福耳の結成の裏話、杏子が明かす「気がついたら、山崎まさよしくんとスガシカオくんが…」

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』（ナビゲーター：クリス智子）のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU WONDERFUL LIFE」。福耳から杏子さんがゲストに登場し、福耳のお話、さらには杏子さんのデビュー当時のお話を訊きました。 8月27日（月）のオンエアです。


■福耳の結成秘話は「気づいたら」

福耳は今年で結成20年。オフィスオーガスタ所属のアーティストの皆さんが参加しています。



杏子：福耳は結成したっていう感じでもなく、気がついたら山崎まさよしくんとスガシカオくんと杏子がいて、「福耳だから」という感じで（笑）。
クリス：あれってオーガスタキャンプに向けてだったんですか？
杏子：もともとはZepp 札幌のこけら落としライブで、３人でやって。忘れもしないんですけど、会場に着いたらポスターが貼ってあって、タイトルに「福耳」ってあったんです。ライブの名前なのかなと思ってそのときは終わったんですけど、山崎くんがとあるカレーのCMに出まして。お家で彼がカレーを作ってます、友だちの杏子とシカオくんが遊びにきました、そのお家の部屋の中に『福耳』っていうアナログレコードが飾ってあって、「ん？」って思って。
クリス：それは一体誰の仕掛けなんでしょう（笑）。社長ですか？
杏子：当時社長、現最高顧問ですね。『星のかけらを探しに行こう』は杏子名義でリリースしてたんですけど、あるとき社長室に行ったら、いろんなバージョンのDAT （※高音質で録音ができるテープ）が山積みになっていて。「シカオハモリ」とか「山ハモリ」とか。一人でチャンスを伺っていたようですね（笑）。自分たちのバンドではなく。別でスーパーバンドを作る、っていうのをやりたかったみたいです。


■本業はOL、バンドは趣味だったけど…

杏子さん自身は1984年、バービーボーイズでデビューしました。

杏子：バービーボーイズと出会ってプロになった感じでした。
クリス：OLをやりながらですよね？
杏子：そう。私、きっちりしてる性格なので、バンドは趣味で、OLとしてちゃんと福利厚生もついていてっていう感じだったんですが、バービーボーイズと出会い……。
クリス：そんなに割り切っていたのに！
杏子：オーディションでグランプリをとってデビューっていう流れもあったので……あと、これは皆さん怒ってねって感じなんですけど、女の子だし、ダメならお嫁に行けばいいや、っていう感じも当時はあって（笑）。ほんとにすみません（笑）
クリス：（笑）。
杏子：親にも「ちょっとやって、お嫁に行くんで」って（笑）。
クリス：会社はどうだったんですか？
杏子：会社は、部長とかにも「杏子ちゃん、何言っちゃってんの!?」って感じで（笑）。
クリス：会社のみなさん知ってたんですか？
杏子：チケットも売ってましたね。みんな、来なくていいんで買ってくださいって言って、営業の人とかみんないい人なんで買ってくれて。そういうこともあって、私はチケットの売り上げがよかったんで、「こいつチケット売れる」って感じでバービーボーイズに入れてもらったみたいですね（笑）
クリス：（笑）。

微笑ましいエピソードも明かしてくれました。



福耳は結成20周年記念アルバム『ALL TIME BEST ～福耳 20th Anniversary～』と、オリジナルアルバム『シンガーとソングライター ～COIL 20th Anniversary～』が8月22日に2枚同時発売となっています。こちらもぜひチェックしてみてください。

【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名：『GOOD NEIGHBORS』
放送日時：月・火・水・木曜 13時－16時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/