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ワンオク手がける音楽ディレクター「日本のマーケットは○○主義」

ワンオク手がける音楽ディレクター「日本のマーケットは○○主義」

J-WAVEで放送中の番組『TRUME TIME AND TIDE』(ナビゲーター:市川紗椰)。4月14日(土)のオンエアでは、音楽ディレクター・伊藤一則さんをゲストにお迎えし、多岐に渡る仕事内容について伺いました。

■音楽ディレクターの日々の仕事とは?

ONE OK ROCKやflumpoolなどを手がけるほか、海外でも積極的に活動する伊藤さん。市川は音楽ディレクターという職業について、「なんとなくイメージはできるけれど、日々どのような仕事をしているのかわからない」と言います。

伊藤:たぶん、ディレクターほど人によってやってることが異なるジャンルはないと思う。僕の場合、どっちかというと、宣伝とかよりも制作に寄っているディレクターで、5~6個のバンドを抱えていて。曲の骨格を作るところからはじめます。
市川:そうなんですね!
伊藤:なるべくコストパフォーマンスよくレコーディングが進行するように、バジェットをコントロールしたり、スタジオをとったりして。レコーディングが始まったら、完成に至るまでタイムマネージメントも含めてやっていく、ってところが主な仕事ですね。
市川:曲作りにどのくらい口出しするものなんですか? バンドにもよると思うんですけど。
伊藤:昨今、未完成な状態でデビューが決まっちゃうバンドがけっこういて、そこで成熟しきってない音楽性みたいなところを補ってあげるというか。漠然としていますけど、歌詞の部分であったり、曲の部分であったり、たとえばドラムパターンの部分であったりとか、そのあたりから一緒になって考えてやっていく感じですね。

■「ボーカル至上主義」な日本

次に、最近の活動について伺いました。

伊藤:主にやっているのが、MASH A&R所属のフレデリックとTHE ORAL CIGARETTESと、1月にデビューしたパノラマパナマタウンというバンド。ONE OK ROCKは、レーベルディレクターとしてやってました。

伊藤さんは、ロックやダンスミュージックに携わることが多いと言います。

伊藤:日本のマーケットって、ボーカル至上主義なところがすごくあって、やっぱり歌がちゃんとしていないと誰も聴いてくれないんですね。ドラムがいくらカッコよくても、歌がダメだったらダメだし。そのへんで歌をどれだけ強化できるかっていうところも、一応、得意技だったりするかもしれない。
市川:確かに、声に特徴のある方が多いですよね、いま挙げた中でも。歌唱力もそうですし。

番組では他にも、フレデリックのメンバー全員から届いた伊藤さんへのコメントを紹介。また、伊藤さんのいまに至るまでやプライベート、これからの目標・夢について、たっぷりお話いただきました。ぜひradikoで聴いてみてください。

次回4月21日(土)『TRUME TIME AND TIDE』には、鉄道を愛する市川紗椰が注目をしている鉄道ライター・土屋武之さんが登場します。市川とガチの鉄道トークを繰り広げますので、どうぞお聴き逃しなく!

【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『TRUME TIME AND TIDE』
放送日時:土曜 21時-21時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/timeandtide/

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