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ゴールデンボンバー・鬼龍院 翔が「暑苦しい声」で歌う理由とは

ゴールデンボンバー・鬼龍院 翔が「暑苦しい声」で歌う理由とは

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。12月4日(月)のオンエアでは、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんを迎えて、最新アルバムの話など伺いました。


■セルフカバーアルバム『個人資産』タイトルの理由

セルフカバーアルバム『個人資産』

鬼龍院さんは、ソロでセルフカバーアルバム『個人資産』をリリースしたばかりです。

西沢:タイトルがいいですね!
鬼龍院:ほかのアーティストに提供した曲を自分で歌うので、“財産”みたいなものかな、ということで『個人資産』にさせていただきました。
西沢:楽曲を“自分の子ども”という人もいますが、あなたの場合は資産ですね。
鬼龍院:子どもとも思ってるんですけど、それだと格好つけすぎかなと思って(笑)。
西沢:ゴールデンボンバーは、ちょっとエグいっていうか、金のにおいがするところが好きなんだよね。
鬼龍院:やっぱりタイトルで「なんだ、これは?」と思ってほしかったんで、こんな呼び方にしました。「隠し財産」と迷ったんですけど(笑)。
西沢:隠し財産もいいですね(笑)。税務署が動き出しそうな感じで。鬼龍院さんぐらいになると、一番怖いのは税務署ですからね。
鬼龍院:実は以前、税務調査が入ったんです。
西沢:言っちゃっていいの?(笑)
鬼龍院:僕はまっとうに生きてますし。税務署ってランダムに来るらしいですね。僕は真っ白というか、お金を使わなさすぎだったんで、すぐ終わったらしいんですけど。


■金爆にヤンキーはいません

氣志團に楽曲提供をした際の制作秘話を伺いました。

西沢:例えば、氣志團に曲を提供する場合、綾小路翔さんに対して「こういうふうに歌ってくれ」みたいに言うのは遠慮してたの?
鬼龍院:氣志團の曲のオファーはけっこう特殊で、「氣志團をイメージした曲だったら何でもいい」っていうことだったんです。氣志團と対バンしてて思い浮かんだ曲が本当にあったので、それをそのまま出させていただきました。
西沢:ああいうリーゼントみたいな、昭和のツッパリ感覚はないでしょう?
鬼龍院:全くないです。ヤンキーもいない時代で、僕もヤンキーじゃないし。
西沢:実はただの音楽オタクだよね。家で打ち込んでる、ただのオタクだからね(笑)。
鬼龍院:DTMオタクなんで。
西沢:外に出ると、DTMオタクと、ゴールデンボンバーを演じてる自分と、両方あるわけじゃないですか。けっこう違うでしょ?
鬼龍院:どっちも僕だと思うんです。なぜ僕がテレビとかで「はい、スタート」って言われた瞬間にテンション上げて歌えるのかというと、普段が暗いから、本当は明るくなりたいという反動だと思うんです。どっちが本物なのかというと、どっちも本物だと思うんですよね。
西沢:でも、ヤンキーの面はなかったの?
鬼龍院:ヤンキーの面もないし、ケンカもしたことないです。
西沢:学校で、でかい態度でいたこともないの?
鬼龍院:絶対にないです(笑)。
西沢:ゴールデンボンバーのほかの人たちはどうなの?
鬼龍院:同い年の喜矢武 豊とかも、全然ワルい感じはないし……。
西沢:それが不思議だよね。
鬼龍院:でも、喜矢武は20歳ぐらいのときにハマキを吸ってなかったっけな? 学生時代の興味だと思うんですけど。
西沢:ワルい感じが特殊ですね(笑)。
鬼龍院:ウチはワルいのはいないですね。


■鬼龍院、「暑苦しい歌声」が好き

ここで番組では『個人資産』に収録されている、大国男児に提供した『Love Days』のカバーをお届けしました。

西沢:大人しいというか、可愛らしいというか、アイドル向けの曲としてきちんとできてるっていうか。
鬼龍院:いかにもポップスというか、歌詞にもトゲがない感じで。トゲがあったのを提出したら、トゲを丸々削られちゃったんです。
西沢:自分の曲は、自分が納得して事務所やレコード会社やファンが喜べば、みんなOKしてくれるわけだけど、それとは違うの?
鬼龍院:もっと間口を広く、いろいろな人が聞いてくれるように、刺激的なワードはカットになりますね。
西沢:でも、歌の艶やかな伸びのあるところとか、逆にそういう世界を増しているというか、そもそも綺麗な世界の王子様なんだっていうことが分かっちゃうんじゃないの?
鬼龍院:いやいや、違いますよ! 僕なんか下町で育ちましたから。
西沢:声の出し方とか歌い方は、ビジュアル系の影響を受けたんですか?
鬼龍院:GACKTさんの歌い方に影響を受けています。喉仏を下げて、クラシックの発声に近かったりするんです。
西沢:逆にもっとハードにしていくと、河村隆一とかの世界観にもつながるしね。どっちもいけますよね。
鬼龍院:ありがとうございます。これからも頑張っていきます!
西沢:でも自分の歌い方とか味が濃いと、飽きることはない?
鬼龍院:確かに、僕の歌声は暑苦しい部類に入るらしいんです。でも、好きなんですよね(笑)。暑苦しい歌声でレコーディングできたら「よっしゃ! やった! またやってやったぜ!」と思うんですよ。
西沢:それはいいことだ(笑)。
鬼龍院:GACKTさんとか、西川貴教さんとか、西城秀樹さんとか、暑苦しい歌声をリスペクトしてます。
西沢:松任谷由実さんは、自分の声が嫌いって言ってましたよ。あれだけの声で、オリジナリティを作ってるけど、「私はこの声は好きじゃない」と。でもあの声にしかならないからって。鬼龍院翔も、何を歌っても鬼龍院翔になるよね。ほかの歌い方はないの?
鬼龍院:ないんです。スピッツさんのトリビュートカバーアルバムに参加させてもらったときに、あの爽やかな歌声にならなかったんです。あれが僕には難しいんです。だからより暑苦しくしておきました。
西沢:(笑)。
鬼龍院:ヘンに寄せると、ファンの間で批判とかくるだろうと思ったから、真逆に比べようがないくらい暑苦しくしておきました。
西沢:暑苦しいのは暑苦しいで、宝ですからね。



■「作る曲がアニメっぽい」理由は…

鬼龍院さんの曲作りは、意外なアーティストからも影響を受けているようです。

西沢:ピアノとか、王子様感覚というか、ワンダーランドというか。アニメのお金持ちの王子みたいな、アニメ感がありますよね。
鬼龍院:音楽の恩師にも言われました。「君が作る曲はアニメっぽい」って。
西沢:ファンタジー感覚はどこから?
鬼龍院:たぶん、すごく変なところからくるんですけど、昔、Winkが好きで、シンセの使い方が大好きで。
西沢:ユーロビートじゃん。
鬼龍院:ゆったりとしたユーロビートが大好きで、アニメソングはシンセの使い方がすごく綺麗なんです。今のロックバンドはシンセを使わなかったり、硬派なバンドがいたりするけど、僕はシンセが大好きで、キラキラした音を使うから、ちょっとした古さというか、アニメ感が出るのかもしれないです。

鬼龍院さんはソロライブ「ひとりよがり6」の真っ最中です。各会場でSOLD OUTですが、12月18日(火)の北海道・稚内公演のみ、チケットが半分ほど売れていないそうです。

鬼龍院:北海道の最北端ということで、ファンの皆さんも「行きたいけど無理」だそうで。場所によっては、どんなに速い交通機関を使っても20時間とかかかっちゃうらしいんです。
西沢:それでもあえて稚内なの?
鬼龍院:2年ぐらい前にひとりで旅行に行ったときに、僕が癒されたんですよ。だからいつかライブをやりたいと思ってライブに組み込んでもらって、北海道の人喜ぶかなと思ったら、北海道の人こそ「北海道の広さと、12月の北国をなめるな」と。
西沢:(笑)。
鬼龍院:来てくれた方には手厚くしないと。ここだけ余ってますので、お近くの方はぜひ!

さらに、12月24日(月)には「ゴールデンボンバー クリスマスライブ~聖夜の賛美歌~」を開催しますが、こちらもSOLD OUT。ただ、こちらは、翌日にはDVDが発送されるのではないか……とのこと。

鬼龍院:クリスマスライブだから、1週間後に発送してもダメだろうと思って。急げば翌日発送だったらできるということだったんで。

そのほか、12月29日(土)には「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 18/19」にも出演。12月31日(月)には「ゴールデンボンバー初!カウントダウンワンマンライブ~紅白に出られないとわかった~」も行われます。いずれも要チェックです。

12月10日(月)から14日(木)の『GROOVE LINE』は、メールが読まれた方に、GROOVE LINEの新作オリジナルTシャツをプレゼント! 4日連続、JUJUにまつわるクイズも出題します。どうぞ、お楽しみに!

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【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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