J-WAVEで放送中の番組『TRUME TIME AND TIDE』（ナビゲーター：市川紗椰）。12月1日（土）のオンエアでは、音楽家で公認サンタクロースのパラダイス山元さんをお迎えして、サンタクロースの仕事や、知られざる試験の内容、“正しいクリスマス”の過ごし方などを伺いました。
■公認サンタクロース、どうやったらなれるの？
山元さんは東京パノラママンボボーイズのメンバーとしてデビューして以降、さまざまな音楽ユニットで活動。「マン盆栽家元」「餃子職人」「入浴剤ソムリエ」、そして「公認サンタクロース」など、多彩な肩書きも持ります。今回のオンエアでは、クリスマスシーズンということで、公認サンタクロースの活動について伺いました。
山元：公認サンタクロースは、クリスマスイブ当日の夜に家で過ごせなかったり、病院に入院していて家に帰れなかったりする子どもたちのところへ事前に訪ねてプレゼントを渡したり、お話をしたりする活動をメインにしています。
市川：「公認」って、どこに公認されているんですか？
山元：グリーンランドという大きな島がありますよね。ここに長老サンタクロースが住んでいて、そのサンタが今から60年前まで全て1人で世界中の子どもたちにプレゼントを配っていたんですよ。私は今から21年前に公認サンタクロースの試験を受けました。
市川：どんな試験ですか。
山元：煙突に登ったり、クッキーを早食いしたり、「ほっ、ほっ、ほっ……」って言葉（サンタクロースっぽい話し方）でちゃんとコミュニケーションが取れるかとか。
市川：えっ、本当ですか!? 受験資格って何ですか？
山元：それは結婚して子どもがいて、120キロ以上太ってないとダメです。けっこう大変でしょ？
市川：大変ですね。
山元：相撲の新弟子検査と同じような感じです（笑）。
太っていないとダメな理由は、「サンタクロースらしい体形」があるから。しかし、現在は体重制限は撤廃されました。
山元：さらに、未婚でもなれるようになり、子どもがいることも最低条件だったのに、それもなくなりました。それって、誰でもいいじゃんって（笑）。
市川：宗教とかも関係ないんですか？
山元：関係ないです。私も神道で結婚したから、亡くなるときはお寺に行くような気がします（笑）。
市川：じゃあ、試験は人柄を見ているんですかね（笑）。
■アジアで唯一の公認サンタクロース
世界には、どのくらい公認サンタクロースがいるのでしょうか。
山元：公認サンタクロースは長老サンタクロースが1人で配っていたプレゼントを手分けして配りましょう、ということで、世界中に120名ほど公認サンタクロースがいます。120名って多いと思いますか？
市川：世界中だと少ない気がします。
山元：偏りがあって、デンマークとかスウェーデンとかノルウェーにはけっこういるんです。他にもドイツ、スペイン、オランダ、イギリス、アイルランド、イタリア。あとはアメリカ、カナダ、エルサルバドルとかたくさんいるけど、アジアには私しかいないんですよ。
市川：えっ、1人しかいないんですか？
山元：いま、香港に住んでいるサンタさんを、私が公認サンタクロースとして推薦しているところです。それでも2人ですからね。
市川：アジア唯一の公認サンタクロースとして、山元さんはプレミアム感があるので、子ども達は嬉しいんじゃないんですかね？
山元：あるのかな（笑）。守備範囲が広いので、早く後釜を見つけないといけないと思って。サンタクロースに適している人を探すイベントとか、いろいろやっています。
■本来のクリスマスは「家族や人間の深い絆を確認しあう日」
クリスマスというと、「プレゼントを贈り合う日」「チキンやクリスマスケーキを食べる日」なんてイメージもありますが、本来は「家族や人間の深い絆を確認しあう日」です。
山元：日本はここ数年でも地震や津波などの自然災害で、家族が引き裂かれることをたくさん経験しているじゃないですか。そういうことがあってもなくても、心のよりどころとして家族であり大事な人である関係を確かめ合う日がクリスマスなんです。クリスマスまでに飾り付けなどをお母さんと子どもたちが作って、1日1日クリスマスが近づくのを楽しみに待つ気持ちが大切です。クリスマスは当たり前にプレゼントがもらえると思ったら大間違いで、他の国はいい子にしていないとプレゼントもらえないんです。
今年のクリスマスは、ぜひ家族や大切な人と絆を確認しあう日にしてみてはいかがでしょうか。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『TRUME TIME AND TIDE』
放送日時：毎週土曜 21時－21時54分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/timeandtide/
■公認サンタクロース、どうやったらなれるの？
山元さんは東京パノラママンボボーイズのメンバーとしてデビューして以降、さまざまな音楽ユニットで活動。「マン盆栽家元」「餃子職人」「入浴剤ソムリエ」、そして「公認サンタクロース」など、多彩な肩書きも持ります。今回のオンエアでは、クリスマスシーズンということで、公認サンタクロースの活動について伺いました。
山元：公認サンタクロースは、クリスマスイブ当日の夜に家で過ごせなかったり、病院に入院していて家に帰れなかったりする子どもたちのところへ事前に訪ねてプレゼントを渡したり、お話をしたりする活動をメインにしています。
市川：「公認」って、どこに公認されているんですか？
山元：グリーンランドという大きな島がありますよね。ここに長老サンタクロースが住んでいて、そのサンタが今から60年前まで全て1人で世界中の子どもたちにプレゼントを配っていたんですよ。私は今から21年前に公認サンタクロースの試験を受けました。
市川：どんな試験ですか。
山元：煙突に登ったり、クッキーを早食いしたり、「ほっ、ほっ、ほっ……」って言葉（サンタクロースっぽい話し方）でちゃんとコミュニケーションが取れるかとか。
市川：えっ、本当ですか!? 受験資格って何ですか？
山元：それは結婚して子どもがいて、120キロ以上太ってないとダメです。けっこう大変でしょ？
市川：大変ですね。
山元：相撲の新弟子検査と同じような感じです（笑）。
太っていないとダメな理由は、「サンタクロースらしい体形」があるから。しかし、現在は体重制限は撤廃されました。
山元：さらに、未婚でもなれるようになり、子どもがいることも最低条件だったのに、それもなくなりました。それって、誰でもいいじゃんって（笑）。
市川：宗教とかも関係ないんですか？
山元：関係ないです。私も神道で結婚したから、亡くなるときはお寺に行くような気がします（笑）。
市川：じゃあ、試験は人柄を見ているんですかね（笑）。
■アジアで唯一の公認サンタクロース
世界には、どのくらい公認サンタクロースがいるのでしょうか。
山元：公認サンタクロースは長老サンタクロースが1人で配っていたプレゼントを手分けして配りましょう、ということで、世界中に120名ほど公認サンタクロースがいます。120名って多いと思いますか？
市川：世界中だと少ない気がします。
山元：偏りがあって、デンマークとかスウェーデンとかノルウェーにはけっこういるんです。他にもドイツ、スペイン、オランダ、イギリス、アイルランド、イタリア。あとはアメリカ、カナダ、エルサルバドルとかたくさんいるけど、アジアには私しかいないんですよ。
市川：えっ、1人しかいないんですか？
山元：いま、香港に住んでいるサンタさんを、私が公認サンタクロースとして推薦しているところです。それでも2人ですからね。
市川：アジア唯一の公認サンタクロースとして、山元さんはプレミアム感があるので、子ども達は嬉しいんじゃないんですかね？
山元：あるのかな（笑）。守備範囲が広いので、早く後釜を見つけないといけないと思って。サンタクロースに適している人を探すイベントとか、いろいろやっています。
■本来のクリスマスは「家族や人間の深い絆を確認しあう日」
クリスマスというと、「プレゼントを贈り合う日」「チキンやクリスマスケーキを食べる日」なんてイメージもありますが、本来は「家族や人間の深い絆を確認しあう日」です。
山元：日本はここ数年でも地震や津波などの自然災害で、家族が引き裂かれることをたくさん経験しているじゃないですか。そういうことがあってもなくても、心のよりどころとして家族であり大事な人である関係を確かめ合う日がクリスマスなんです。クリスマスまでに飾り付けなどをお母さんと子どもたちが作って、1日1日クリスマスが近づくのを楽しみに待つ気持ちが大切です。クリスマスは当たり前にプレゼントがもらえると思ったら大間違いで、他の国はいい子にしていないとプレゼントもらえないんです。
今年のクリスマスは、ぜひ家族や大切な人と絆を確認しあう日にしてみてはいかがでしょうか。
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【番組情報】
番組名：『TRUME TIME AND TIDE』
放送日時：毎週土曜 21時－21時54分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/timeandtide/
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