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お尻は生き物? サンバダンサー・工藤めぐみが語る「リオのカーニバル」

お尻は生き物? サンバダンサー・工藤めぐみが語る「リオのカーニバル」

J-WAVEで放送中の番組「ANA WORLD AIR CURRENT」(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。2月3日(土)のオンエアでは、サンバダンサー・工藤めぐみさんをゲストにお迎えしました。

工藤さんは兵庫県出身。19歳で単身、本場・ブラジルへサンバ留学し、わずか1年でリオのカーニバルに初出場。2008年からは名門サンバチーム「サルゲイロ」に所属し、日本人として初めて優勝を経験するなど、これまで10年以上トップダンサーとして活躍しています。

神戸市生まれで、9歳のときに阪神淡路大震災を経験。リオと姉妹都市だったこともあり、母が「暗い気持ちを元気にしたい」と、家族で「神戸まつり」のサンバに参加したことがきっかけだったと言います。

「母から『めぐ、サンバ行くで!』って言われて。最初、サンバって食べ物なのか、飲み物なのかって感じで(笑)。サンバ衣装を着た人に『一緒に踊りましょう』って言われて怖くて号泣。でも1年後には『私も先生みたいにカッコよく踊りたい』と思っていました」(工藤さん 以下同)

19歳でリオデジャネイロに初めて行くことになった工藤さん。「初海外で半年居ました。初一人暮らしで、いきなりチャレンジしました。ブラジル人にお世話になってたんですけど、練習に行くのに3時間放置されたり、時間を守らないんですよ(笑)。いきなりブラジルだったので、1年目は大変でしたね」

続いて、リオのカーニバルについてお話を伺いました。サンバのコンテストは、躍動感、歌、楽器隊、調和など、10項目の点数を競います。「パシスタ」と呼ばれる羽根をつけて踊るダンサーに選ばれるには、オーディションで100人ほどの中から5人〜10人が絞られ、さらに何年も出ているメンバーと競わされ、残ったメンバーが出場できるそう。しかも、開催3日前に衣装を渡されるまで出場できるかわからない、という厳しいものなのだそうです。

自身のアピールポイントについては「若いころはガンガン日焼けして、髪の毛もスパイラルパーマで、ボンバーヘッドで(笑)。ブラジル人になりたかったんですけど、今は逆に、日本人のオリエンタルなよさがあると師匠が言ってくださったので、黒髪ストレートとか、日本人の細かい手の動きを私の強みにして出していこうとしています。でも、ブラジル人にはお尻の大きさでは敵わないです。生まれたときから骨板の形が違いますから、お尻が上にあって大きくて、生き物みたいに動くんですよ!」と、語りました。

知っているようで知らないサンバの世界。これからも工藤さんの活躍に期待したいですね。

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【番組情報】
番組名:「ANA WORLD AIR CURRENT」
放送日時:土曜19時-19時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent/

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