J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。この週は、お休み中の寺岡歩美に代わり、三原勇希がアシスタントを務めます。12月5日(水)のオンエアでは、エキストラ業界の裏側に注目。エキストラの公募情報などを発信するサイト「東京エキストラNOTES」を運営し、自身もエキストラ歴15年の柳澤健二さんにお話を訊きました。
「アルバイト代が安い」「拘束時間が長い」などの理由から、人手不足が続いているエキストラ業界。サッシャも過去にエキストラのアルバイトを経験したことがあり、「一日拘束で5000円でした」と振り返ります。
■エキストラの参加方法
柳澤さんは、「ドラマ・映画・CMで通行人や患者さんなど、台詞がなく背景になるような人物を担当します」とエキストラの仕事を説明。エキストラの種類は大きく分けて二つあります。
柳澤:無償のボランティアっていうのがひとつ。ネットで情報を探して、応募してみる。東京エキストラNOTESもそういう情報を載せています。もうひとつは、特に東京はそうですが、定常的に需要があるため、専門のエキストラ事務所に登録する。こちらは少しですがギャラが出ます。
■エキストラのギャラ事情
自身もエキストラ事務所に所属している柳澤さんに、ギャラについて伺いました。
サッシャ:実際に今、有償のエキストラはどのくらいギャラが出るんですか?
柳澤:だいたい、半日が単位になります。半日以内であれば、5、6時間ですね。今は大分安くなって3000円台が多いと思います。逆に30分でも15秒でも、3000円は3000円です。現場に行って帰ってくる時間もあるので、儲かる感じではないです。
サッシャ:丸1日やると?
柳澤:残業代が事務所によっては出ます。
サッシャ:「終わったときに連絡して」って言われますよね。その時間によっては追加でもらえたり。
柳澤:(超過した分の時間に)600円、700円くらいの時給がちょっと付きます。普通のバイトの半分くらいでしょうか。
三原:エキストラだけで生活するのは結構厳しいですね。
柳澤:厳しいです。交通費も出ないんでね。
■エキストラの魅力
決して待遇がいいわけではないエキストラ業ですが、その魅力は何なのでしょうか。
柳澤:お金だけで言えば、仕事として成立ギリギリだと思いますが、面白いですからね。撮影の様子自体も面白いし、有名人の方に接近遭遇できるわけですから。
サッシャ:接近遭遇(笑)。UFOみたいですね(笑)。
柳澤:エキストラをやる前は、遠くから眺めるくらいかな、と思っていたんですけど、意外にやってみるとそんなことはなくて。通行人とかやると必ずすれ違うわけですよ。
サッシャ:数センチのところまで近づきますもんね。
柳澤:(監督に)「ぶつかって欲しい」とか言われることもありますし。普段はやっちゃいけないですけど(笑)。
最近だと、柳澤さんはバイオリンが弾けるため、CMでタレントの方にバイオリンの持ち方を指導する機会があったそうです。
三原:エキストラの方でも特技があったりすると活かされてくるわけですか?
柳澤:「こういう特技がある人」っていう募集のメールが来ることはありますね。ゴルフが趣味の人とか、車に乗れる人とか、あるいは方言。何であれ「これって特技なんだ」と自分に気付かせてくれるところはありますね。
サッシャ:それを活かして、人よりも出番が多かったりっていうところに繋がってくるんですね。
最後に柳澤さんは、「ものづくりの現場に参加するという楽しみや、誰かのファンであればその方の出演作品に参加できるということもあります。同じ内容の現場は全くないので飽きないですし、行く場所もさまざまですので、東京中詳しくなれます」と、エキストラの魅力を語りました。興味を持った方は「東京エキストラNOTES」など、チェックしてみてください!
さて、次週の『STEP ONE』は、年末年始を支えるお仕事の裏側に日替わりでフォーカスします。私たちがホリデーシーズンを楽しむ裏側には、どんな努力がなされているのでしょうか? どうぞお聴き逃しなく!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
「アルバイト代が安い」「拘束時間が長い」などの理由から、人手不足が続いているエキストラ業界。サッシャも過去にエキストラのアルバイトを経験したことがあり、「一日拘束で5000円でした」と振り返ります。
■エキストラの参加方法
柳澤さんは、「ドラマ・映画・CMで通行人や患者さんなど、台詞がなく背景になるような人物を担当します」とエキストラの仕事を説明。エキストラの種類は大きく分けて二つあります。
柳澤:無償のボランティアっていうのがひとつ。ネットで情報を探して、応募してみる。東京エキストラNOTESもそういう情報を載せています。もうひとつは、特に東京はそうですが、定常的に需要があるため、専門のエキストラ事務所に登録する。こちらは少しですがギャラが出ます。
■エキストラのギャラ事情
自身もエキストラ事務所に所属している柳澤さんに、ギャラについて伺いました。
サッシャ:実際に今、有償のエキストラはどのくらいギャラが出るんですか?
柳澤:だいたい、半日が単位になります。半日以内であれば、5、6時間ですね。今は大分安くなって3000円台が多いと思います。逆に30分でも15秒でも、3000円は3000円です。現場に行って帰ってくる時間もあるので、儲かる感じではないです。
サッシャ:丸1日やると?
柳澤:残業代が事務所によっては出ます。
サッシャ:「終わったときに連絡して」って言われますよね。その時間によっては追加でもらえたり。
柳澤:(超過した分の時間に)600円、700円くらいの時給がちょっと付きます。普通のバイトの半分くらいでしょうか。
三原:エキストラだけで生活するのは結構厳しいですね。
柳澤:厳しいです。交通費も出ないんでね。
■エキストラの魅力
決して待遇がいいわけではないエキストラ業ですが、その魅力は何なのでしょうか。
柳澤:お金だけで言えば、仕事として成立ギリギリだと思いますが、面白いですからね。撮影の様子自体も面白いし、有名人の方に接近遭遇できるわけですから。
サッシャ:接近遭遇(笑)。UFOみたいですね(笑)。
柳澤:エキストラをやる前は、遠くから眺めるくらいかな、と思っていたんですけど、意外にやってみるとそんなことはなくて。通行人とかやると必ずすれ違うわけですよ。
サッシャ:数センチのところまで近づきますもんね。
柳澤:(監督に)「ぶつかって欲しい」とか言われることもありますし。普段はやっちゃいけないですけど(笑)。
最近だと、柳澤さんはバイオリンが弾けるため、CMでタレントの方にバイオリンの持ち方を指導する機会があったそうです。
三原:エキストラの方でも特技があったりすると活かされてくるわけですか?
柳澤:「こういう特技がある人」っていう募集のメールが来ることはありますね。ゴルフが趣味の人とか、車に乗れる人とか、あるいは方言。何であれ「これって特技なんだ」と自分に気付かせてくれるところはありますね。
サッシャ:それを活かして、人よりも出番が多かったりっていうところに繋がってくるんですね。
最後に柳澤さんは、「ものづくりの現場に参加するという楽しみや、誰かのファンであればその方の出演作品に参加できるということもあります。同じ内容の現場は全くないので飽きないですし、行く場所もさまざまですので、東京中詳しくなれます」と、エキストラの魅力を語りました。興味を持った方は「東京エキストラNOTES」など、チェックしてみてください!
さて、次週の『STEP ONE』は、年末年始を支えるお仕事の裏側に日替わりでフォーカスします。私たちがホリデーシーズンを楽しむ裏側には、どんな努力がなされているのでしょうか? どうぞお聴き逃しなく!
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
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