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ソロアーティスト日食なつこが怒りをこめて作った曲

ソロアーティスト日食なつこが怒りをこめて作った曲

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「NITTOCHI LUNCHTIME AVENUE」。9月30日(土)のオンエアでは、シンガーソングライターの日食なつこさんをお迎えしました。

日食さんは、岩手県花巻出身。盛岡のライブハウスなどで活動したあと、2014年に上京しました。日食さんいわく、上京して良かったそうで、「岩手にいると自分のスイッチを切って曲を書き溜めて、東京に向かうときにスイッチをオンにするという感じなんですけど、東京にいると、ずっとスイッチがオンの状態になっていて、戦いっぱなしの状態になりますね。曲もアイデアも浮かびやすいです」と語りました。

そんな日食さんのミニアルバム「鸚鵡」(おうむ)が、9月27日(水)にリリースされました。まさに、ナビゲーター泣かせの名前です。

渡辺:平仮名や片仮名にしなかったのは、何か意味があるんですか?
日食:普通の表記から逸脱しようと思って。(「鸚鵡」って書いてあると)一瞬、止まるじゃないですか? その感じを作りたかったと思って。
渡辺:なるほど!「逸脱したい」っていう言い方が個性を表していますね(笑)。
山田:歌詞にもインパクトがあって、日食さんの声にも説得力があるんですけど、どういったところからインスピレーションを受けてますか?
日食:曲にもよるけど、日常的な“怒り”が多いです。楽しいことは過ぎ去ってしまうけど、怒りは翌日になっても残るんです。作詞・作曲はその“ストレス解消”として続けています。10年前もそうだったんで、その延長線上で自分の軸になってますね。

とのことでした。さっそくアルバムにも収録されている「レーテンシー」を聴いたところ、その迫力のある演奏に、渡辺は「やっぱり、少し怒ってますね。それがまた魅力的なところですが」と一言(笑)。

渡辺:曲を聴いて、歌詞カードを見て、もう一度咀嚼したい歌詞ですね。
日食:私の曲は、一度では歌詞が入りきれないと思うんです。そこを狙ってやっているところもあって、初めて聴いて「何を言ってるんだ!?」って思ってもらって…疑問があれば答えにたどり着きたくなると思うんです。
渡辺:アルバムに寄せたコメントの中で「この世界で5年目。自分のスタンスを変えるべき時期がきていました」って書いてあったんですけど。
日食:最近、第一戦で活躍している方にお会いすることが多くて、まわりの人間が無理ということでも「俺がやるって言ってるんだから、ついてこい」という人が多くて…。私はそういうスタンスでやったころがあったかな? と思い返したら、自分は、誰かが良い機会を持ってきてくれるのを待ってただけだと気付いたんです。そろそろ、自分から動いていくべきなんじゃないかと思って、自分自身の焦りとか怒りをこめました。

さらに、日食さんには東京の良い点についてお聞きしました。日食さんはよく食べるため、東京の飲食店の多さに感激しているそうです。「ハズレがないので、ガッツリと入れてガソリンにしています」とのこと。ただし、特盛も頼んでしまうため、何を食べるのかを、人に見られるのが恥ずかしいそうです。番組ではそのほか、アルバムに同封されている歌詞カードの文字のデザインが凝っていることについても触れました。

日食さんは、10月1日(日)17時から赤坂ブリッツで開催される「SONAR MUSIC LIVE Vol.2」に出演されるほか、11月には「日食なつこワンマンツアー『時差呆け矯正ツアー』」が始まります。どちらも楽しみですね!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「RADIO DONUTS」
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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