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カジヒデキ、『秋のオリーブ』のモチーフは? 若い女性に人気だった…

カジヒデキ、『秋のオリーブ』のモチーフは? 若い女性に人気だった…

J-WAVEで放送中の番組『FRUIT MARKET』(ナビゲーター:横山エリカ)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO RESIDENCE PARADISE FIELD」。11月3日(土)のオンエアは、渋谷にある「MAGNET by SHIBUYA109」の7階「MAG7」から公開生放送でお届けしました。ゲストにはシンガーソングライターのカジヒデキさんをお迎えし、渋谷の魅力をお訊きました。


■「渋谷系」が生まれた頃

音楽シーンで「渋谷系」が盛り上がっていた90年代。その頃のカジさんは、渋谷のレコード店でアルバイトをしながらバンド活動をしており、毎日のように渋谷に通っていたと言います。

カジ:80年代の頃は、渋谷への憧れがすごく強くて、「渋谷はかっこいい街だなあ」って思っていました。90年代に入って、渋谷にレコード屋さんがたくさんあったんですよ。今もたくさんありますけど、中古のレコード屋さんも輸入盤のお店も、いろんなお店がありました。

数あるレコード店の中でも、カジさんが大好きな店「ZEST」でアルバイトとして働けることになり、1991年~1995年頃まで続けたと言います。

カジ:90年代前半って、いわゆる「渋谷系」っていう言葉が生まれたときなんです。本当にワクワクするような街だったな~。

渋谷の若者は、「夜遊びとレコードが大好きだった」とカジさんは振り返ります。今はインターネットで手軽に情報交換ができますが、当時はレコード店に集まってみんなで情報交換をしていたそうです。また、当時の渋谷では、若い女性が雑貨感覚でレコードを買っていたそうで、かわいいジャケットのレコードを買い、お店の袋を持って街を歩くのが一種のステータスだったとか。


■『秋のオリーブ』のモチーフは…

カジさんはレコード店で、おすすめレコードのポップを書いたり、お客さんにレコードを紹介したりしていたと言います。

カジ:そのときに、自分が好きで聴きたいレコードをどんどんかけて、ものすごく吸収しました。レコード店で多くのインスピレーションを受けました。

また、働く以外でも、たくさんの時間を渋谷で過ごしたとカジさん。

カジ:ご飯を食べに行ったり、クラブに行ったり、ライブにもよく行きました。映画もすごく好きで、渋谷には素晴らしい映画館がたくさんあるので、今も渋谷でよく映画を観ますね。

カジさんは9月に新作EP『秋のオリーブ』をリリースしました。この曲は、80年代から2000年代にかけて、若い女性に人気だったファッション誌『Olive(オリーブ)』をモチーフにした作品です。

カジ:それこそ「オリーブ少女」って言葉が生まれたくらい、『Olive』って雑誌はスタイルを持っていて、その雑誌が僕もすごく好きだったので、そのへんのことも絡めた感じで曲を作ろうかなと思いました。それで『秋のオリーブ』というタイトルにしたんです。

さらに、11月20日(火)に「渋谷WWW」で『秋のオリーブ』リリース記念ライブを行います。ぜひ足を運んでみてください!

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【番組情報】
番組名:『FRUIT MARKET』
放送日時:毎週土曜 15時-17時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/fruitmarket/

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