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FC東京・太田宏介「一番評価が低くて」...人生のターニングポイントは

FC東京・太田宏介「一番評価が低くて」...人生のターニングポイントは

J-WAVEで放送中の「~JK RADIO~TOKYO UNITED」のワンコーナー「WORDS FROM THE FIELD」(ナビゲーター:GAKU-MC)。3月9日(金)のオンエアでは、FC東京の太田宏介さんがゲストに登場。長谷川健太新監督のもと、今シーズン悲願の初タイトルを目指すFC東京について太田さんに訊きました。


■長谷川監督の指名で副キャプテンに

太田:長谷川監督は本当に厳しい監督なので、キャンプからよい緊張感のなかで練習ができました。練習試合の内容もいいですし、結果も出ているので、今年のシーズンは楽しみかなと思います。監督は誰も特別扱いせずにフェアに見てくれるので、監督が言ったことをやらない選手は怒られるし、やった選手はしっかり褒めてくれる。その使い分けがすごく上手いので、引き締まって、チームの雰囲気が本当にいいです。

太田さんは、今シーズン副キャプテンを務めていますが、これは自らのアクションではなく監督の指名だったそうです。

太田:監督から言ってもらえるのは光栄なことですし、今までそういうポジションに立ったことがなかったので「もちろんです」と受けました。僕自身も強い気持ちで臨むシーズンなので、副キャプテンという役割を与えてもらい、嬉しかったです。僕は性格的にもチームを盛り上げるタイプの選手なので、まずは練習や雰囲気作りを頑張りたいです。あとは若い選手が多いチームなので、その上と下をつなげる役割もできれば。キャプテンの張 賢秀(チャン・ヒョンス)選手をうまくサポートしながら、自分は自分の色を出せるように、タッグになってチームを引っ張っていけたらと思います。


■人生のターニングポイントとなった1年

トーク後半は、キャリアの原点やオランダ移籍について訊きました。

太田:オランダでは充実した1年でした。言葉も文化も違うところに1人で飛び込むということは、若いときの自分だったらできなかった。28歳という1番いいときに行って、試合にもずっと出れたので充実していましたね。

新人だった横浜FC時代の2007年にはブラジルへの留学も経験。移籍ではなく留学だったため、試合出場はなかったそう。しかし、ブラジルでの練習の成果から、チームのJ1昇格の年にリーグ戦にも半分出場し、その後U20のワールドカップに選ばれています。太田選手は「自分のキャリアを考えるとターニングポイントとなった1年」と振り返りました。


■評価も給料もいちばん低かった時代

そんな太田選手ですが「サッカー人生は決して順風満帆ではなかった」と言います。

太田:横浜FCの新人4人の中で一番評価が低かったですし、一番給料も低くて、友だちと牛丼屋に行っても、牛丼もおごれないようなところからのスタートでした。その当時からしたら今の自分は想像できなかったですね。横浜FCで日本を支えたプレイヤーと一緒にプレーできたこと、特に3年目に都並敏史さんのもとでプレーできたことと、三浦淳寛さんに出会ったことが大きいです。僕のポジションの前に淳寛さんがいて、自分がボールを持ったら、淳寛さんにボールを預けて、回って、オーバーラップしてクロス……という今の自分の形がこの年にやっとできたかなと……。それは都並さんと淳寛さんの指導のおかげです。

次回も引き続き、太田さんにお話を伺います。お楽しみに!

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【番組情報】
番組名:「WORDS FROM THE FIELD」
放送日時:毎週金曜 6時30分-6時40分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/archives/words-from-the-field/

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