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あの人気デザイナーが子供の頃になりたかったものは?

あの人気デザイナーが子供の頃になりたかったものは?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「ACOUSTIC COUNTY」(ナビゲーター:坂倉アコ)のワンコーナー「Cosme Kitchen ORGANIC CONCIERGE」。今週は、画家・デザイナーの岸勇樹さんをお迎えしています。2月7日(火)のオンエアでは、その独自のイマジネーションの源についてお聞きしました。

たった一本のペンで非常に緻密な絵を描く岸さん。表現している世界は、都市と森、人と動物、宇宙と神話などがクロスオーバーする独特な想像力の世界です。

岸さんいわく、小さい時はファンタジーの世界を生きていて、幼稚園の時、将来なりたいものはカブトムシだったとか!

「鉛筆くらいの長さのヘアピンを頭の真ん中につけて、カブトムシは一口サイズのゼリーを食べるので、そのゼリーをお皿に置いて食べたり(笑)。あとは、ディズニーの『わんわん物語』を観たときは犬にすごくなりたいと思っていて、ベッドに穴を掘ったふりをして、『わんわん物語』の骨を埋めるシーンを真似して、お菓子で『アスパラガス』っていうのがあるんですけど、それを埋めたり…なりきっちゃう子でしたね」(岸さん、以下同)

そんな岸さんが、逆に子供の頃すごくイヤだったのは床屋さんだったそうです。それは30分間、鏡の前でじっと座っていないといけないから。

「その当時、僕は自分をカブトムシだと思っているのに、鏡に映る自分はカブトムシみたいな角も触角もないから、自分がカブトムシじゃないって気分になっちゃうのですごくイヤでした」

ファンタジーの世界に生きていた子供時代。その後、岸さんは東京理科大学理工学部建築学科を卒業しますが、これは「今思うと非常によかったな」と思うそうです。「一回、ファンタジーの世界と違う理系の分野を勉強し、自分のファンタジーの世界を論理的に他人に説明する方法を学べました。一般常識をまがりなりにも勉強して、そこからファンタジーに戻ったのはよかったと思います。じゃないと、多分、『虫が好きだから』で終わっちゃっていたと思います」

その緻密で独特なアートワークは、岸さんのオフィシャルサイトでも観ることができるので、ぜひご覧になってみてください。

8日(水)は、岸さんが生み出す物語についてのお話をお聞きします。どうぞお楽しみに。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「ACOUSTIC COUNTY」
放送日時:月・火・水・木曜 14時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/acoustic/

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