカドットスティングレイの2枚目のアルバム『有頂天』が発売されます。今回はその中から2曲を解禁しました!
『大脱走』
雫:すごく格好いい曲ができてしまいました。最初から最後まで格好いい! マジで大変だった。この曲にも、ながしまみのりさんに参加していただきました。ピアノも弾いてもらって、ストリングスも入っていて、みのりさんにアレンジをやってもらってます。バイオリンはプロの方に弾いてもらってます。私もバッキングギターを弾いてるんで、リードギター、ベース、ドラム、バッキングギター、ピアノ、ストリングス、その上にヴォーカルが入るっていう形になります。音が入りすぎてて、どこをどうしたらいいか全然わからなくて、音の帯域が高・中・低ってあるんですけど、中域にヴォーカル、バイオリン、ピアノ、ギターという感じで殴り合いしてて混ざるんです。同じ感じの位置から出したら、どこをどうしたらいいのかって感じになってしまって大変だったけど、おかげさまで格好よくまとまりました。かなりの自信作なので、リリースされたらいっぱい聴いてください。
『話半分』
雫:ゆったり、大人なラブソングを書いてみました。今回のバラード枠っていう感じです。あまり修正もしてないようなナチュラルな歌声で、浮遊感がある曲に仕上がっています。素敵ですね(笑)。(ポルカの)『リスミー』が好きな人は好きなんじゃないかと思います。穏やかな空気感があるというか、寝る前に聞きたい曲です。
新曲、ぜひradikoで聴いてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/spark/
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