J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。5月27日(日)のオンエアでは、ストレイテナーからホリエアツシさん(Vo)が3年ぶりに登場。最新アルバム『Future Soundtrack』について伺いました。
■緊張でガチガチ
音楽フェスへの出演も多いストレイテナーは、先日「ARABAKI ROCK FEST.18」でトリを務めました。
ホリエ:トリは、いろいろなアーティストとコラボレーションするのがお決まりで、ストレイテナーはあまりそういうことをやってこなかった。こもりがちなバンドで。そんな中で、昨年、僕らのトリビュートアルバムに参加してくれた人たちと一緒にボーカルを迎え入れて、曲をやらせてもらって。他に、この機会じゃないと一緒に立てない人はいないかなと思って、布袋寅泰さんにオファーして、まさかのOKをしていただいて、BOØWYの曲を2曲一緒に演奏させていただきました。緊張してガチガチでしたね。
今年メジャーデビュー15周年、バンド結成20周年という節目を迎えるストレイテナー。ホリエさんに、今の思いを伺いました。
ホリエ:20年といっても、全く止まらずにやってきてるバンドなので、あえて振り返ったときに「20年か」という感じ。今4人なんですけど、4人になってから10周年、その前は2人、3人と変化があって、最初の10年って自分たちががむしゃらで、いろいろな壁にぶち当たりながら「外に広げていこう」と頑張ってたんです。でも、この10年は完成されたバンドに到達できたなと思って、内側を広げてきたなという実感があります。
ホリエ:最初の10年は、本当に見えてなかったですね。「こういう風に思われたい」「こうは思われたくない」というところに執着があったし、いろんなことに対する恐れもあった。それが自信に変わって「この4人なら何をやっても動じない」と感じた。
■今を生きる
最新アルバム『Future Soundtrack』についても、お訊きしました。
ホリエ:タイトルは、遠い未来より、次の瞬間も未来だし、今をどう生きるか。遠い未来のことなんて絶対にわからない。「これをやってるから10年後こうなってるだろう」というのは絶対ないことなので、今を生きるということを思いながら未来を見ていこうと。
サウンドでこだわったのは、どのような部分なのでしょうか?
ホリエ:たとえば、1曲目だったらアナログシンセのチープな音からはじまって、ベースとかも、テクニカルというよりはサウンドの鳴りで世界観を作っていく曲。曲ごとのアプローチが違って、音選びが違って、そういうところにこだわりました。あと、ボーカルを近くに聴かせようというのはありましたね。ヘッドフォンとかで聴くと近く感じると思います。今R&Bがロックのアプローチをしていたり、ロックがR&Bのアプローチをしているアーティストがいっぱいいると思うんですけど、それぞれで聴き流しちゃうものもある。1曲目の『Future Dance』という曲は、R&Bアプローチなんですけど、言葉がめちゃくちゃ入ってくるからロックっぽい。『The Future Is Now』はポップ。かといえば、ダンスミュージックをもうちょっと進化したような曲もあったりします。
本作には秦 基博さんとのコラボレーション曲『灯り』も収録されています。
ホリエ:僕は秦くんのファンでもあって、オファーして実現したコラボレーションで、去年ふたりでスタジオに入って、ゼロから一緒に作りました。僕もコラボレーションは「どうしようかな」と、まだ具体的に見えてなかったですけど、秦くんのほうから「ゼロから詞も曲も一緒に作りたい」と言ってくれて、2日くらいでこの曲ができました。お互い弾き語りスタイルで曲を作るタイプ。秦くんはアレンジまで自分でやるソロのシンガーソングライターで、僕はバンドじゃないですか。バンドにもアレンジの余地を残しつつ、ある程度ふたりでリズムやコード進行を作りました。サビのコードとかは、テーマが「冬のラブソング」だったので、秦くんが「ジョン・レノンですかね」と3拍子のギターを弾きはじめて歌ったメロディを、僕が「もうちょっと早めにピークにきたほうがいいんじゃない」とメロディをかえたり、お互いがいいと思ったほうを選択しました。
ストレイテナーは、来月から全国8カ所をまわる「Future Dance TOUR」をスタートします。東京公演はツアー初日6月12日(火)にZepp ダイバーシティ東京です。
ホリエ:アルバムのツアーでまわるんですけど、過去のどの時代にストレイテナーというバンドに出会った人でも楽しんでもらえるようなライブにしたい。そして今が一番カッコイイと思ってもらえるようなライブがしたいです。
ストレイテナーは、「FUJI ROCK FESTIVAL '18」はじめ、数多くのフェス出演が決定しているので、今年の活動にも注目です!
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【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:日曜13時-16時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/
■緊張でガチガチ
音楽フェスへの出演も多いストレイテナーは、先日「ARABAKI ROCK FEST.18」でトリを務めました。
ホリエ:トリは、いろいろなアーティストとコラボレーションするのがお決まりで、ストレイテナーはあまりそういうことをやってこなかった。こもりがちなバンドで。そんな中で、昨年、僕らのトリビュートアルバムに参加してくれた人たちと一緒にボーカルを迎え入れて、曲をやらせてもらって。他に、この機会じゃないと一緒に立てない人はいないかなと思って、布袋寅泰さんにオファーして、まさかのOKをしていただいて、BOØWYの曲を2曲一緒に演奏させていただきました。緊張してガチガチでしたね。
今年メジャーデビュー15周年、バンド結成20周年という節目を迎えるストレイテナー。ホリエさんに、今の思いを伺いました。
ホリエ:20年といっても、全く止まらずにやってきてるバンドなので、あえて振り返ったときに「20年か」という感じ。今4人なんですけど、4人になってから10周年、その前は2人、3人と変化があって、最初の10年って自分たちががむしゃらで、いろいろな壁にぶち当たりながら「外に広げていこう」と頑張ってたんです。でも、この10年は完成されたバンドに到達できたなと思って、内側を広げてきたなという実感があります。
ホリエ:最初の10年は、本当に見えてなかったですね。「こういう風に思われたい」「こうは思われたくない」というところに執着があったし、いろんなことに対する恐れもあった。それが自信に変わって「この4人なら何をやっても動じない」と感じた。
■今を生きる
最新アルバム『Future Soundtrack』についても、お訊きしました。
ホリエ:タイトルは、遠い未来より、次の瞬間も未来だし、今をどう生きるか。遠い未来のことなんて絶対にわからない。「これをやってるから10年後こうなってるだろう」というのは絶対ないことなので、今を生きるということを思いながら未来を見ていこうと。
サウンドでこだわったのは、どのような部分なのでしょうか?
ホリエ:たとえば、1曲目だったらアナログシンセのチープな音からはじまって、ベースとかも、テクニカルというよりはサウンドの鳴りで世界観を作っていく曲。曲ごとのアプローチが違って、音選びが違って、そういうところにこだわりました。あと、ボーカルを近くに聴かせようというのはありましたね。ヘッドフォンとかで聴くと近く感じると思います。今R&Bがロックのアプローチをしていたり、ロックがR&Bのアプローチをしているアーティストがいっぱいいると思うんですけど、それぞれで聴き流しちゃうものもある。1曲目の『Future Dance』という曲は、R&Bアプローチなんですけど、言葉がめちゃくちゃ入ってくるからロックっぽい。『The Future Is Now』はポップ。かといえば、ダンスミュージックをもうちょっと進化したような曲もあったりします。
本作には秦 基博さんとのコラボレーション曲『灯り』も収録されています。
ホリエ:僕は秦くんのファンでもあって、オファーして実現したコラボレーションで、去年ふたりでスタジオに入って、ゼロから一緒に作りました。僕もコラボレーションは「どうしようかな」と、まだ具体的に見えてなかったですけど、秦くんのほうから「ゼロから詞も曲も一緒に作りたい」と言ってくれて、2日くらいでこの曲ができました。お互い弾き語りスタイルで曲を作るタイプ。秦くんはアレンジまで自分でやるソロのシンガーソングライターで、僕はバンドじゃないですか。バンドにもアレンジの余地を残しつつ、ある程度ふたりでリズムやコード進行を作りました。サビのコードとかは、テーマが「冬のラブソング」だったので、秦くんが「ジョン・レノンですかね」と3拍子のギターを弾きはじめて歌ったメロディを、僕が「もうちょっと早めにピークにきたほうがいいんじゃない」とメロディをかえたり、お互いがいいと思ったほうを選択しました。
ストレイテナーは、来月から全国8カ所をまわる「Future Dance TOUR」をスタートします。東京公演はツアー初日6月12日(火)にZepp ダイバーシティ東京です。
ホリエ:アルバムのツアーでまわるんですけど、過去のどの時代にストレイテナーというバンドに出会った人でも楽しんでもらえるようなライブにしたい。そして今が一番カッコイイと思ってもらえるようなライブがしたいです。
ストレイテナーは、「FUJI ROCK FESTIVAL '18」はじめ、数多くのフェス出演が決定しているので、今年の活動にも注目です!
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【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:日曜13時-16時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/
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