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W杯、日本代表で最も頑張ったのは…元代表&サッカー解説者・福西崇史が振り返る

W杯、日本代表で最も頑張ったのは…元代表&サッカー解説者・福西崇史が振り返る

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。7月18日(水)のオンエアでは、元サッカー日本代表でサッカー解説者の福西崇史さんが登場。福西さんが現地解説も担当したサッカー・ワールドカップについて訊きました。

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■今回のW杯、日本代表は「全員が、本当に仕事をした」

福西さんは「2018 FIFAワールドカップ ロシア」の解説者として約1ヶ月間、現地に滞在していました。

福西:面白くない試合がなくて、日本の感動の試合はもちろん、他の試合もすばらしくて。終わってしまって寂しいです。
クリス:日本の試合で、ベルギー戦とかも解説されてましたけど。
福西:ポーランド戦でボール回しに賛否両論あって、その中で「新しい歴史を」と強豪国のベルギー相手にあの試合ですからね。すごいことですよ。

解説者としてのキャリアも9年目になる福西さんに、事前にどんな準備をしているのか、現場はどんな様子なのかを伺いました。

福西:各国のリーグで主力クラスがたくさんいるので、クラブチームで活躍している選手の名前やプレーのしかたは覚えています。名前を覚えきれない選手もいるので、噛まないように資料を見つめながらやってます。ただ、僕もサッカー選手でしたから(笑)、「この選手はこういうプレーする」というのは観ればわかるので、「どう意図してやっているのか」とか、そういうのでつなげていきます。
クリス:何か気をつけてらっしゃるとかあるんですか?
福西:冷静に観ていくということと、実況の方とのコンビネーションです。実況と解説で違うとギクシャク感がありますから。生活も含めて一緒にいますので、関係が密になったりはしていきますね。
クリス:解説席にも世界の解説者やメディアが集まっていますよね。どれくらいの近さ、距離感、状況で解説されてるんですか?
福西:普通の観客席があるじゃないですか。僕らのところはテーブルもあって、マイクやテレビがあって、3人くらいで座れるようになっています。それが、2つ、3つと並んでいて、何段も上から下まであります。お国柄、すごい熱量で喋っている人が隣にいると「これうちのマイクで拾ってんじゃないかな」と思いながら喋っていたり。
クリス:どのあたりの国の方ですか?(笑)
福西:中東の方とか。南米系の人もすごく盛り上がっていました。
クリス:日本は、福西さんをはじめ、選手としてご活躍のあとに解説とかされたりしますけど、海外も解説者の方ってそうなんですか?
福西:そうですね、「テレビでみた人が斜め後ろにいるぜ」というのもあります。

さらにクリスからこんな質問が。

クリス:福西さんの目から見て、今回の日本代表で、「この選手は頑張ったな、すごいな」という人はいますか。
福西:今回は全員が、本当に仕事をしたなという感じですね。その仕事も、チームのためにできたんだと、本当に感じました。1戦目から、2戦目、3戦目、そしてベスト16という中でチームが成長した。スタッフの頑張りもそうですし、チームの一体感がでてきたというのは見てて感じましたので、この人というのは挙げられないんですよね。申し訳ないですけど。


■「Jリーグもぜひ楽しんでほしい」

クリス:福西さんのインスタグラム見ていたら、おいしそうなボルシチとかありましたよね。

福西:その国の文化とか食事とか、人もあってのサッカーなので、時間があればいろいろなところに行きたいなと思ってます。その中で、インスタグラムに上げてみんなに知ってもらえたらと。ボルシチでいうと場所によっても違うから。昼はこの店、夜はこの店って行きました。

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