J-WAVEで放送中の番組『RINREI CLASSY LIVING』(ナビゲーター:村治佳織)。6月2日(土)のオンエアでは、旅人・エッセイストの、たかのてるこさんが登場。一人旅の魅力についてたっぷり伺いました!
たかのさんは世界中の魅力を伝える「地球の広報」と自ら名乗り、『ガンジス河でバタフライ』『ダライ・ラマに恋して』など、数多くの紀行エッセイを出版。型破りな旅を続けています。
■「2度とこの土地に来ることはない」という思いで…
たかのさんは、これまでに約65カ国を訪れたそうで……。
村治:ひとつの国に何回も訪れることはありますか?
たかの:インドとかは『ガンジス川でバタフライ』ではじめて本を書いたり、ドラマ化されたりして何度も行く機会はあったんですけど、海外は「2度とこの土地に来ることはないんだ」って気持ちを込めて旅をしています。
村治:そうなんですか。一期一会を大事にして。
たかの:(同じ国に)2回行くことがあったとしても、「2回来れてよかったな」と思えばいいじゃないですか。また来ると思ったら、その国と向き合えないので。
村治:なるほど。ひとつ、旅のポイントがありますね。「最初で最後の国だと思って飛び出していく」っていう。
たかの:どんな人と出会うときも、例えば、今日村治さんとお会いするのも「この天気でこの空間でこのラジオでって、今日しかない!」って、毎回1回限りだと思っています。
村治:熱いですね。私まで汗をかいてきちゃった(笑)。旅をするって、やっぱり熱さがないと立ち向かえないかなと思うんですよ。何が起こるか分からないですしね。
たかの:本当に折れない心ができるので、ぜひ一人旅に出てほしいですよね。
■一人旅の魅力とは?
たかのさんが一人旅の魅力を知ったきっかけは意外なものでした。
たかの:学生だった20歳の頃、私はコンプレックスの塊で自分が嫌でしょうがなかったんですよ。
村治:もしかして暗かった?
たかの:見た目のキャラは同じなんですけど、「おもろい感じでやってるけど、私には何にもないな」みたいな。他の人がキラキラ見えて嫉妬してばかりでした。でも、はじめての一人旅で私は方向音痴だから人に道を訊きまくりなんですけど、みんな優しく教えてくれるじゃないですか。なんかタトゥーしかないような怖い兄ちゃんしかいなくて「どうしよう……」と思って道を訊いても「どうした! うちの国で迷ったか?」みたいに(言ってくれて)。道を訊き終えた時に笑顔で手を振り合ってると「方向音痴は才能だ。だから私は現地の人と笑顔を交わし合う機会もできる」と思って、なんでもいいふうに誤解できたんですよ。
村治:根本的なものは変わらなくても捉え方が変わったということですね。
たかの:長所は短所で、短所は長所っていいますけど、「長所=短所」だったんっだなと思って。
村治:そうなんですか。「(自分が)変われたから、あとは日本で頑張ろう」ではなくて、どんどん旅をしていこうという気になったんですか?
たかの:やっぱり1回の旅じゃね。旅に出れば出るほど世界観が広がって生きることが楽になったので。だからこそ老若男女の方に一人旅をおすすめしたいなって気持ちがあります。
■ひとりでも多くの人に旅立ってほしい
これまで数多くの旅をしてきた、たかのさん。これからの目標を伺うと……。
たかの:ひとりでも多くの人に旅立ってほしいなと思って講演とかトークイベントをよくやらせてもらっているんですけど、それらをこれからも増やしていきたいですね。
村治:まだ行ったことがないけど、行ってみたい国はありますか?
たかの:片っ端から全部の国に行きたいですね。世界には200くらいの国があるんですけど、私が訪れた国は65カ国くらいなので。
世界各国を訪れたいと語るたかのさんは、日本にも目を向けた『あっぱれ日本旅!世界一、スピリチュアルな国をめぐる』を6月8日(金)に出版します。また、同日には、下北本屋 B&Bでたかのさんと著述家・編集者・写真家の山本高樹さんによるトークイベント「インドのラダックを旅したら、割と本気で人生が変わった。」を開催。どちらもぜひチェックしてみてください!
番組では他に、ヨーロッパ旅や旅の恋愛話など、たかのさんに一人旅の魅力をたっぷりお話しいただきました。ぜひradikoでチェックしてみてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『RINREI CLASSY LIVING』
放送日時:土曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/classyliving/
たかのさんは世界中の魅力を伝える「地球の広報」と自ら名乗り、『ガンジス河でバタフライ』『ダライ・ラマに恋して』など、数多くの紀行エッセイを出版。型破りな旅を続けています。
■「2度とこの土地に来ることはない」という思いで…
たかのさんは、これまでに約65カ国を訪れたそうで……。
村治:ひとつの国に何回も訪れることはありますか?
たかの:インドとかは『ガンジス川でバタフライ』ではじめて本を書いたり、ドラマ化されたりして何度も行く機会はあったんですけど、海外は「2度とこの土地に来ることはないんだ」って気持ちを込めて旅をしています。
村治:そうなんですか。一期一会を大事にして。
たかの:(同じ国に)2回行くことがあったとしても、「2回来れてよかったな」と思えばいいじゃないですか。また来ると思ったら、その国と向き合えないので。
村治:なるほど。ひとつ、旅のポイントがありますね。「最初で最後の国だと思って飛び出していく」っていう。
たかの:どんな人と出会うときも、例えば、今日村治さんとお会いするのも「この天気でこの空間でこのラジオでって、今日しかない!」って、毎回1回限りだと思っています。
村治:熱いですね。私まで汗をかいてきちゃった(笑)。旅をするって、やっぱり熱さがないと立ち向かえないかなと思うんですよ。何が起こるか分からないですしね。
たかの:本当に折れない心ができるので、ぜひ一人旅に出てほしいですよね。
■一人旅の魅力とは?
たかのさんが一人旅の魅力を知ったきっかけは意外なものでした。
たかの:学生だった20歳の頃、私はコンプレックスの塊で自分が嫌でしょうがなかったんですよ。
村治:もしかして暗かった?
たかの:見た目のキャラは同じなんですけど、「おもろい感じでやってるけど、私には何にもないな」みたいな。他の人がキラキラ見えて嫉妬してばかりでした。でも、はじめての一人旅で私は方向音痴だから人に道を訊きまくりなんですけど、みんな優しく教えてくれるじゃないですか。なんかタトゥーしかないような怖い兄ちゃんしかいなくて「どうしよう……」と思って道を訊いても「どうした! うちの国で迷ったか?」みたいに(言ってくれて)。道を訊き終えた時に笑顔で手を振り合ってると「方向音痴は才能だ。だから私は現地の人と笑顔を交わし合う機会もできる」と思って、なんでもいいふうに誤解できたんですよ。
村治:根本的なものは変わらなくても捉え方が変わったということですね。
たかの:長所は短所で、短所は長所っていいますけど、「長所=短所」だったんっだなと思って。
村治:そうなんですか。「(自分が)変われたから、あとは日本で頑張ろう」ではなくて、どんどん旅をしていこうという気になったんですか?
たかの:やっぱり1回の旅じゃね。旅に出れば出るほど世界観が広がって生きることが楽になったので。だからこそ老若男女の方に一人旅をおすすめしたいなって気持ちがあります。
■ひとりでも多くの人に旅立ってほしい
これまで数多くの旅をしてきた、たかのさん。これからの目標を伺うと……。
たかの:ひとりでも多くの人に旅立ってほしいなと思って講演とかトークイベントをよくやらせてもらっているんですけど、それらをこれからも増やしていきたいですね。
村治:まだ行ったことがないけど、行ってみたい国はありますか?
たかの:片っ端から全部の国に行きたいですね。世界には200くらいの国があるんですけど、私が訪れた国は65カ国くらいなので。
世界各国を訪れたいと語るたかのさんは、日本にも目を向けた『あっぱれ日本旅!世界一、スピリチュアルな国をめぐる』を6月8日(金)に出版します。また、同日には、下北本屋 B&Bでたかのさんと著述家・編集者・写真家の山本高樹さんによるトークイベント「インドのラダックを旅したら、割と本気で人生が変わった。」を開催。どちらもぜひチェックしてみてください!
番組では他に、ヨーロッパ旅や旅の恋愛話など、たかのさんに一人旅の魅力をたっぷりお話しいただきました。ぜひradikoでチェックしてみてください!
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【番組情報】
番組名:『RINREI CLASSY LIVING』
放送日時:土曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/classyliving/
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