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お風呂は「40度で10分間」がいい! 入浴のメリットを専門家が解説

お風呂は「40度で10分間」がいい! 入浴のメリットを専門家が解説

J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉 友)のワンコーナー「CHOYA NATURAL BEAUTY」。11月2日(金)のオンエアでは、これからの季節に気持ちよくなる「お風呂」について、東京都市大学人間科学部教授、子ども家庭福祉研究センター長・早坂信哉さんにお話を訊きました。


■湯船に浸かるメリット

早坂さんは、入浴について研究している医学博士です。最近は「シャワーだけ」という人もいますが、湯船に浸かるとどんなメリットがあるのでしょうか。

早坂:湯船に浸かったほうがいい理由は、医学的にわかっています。シャワーだと単に汚れを落とすだけですが、湯船に浸かると温熱効果があります。体が温まると、血管が広がって血流がよくなる。すると、体に必要な栄養分や酸素が全身に運ばれ、いらなくなった老廃物や二酸化炭素が回収されます。血液の流れがよくなり、外から見て肌のツヤがよくなります。皮膚が新しくターンオーバーするのも、血液の流れがあってこその話なので、いつもいい状態の皮膚を保つには、血液の流れがすごく大事です。いろんな研究結果が出ていまして、毎日湯船に浸かると、健康寿命が延びるということもわかってきているんです。


■お風呂で嫌なことを忘れられる?

入浴の目安は、40度で10分間。それくらい浸かると、体温が0.5度~1度近く上がり、血流もよくなります。さらに、メンタル面でもいいことがあります。

早坂:温まってプカプカ浮くとリラックスにつながります。肩まで浸かると、体重が約10分の1になると言われています。陸上にいるときは地球の引力があり、筋肉が緊張しますが、湯船に浸かっている間は解放される。筋肉がほぐれ、リラックス効果でストレスから解放されるので、「嫌なことを水に流す」という言葉がありますが、これもお風呂と関係しているのかもしれませんね。

お風呂に入るのは、夜と朝どちらがいいのでしょうか?

早坂:どちらかと言うと、夜をおすすめしています。睡眠との関係で、寝る前から逆算して1時間半前にお風呂に入るといいでしょう。湯船に入ると体温がいったん上がって、1時間半後に下がってきます。それまでに就寝すると、体も冷えませんし、ゆっくり眠れるんです。どうしても朝に入らざるを得ないという方は、短時間で少し熱めの42度の湯船に浸かってください。シャワーでもいいです。朝は、これから仕事に出かけるというタイミングです。42度の熱めのお風呂に短時間入ると、交感神経が刺激されて体が仕事モードになるので、元気に活動するためには、少し高めのお風呂に入るのがいいです。

これから寒くなる季節、お風呂に浸かってリラックスすることを心がけてみてください。その際は、BGMとして、ぜひラジオを! J-WAVEでは11月と12月、心も体もあたたまる企画が目白押しのキャンペーン「HAPPINESS IS A WARM THING」を実施。11月は「RELAX IN THE BATH」をテーマに、すてきな銭湯・温泉や、お風呂タイムにぴったりな音楽を紹介します。詳しくは公式ページを御覧ください。

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【番組情報】
番組名:『ALL GOOD FRIDAY』
放送日時:毎週金曜 11時30分-16時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goodfriday/

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