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「情熱大陸」に出られる人の条件とは?

「情熱大陸」に出られる人の条件とは?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「INNOVATION WORLD」(ナビゲーター:川田十夢)。12月1日(金)のオンエアでは、人気ドキュメンタリー番組「情熱大陸」のプロデューサー・福岡元啓さんをゲストにお迎えしました。

川田が接した福岡さんの印象は「情に熱いけれど、どこか冷静」。その理由を川田は「冷静さが無いと。あの番組っていろんな人が『僕も出してくれ』って言うでしょうし、それを冷静にジャッジしていくのが…ただ熱いだけだとね、厳しいだろうなと思う」と話しました。

福岡さんの「人間を見る」という土台は、入社当時に深夜のラジオ番組を担当していた経験から「タレントさんとの距離が近かったりするんで、そういうところで出演者がどういうことで嫌がって、どういうことを求めているかっていうことが、段々とわかるようになりました」とのこと。川田も「情熱大陸」を見ながら「ナレーションがラジオっぽいな」と思うことがあるそうですが、それには「“間”のせいかもしれない」と福岡さん。

2017年に放送した中で「まさにイノベーティブだった人は?」と、川田が質問すると、「前提として皆さんそうなんですけど…」と前置きしながらも、最近放送した落合陽一さんは印象に残っていると名前を挙げました。

「60個くらいのプロジェクトを同時に進行してるんですかね? やっぱり、ちょっと変態みたいな所があって…。オープニングのシーンでレトルトカレーをストローで吸うところから始まるんですけど、『この人やっぱり変態でよかった』と思って。社会と接点を持った変態って、すごく大事な存在だと思うんですよ」(福岡さん)

これは「本当は大したことはないのにイノベーターのフリをしている人」の見分け方としても重要だそうで、番組に起用するかどうか、どんな人に魅力を感じるかの基準は「どう社会と関わっているかっていう所じゃないですかね。本当の変態とか本当のイノベーターって、研究しすぎちゃって社会と接点を持たない人が、なかにはいるんじゃないかなと思いまして」と答えました。「一生懸命に社会と接点を持つことでいろいろな道が拓けていく」と福岡さんは考えているそうです。

ちなみに、川田が起用された決め手は「強さだけでなく、弱さが見えたこと」だとか。人間的であることも大事なようです。

福岡さんの話を聞いた川田は、これから「情熱大陸」に出演したい人へ向け、「社会との接点がちゃんとあって、弱さも見えて、時には冷たいカレーもすする変人さがある、と。それをまず参考にしてもらって(笑)」と伝えました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「INNOVATION WORLD」
放送日時:毎週金曜 22時-22時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/

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