J-WAVEで放送中の番組「MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY」(ナビゲーター:グローバー)。12月23日(土)のオンエアでは、前回に引き続き、LiLiCoさんと西寺郷太さんをお迎えし、衝撃的な死から1年経ったジョージ・マイケルとワム!の魅力について語っていただきました。
ラジオでも毎年オンエアされるワム!の「Last Christmas」について、「この時期、毎年一人ぼっちの人しか呼ばないパーティーをするんです。その準備をするときにかけるとすごく気分がいいけど、パーティーが終わってからかけるととても切ない(笑)」とLiLiCoさん。
さらに生前、ジョージ・マイケルにインタビューしたというLiLiCoさんは、本人にファンであることを告白し、「若いときに天井にあなたのポスターを張っていろいろなことを想像しました」と伝えると、ジョージに「アイム・ソー・ソーリー(本当にごめんね)」と言われた、というエピソードを明かしました。「自分も大人になったので『可愛いひとだなぁ』って思いました」と当時の印象を振り返りました。
そして中学生のときに、全盛期のジョージ・マイケルのライブを見たという西寺さんは、「良かったですけど、本人のインタビューとかを読むと一番苦しい時期だったみたいで。精神的な理由でノドを壊したり、スターになる重圧に飲み込まれて孤独になっていた時だったようです。あと、ダンスが上手じゃないということで悩んでたみたいで…僕からすれば『曲も歌も最高だからいいじゃん』ってなるんですけど。マイケル・ジャクソン、プリンス、マドンナとかとアメリカで勝負してて、売り上げとかグラミーでは勝ってたんだけど、一人の白人男性としては葛藤があったんじゃないですかね」と、成功を収めつつも苦しみを抱えていたことについて語りました。
また、西寺さんはジョージ・マイケルによって、その後の音楽シーンや白人アーティストへの大きな影響についても挙げました。
「彼が頑張ったことで、後のジャミロクワイやジャスティン・ティンバーレイクみたいに、白人男性が黒人音楽を取り入れたり。あるいは、ブルーノ・マーズはいろいろな人種が入ってますけど、ポップでいろんなタイプの曲を作って楽しく明るくスター性を持ってみせる、そういう意味では、ジョージ・マイケルの遺伝子を引き継いでるなと思うんです」(西寺さん)
番組最後には、ゲスト2人にジョージ・マイケルのキャッチコピーを作っていただきました。LiLiCoさんは「エロスのベールを纏った悲しき少年」。「スターになっても芯はとても悲しい感じがする。でも、それを見せずに世界とプロレスをしていた」と言葉の意味を説明しました。
一方の西寺さんは、「英国が生んだポップミュージック史上最高の天才」とし、「シンガーとして、イギリスのアーティストがソロで、アメリカの黒人白人すべての層にウケたという例はなかった。ビートルズはグループだし。それがジョージ・マイケルの凄さ」と語りました。
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【番組情報】
番組名:「MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY」
放送日時:毎週土曜 17時-17時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/musicology/
ラジオでも毎年オンエアされるワム!の「Last Christmas」について、「この時期、毎年一人ぼっちの人しか呼ばないパーティーをするんです。その準備をするときにかけるとすごく気分がいいけど、パーティーが終わってからかけるととても切ない(笑)」とLiLiCoさん。
さらに生前、ジョージ・マイケルにインタビューしたというLiLiCoさんは、本人にファンであることを告白し、「若いときに天井にあなたのポスターを張っていろいろなことを想像しました」と伝えると、ジョージに「アイム・ソー・ソーリー(本当にごめんね)」と言われた、というエピソードを明かしました。「自分も大人になったので『可愛いひとだなぁ』って思いました」と当時の印象を振り返りました。
そして中学生のときに、全盛期のジョージ・マイケルのライブを見たという西寺さんは、「良かったですけど、本人のインタビューとかを読むと一番苦しい時期だったみたいで。精神的な理由でノドを壊したり、スターになる重圧に飲み込まれて孤独になっていた時だったようです。あと、ダンスが上手じゃないということで悩んでたみたいで…僕からすれば『曲も歌も最高だからいいじゃん』ってなるんですけど。マイケル・ジャクソン、プリンス、マドンナとかとアメリカで勝負してて、売り上げとかグラミーでは勝ってたんだけど、一人の白人男性としては葛藤があったんじゃないですかね」と、成功を収めつつも苦しみを抱えていたことについて語りました。
また、西寺さんはジョージ・マイケルによって、その後の音楽シーンや白人アーティストへの大きな影響についても挙げました。
「彼が頑張ったことで、後のジャミロクワイやジャスティン・ティンバーレイクみたいに、白人男性が黒人音楽を取り入れたり。あるいは、ブルーノ・マーズはいろいろな人種が入ってますけど、ポップでいろんなタイプの曲を作って楽しく明るくスター性を持ってみせる、そういう意味では、ジョージ・マイケルの遺伝子を引き継いでるなと思うんです」(西寺さん)
番組最後には、ゲスト2人にジョージ・マイケルのキャッチコピーを作っていただきました。LiLiCoさんは「エロスのベールを纏った悲しき少年」。「スターになっても芯はとても悲しい感じがする。でも、それを見せずに世界とプロレスをしていた」と言葉の意味を説明しました。
一方の西寺さんは、「英国が生んだポップミュージック史上最高の天才」とし、「シンガーとして、イギリスのアーティストがソロで、アメリカの黒人白人すべての層にウケたという例はなかった。ビートルズはグループだし。それがジョージ・マイケルの凄さ」と語りました。
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