J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。5月7日(月)のオンエアでは、フジテレビを辞めてフリーになったばかりのアナウンサー、田中大貴さんをお迎え。西沢にアドバイスをもらったり、今後の展望の話になりました。
■「J-WAVEを狙ってます」
田中さんはフジテレビのアナウンサーを15年務め、5月からはフリーのアナウンサーとして活動。10年ほど前に、西沢と番組で共演したことがあります。大学生時代はプロ野球選手になりたかったそうですが、高橋由伸さんに「野球はもうやめなさい。野球の才能はない。アナウンサーになりなさい」と言われてしまったとか。そんな田中さんに、西沢は単刀直入にこんな質問をぶつけました。
西沢:J-WAVEの番組、狙ってるの?
田中:狙ってます。
西沢:アイター! これは潰しとかないと(笑)。
田中:ピストンさん、今日は体調が悪いとお伺いしたんですけど。
西沢:中耳炎で……。
田中:いつでも変わりますよ!
やる気満々の田中さん。フリーになってからは、スポーツというフィールドは外さずに、スポーツ実況、スポーツMC、スポーツアンカーのほか、フィールドを広げていきたいと考え、「プロのスポーツに関しては地上波で扱うことができたので、これからはアマチュアにもスポットを当てていきたい」と語りました。
■西沢に共感した点
田中さんは、野球部の頃は朝5時半に起き! 朝も夜も、J-WAVEの番組を聞きながらグランド整備していたとか 。
西沢:ラジオって、何かをしながら聞けるから、そこがいいんですよね。
田中:可能性は無限大ですよね。ビストンさんの卑猥な表現を聞いて、思春期にどれだけ妄想したかという……。
西沢:それは俺が目黒区で一番ムラムラした中学生だったから、俺の資質だろうね。
田中:でも、それに共感してしまう男子は多いと思いますよ。
西沢:それはしかたがないことだね(笑)。
■「腹が立つくらい、いい男」
田中さんは、モデルが多く所属するオスカープロモーションの所属です。西沢は「ラジオだから分からないと思うけど、この男、腹が立つくらい、いい男なんですよ」と嫉妬気味でした。
西沢:アナウンサーの試験を通るヤツは、がたいがいいか、顔がいいか。そういう人が多いよね。
田中:体育会系が多いですね。特に男子は。
西沢:フジテレビは特に多いよね。
田中:そうですかね? 軽部先輩とか、三宅先輩とかはどうですかね?
西沢:そこで名前を挙げていいの?(笑)。
田中:しゃべりは抜群で、憧れてますよ! 笠井先輩とか。
■田中さんへ、西沢から渾身のアドバイス
田中さんは、自身がフリーランスのアナウンサーを務めていくにあたり、西沢にアドバイスをお願いしました。
西沢:面白いことをやり続けるしかないでしょ。
田中:自分が興味があることと、世間の皆さんが興味があることをリンクさせることは難しくないですか?
西沢:モータースポーツと一緒ですよ。勝ち負けばかりを見せてたって、お客さんはつかないんです。「勝ち負けよりも、見て楽しい」という要素を、どうやってそこに足していくか。自己プロデュース能力が問われるっていうか。
田中:そうなんですか!
西沢:モータースポーツも年々変わっていってるけど、そういう中では競技だけでガチで速いとか遅いだけやってたって誰も見る気がしないの。そんなの面白くないじゃん。
田中:なるほど!
西沢:モータースポーツだけでなくてスポーツを実況するのも、語るのも、どこに面白味を乗せるかっていうことが大事なの。
そんな西沢の同番組に出て、田中さんが驚いたのは「打ち合わせがない」こと。
西沢:台本もないし。
田中:「18時過ぎから出番です」って言われて、「18時に来てください」って言われたんですよ。
西沢:それで大丈夫ですよ。だからうまくいくときと、いかないときがたくさんあるんです。
■「テレビがつまらない」と言われるようになった理由は…?
田中:昨日はAbemaTVで、新しい地図の3人の方と一緒にお仕事をさせてもらったんですけど、 SNS連動の生放送の長時間番組って、すごい緊張感があるんです。リアルタイムに視聴者の声が分かって、それに応えていくんで。あの緊張感がうまく心地よく視聴者に伝わるのは、ものすごい技だと思いました。 僕はテレビと通信の融合の可能性をすごく感じました。
西沢:「テレビはつまらない」ってよく言われてるけど、一番大きな原因は完パケ番組(編集した収録番組)だよ。
田中:予定調和になっていくっていうのもありますよね。
西沢:テレビのディレクターとかプロデューサーに、仮に「西沢さん、何かやってください」って言われたときに、俺が生放送でめちゃくちゃ言うんだよ。そうすると、みんな、ビビってやりたがらないの。
田中:ピストンさんに、時代が追いついてきましたよね。
西沢:そう? 俺なんか崖っぷちだよ? 窓際もいいところだよ(笑)。番組は20年やってるけど、ひとつのエクストリームの形として、生放送の入り口があって、どんどん潮の流れに乗って、最後は入り口まで戻ってきちゃうとか、何も結果が出なくてもいいわけ。毎日の放送って、そういうもんですよ。
■フリーランスはなんでも仕事につながる
田中:フリーランスになって、時間の使い方が重要だなと思いました。「ボーッとしてると何も生み出さない」ということを感じてます。
西沢:なんでもやっておくと、何でもそれが仕事につながるから。興味や知識や経験が。
田中:出会う人みなさんが可能性になってくるっていうことですもんね。
西沢:そうそう。俺だって車の運転を覚えたのは33歳からだから。ガソリンがなくなるまで一生懸命走って。
田中:そうなんですか! 今注目してる車は何ですか?
西沢:高い車全般です。
田中:(笑)。
話は尽きませんでした。田中さんはInstagramを始めたそうなので、興味のある方は、覗いてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/
■「J-WAVEを狙ってます」
田中さんはフジテレビのアナウンサーを15年務め、5月からはフリーのアナウンサーとして活動。10年ほど前に、西沢と番組で共演したことがあります。大学生時代はプロ野球選手になりたかったそうですが、高橋由伸さんに「野球はもうやめなさい。野球の才能はない。アナウンサーになりなさい」と言われてしまったとか。そんな田中さんに、西沢は単刀直入にこんな質問をぶつけました。
西沢:J-WAVEの番組、狙ってるの?
田中:狙ってます。
西沢:アイター! これは潰しとかないと(笑)。
田中:ピストンさん、今日は体調が悪いとお伺いしたんですけど。
西沢:中耳炎で……。
田中:いつでも変わりますよ!
やる気満々の田中さん。フリーになってからは、スポーツというフィールドは外さずに、スポーツ実況、スポーツMC、スポーツアンカーのほか、フィールドを広げていきたいと考え、「プロのスポーツに関しては地上波で扱うことができたので、これからはアマチュアにもスポットを当てていきたい」と語りました。
■西沢に共感した点
田中さんは、野球部の頃は朝5時半に起き! 朝も夜も、J-WAVEの番組を聞きながらグランド整備していたとか 。
西沢:ラジオって、何かをしながら聞けるから、そこがいいんですよね。
田中:可能性は無限大ですよね。ビストンさんの卑猥な表現を聞いて、思春期にどれだけ妄想したかという……。
西沢:それは俺が目黒区で一番ムラムラした中学生だったから、俺の資質だろうね。
田中:でも、それに共感してしまう男子は多いと思いますよ。
西沢:それはしかたがないことだね(笑)。
■「腹が立つくらい、いい男」
田中さんは、モデルが多く所属するオスカープロモーションの所属です。西沢は「ラジオだから分からないと思うけど、この男、腹が立つくらい、いい男なんですよ」と嫉妬気味でした。
西沢:アナウンサーの試験を通るヤツは、がたいがいいか、顔がいいか。そういう人が多いよね。
田中:体育会系が多いですね。特に男子は。
西沢:フジテレビは特に多いよね。
田中:そうですかね? 軽部先輩とか、三宅先輩とかはどうですかね?
西沢:そこで名前を挙げていいの?(笑)。
田中:しゃべりは抜群で、憧れてますよ! 笠井先輩とか。
■田中さんへ、西沢から渾身のアドバイス
田中さんは、自身がフリーランスのアナウンサーを務めていくにあたり、西沢にアドバイスをお願いしました。
西沢:面白いことをやり続けるしかないでしょ。
田中:自分が興味があることと、世間の皆さんが興味があることをリンクさせることは難しくないですか?
西沢:モータースポーツと一緒ですよ。勝ち負けばかりを見せてたって、お客さんはつかないんです。「勝ち負けよりも、見て楽しい」という要素を、どうやってそこに足していくか。自己プロデュース能力が問われるっていうか。
田中:そうなんですか!
西沢:モータースポーツも年々変わっていってるけど、そういう中では競技だけでガチで速いとか遅いだけやってたって誰も見る気がしないの。そんなの面白くないじゃん。
田中:なるほど!
西沢:モータースポーツだけでなくてスポーツを実況するのも、語るのも、どこに面白味を乗せるかっていうことが大事なの。
そんな西沢の同番組に出て、田中さんが驚いたのは「打ち合わせがない」こと。
西沢:台本もないし。
田中:「18時過ぎから出番です」って言われて、「18時に来てください」って言われたんですよ。
西沢:それで大丈夫ですよ。だからうまくいくときと、いかないときがたくさんあるんです。
■「テレビがつまらない」と言われるようになった理由は…?
田中:昨日はAbemaTVで、新しい地図の3人の方と一緒にお仕事をさせてもらったんですけど、 SNS連動の生放送の長時間番組って、すごい緊張感があるんです。リアルタイムに視聴者の声が分かって、それに応えていくんで。あの緊張感がうまく心地よく視聴者に伝わるのは、ものすごい技だと思いました。 僕はテレビと通信の融合の可能性をすごく感じました。
西沢:「テレビはつまらない」ってよく言われてるけど、一番大きな原因は完パケ番組(編集した収録番組)だよ。
田中:予定調和になっていくっていうのもありますよね。
西沢:テレビのディレクターとかプロデューサーに、仮に「西沢さん、何かやってください」って言われたときに、俺が生放送でめちゃくちゃ言うんだよ。そうすると、みんな、ビビってやりたがらないの。
田中:ピストンさんに、時代が追いついてきましたよね。
西沢:そう? 俺なんか崖っぷちだよ? 窓際もいいところだよ(笑)。番組は20年やってるけど、ひとつのエクストリームの形として、生放送の入り口があって、どんどん潮の流れに乗って、最後は入り口まで戻ってきちゃうとか、何も結果が出なくてもいいわけ。毎日の放送って、そういうもんですよ。
■フリーランスはなんでも仕事につながる
田中:フリーランスになって、時間の使い方が重要だなと思いました。「ボーッとしてると何も生み出さない」ということを感じてます。
西沢:なんでもやっておくと、何でもそれが仕事につながるから。興味や知識や経験が。
田中:出会う人みなさんが可能性になってくるっていうことですもんね。
西沢:そうそう。俺だって車の運転を覚えたのは33歳からだから。ガソリンがなくなるまで一生懸命走って。
田中:そうなんですか! 今注目してる車は何ですか?
西沢:高い車全般です。
田中:(笑)。
話は尽きませんでした。田中さんはInstagramを始めたそうなので、興味のある方は、覗いてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/
この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。