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ゴスペラーズ、レコーディングの裏話「のんびりネット見てたり」

ゴスペラーズ、レコーディングの裏話「のんびりネット見てたり」

J-WAVEで放送中の番組「GROOVE LINE」(ナビゲーター:ピストン西沢)。2月21日(水)のオンエアでは、ゲストにゴスペラーズから村上てつやさんと安岡優さんが登場。新曲「ヒカリ」のレコーディングについて伺いました。

「ヒカリ」は記念すべき50作目のリリースとなるシングル。ゲンを担いで、「永遠に」をプロデュースしたブライアン・マイケル・コックスさん、パトリック“ジェイ キュー”スミスさんとタッグを組みました。

レコーディングはジェイ キューさんが来日して日本で行い、その場でメロディやコーラスを作り、安岡さんが日本語歌詞をつけたそう。「海外の曲は『タイトルを変えちゃダメ』とかいろいろあるんですけど、今回は『ゴスペラーズのために書き下ろした曲だから、君たちが好きなストーリーをのせていいと言われたんです」(安岡さん)と制作の裏話を明かしました。

ちなみにレコーディングを覗きに来ていた所属レコード会社の社員の間で話題になったのは「ゴスペラーズは通訳いらず」ということ。メンバーの北山陽一さんが全て通訳をするため、ゴスペラーズはいつも安心なのだそうです。

レコーディングの際のメンバーの役割分担について訊くと「だいたいレコーディングは誰かが中心になって仕切って、あとはもうのんびりネット見てたりして待ってる、本番のときはそんなもんですよ」と村上さん。「みんなで分担しあっているから50枚までたどり着けたわけですよ」と続けました。ちなみにゴスペラーズは今でも、ギャラは平等に5等分なのだそうです。

トーク後半は、2000年に発表された「永遠に」をプロデュースしその後、大物プロデューサーになったブライアンさんとジェイ キューさんとの出会いについての話題になりました。

村上:僕らがラッキーだったのは、ブライアンがグラミーとか獲る直前に知り合ったことです。
安岡:初めてアトランタに行ったときに「新人のレコーディングしてきたんだよ。聴いてみて、いいと思う?」って言われて。それがその後、ジャギド・エッジがR&Bチャート1位を連続で獲った曲だったんです。だから「先生」になる1週間前に僕らは出会えた。
西沢:株で言ったら逆張り。安いときに買って上がっていくという。
村上:メロディ作ってくれたジェイ キューはアッシャーの「Yeah!」 をそのあとに書いてるんですよ。
安岡:ブライアンのアシスタントみたいな感じで来てて。彼いわく、ブライアンに「『1日200ドル出すから来いよ』って言われて。自分にとって当時200ドルは大金だったからゴスペラーズのことも日本のこともわからないけど、『絶対行く!』って言って来た」って。
西沢:それはね、株の世界でテンバガーっていって、10倍になる株なのよ。
安岡:どっちかがビックネームとかじゃなくて、お互い損得なしに、20代で出会えて、作った曲が「永遠に」で、そこからお互いのキャリアが積めて16年ぶりに仕事をやるというのは嬉しいですね。

代表曲のプロデューサーたちと再コラボした50枚目のシングル「ヒカリ」はゴスペラーズにとっても節目となる作品。「ジャケットも今までと違う感じでシュッとしている」と並々ならぬ気持ちを込めた作品について語っていました。

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【番組情報】 番組名:「GROOVE LINE」
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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