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中田ヤスタカ、初ソロアルバム制作の苦労...「地味にすごい、知ってもらいたいこと」も告白

中田ヤスタカ、初ソロアルバム制作の苦労...「地味にすごい、知ってもらいたいこと」も告白

J-WAVEで放送中の番組「SAISON CARD TOKIO HOT 100」(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。2月25日(日)のオンエアでは、音楽家・中田ヤスタカさんがゲストに登場。自身初のソロアルバム「Digital Native」制作秘話を語りました。


■初の「中田ヤスタカ」名義…その理由

「僕は昔から、機械に置き換えられるものであれば無駄に置き換えたかった」と言う中田さん。周囲の人に比べてデジタルなものを手にするのが早かったそう。Perfumeをはじめ、さまざまなアーティストに楽曲を提供していますが、中田ヤスタカ名義でリリースするのは「Digital Native」が初めて。このタイミングで、ソロアルバムをリリースしようと思った理由を以下のように語りました。

中田:普段はDJもずっとやっているんですけど、作曲家の名前で出ている作品がまだまだ少ないなと。日本に限った話かもしれませんが、シンガーの作品として世の中に出ている音楽はたくさんあるんですけど。作曲家の名前で出ているのはクラシックとかジャズのシーンだといっぱいあると思うんですけど、ポップで活躍する人たちのなかでは少ないじゃないですか。僕はそういう、少ないものを増やしたくなるタイプなんで(笑)。じゃあ、今そういうのがあってもいいんじゃないかと思って。


■アルバム制作にあたっての苦労

アルバムを制作するにあたって苦労した点については、自身が携わってきたCM音楽や映画音楽などの制作と対比してこう話します。

中田:映像ありきのところでかかる曲は、秒数だったり構成とかが違ったりして。「売り物にならないんだったら全然やりますよ」みたいなやり方を、結構してきてたんですよね。そういうのはすごく早くて。音楽に求められているものを成立させればいい。「音楽だけ聴いてもらって、一曲いくらで」っていう世界は、また違うと思っているので。それを兼ね備えると、アルバム制作はすごく大変なんですよ。


■日本人初の快挙...「みんなに知ってほしい!」

ちなみに中田さんは昨年、「ULTRA MUSIC FESTIVAL」の世界公式アンセム「Love Don't Lie (Ultra Music Festival Anthem)(feat. ROSII)」を手がけました。同フェスティバルのアンセム曲を手がけるのは、日本人アーティストとしては中田さんが初。クリスからこのことについて訊かれると、次のように答えてくれました。

中田:これ、結構地味にすごい(笑)。もうちょっと、みんなに知ってほしいんですけど(笑)。ULTRAから依頼があって、「何か面白い曲はないか? 最近作っている曲の中で何かないか?」と訊かれて。僕が出した曲「Love Don't Lie (Ultra Music Festival Anthem)(feat. ROSII)」がそのまま使われたんです。歌ってもらっている方は、ULTRAから紹介してもらいました。そういう作り方で完成しました。

ULTRAから紹介してもらった歌手の中からROSIIさんを選んだ中田さん。クリスからROSIIさんがどこの国の方なのか質問されましたが、中田さんいわく「まったくわからない」のだそう。「マジでわからないです(笑)」と答えていました。

またオンエアでは、「Digital Native」から「White Cube」をお届けしました。

さて、次回3月4日(日)のオンエアでは、小袋成彬さんやスキマスイッチさんをゲストに迎えるほか、選ばれたリスナー同士が歌で対決する人気企画「逆電 SING A SONGバスター」など、盛りだくさんの内容でお送りします。

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【番組情報】
番組名:「SAISON CARD TOKIO HOT 100」
放送日時:毎週日曜 13時-16時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/

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